念願の地元の無量寺へ行ってきました
串本のお寺でもあり 円山応挙・長沢芦雪ほかの水墨画を展示している小さな美術
館でもあります。この 長沢芦雪の『虎図』は虎ファンでもある私の憧れでもあり
ます。それなのに いままで一度も鑑賞に訪れなかったのは地元・・といういつで
も行ける・・って気持ちでしょうね。でも お正月なら観光客も多いし紛れて
観に行こうと思ったんです。最初 展示館に入って カメラで撮影!するつもりが
あちこちに「撮影禁止」と書かれていたので「ふぇ~ん。残念」と思っていたら
係りの人が「これはコピーです。本物はあちらの収蔵庫にありますから あとで
どうぞ」と言ってくれたので「コピーでもカメラはだめなのか?地元紙に小学生が
学習しにきたって 写真入で写っていたのは、あれは撮影じゃないのかぁ?」など
と 小さく心の中で叫んでみたのですがね。。。
でも この「虎」はもしかしたら顔が優しいし 爪が猫っぽいから実際には見て
描いたのではないかもしれない・・ということを 昨年のNHKの番組で言ってま
した。4枚の襖絵ですから私なんか これが枕元にあったらうなされて眠れません
ね。
『虎図』と対面する襖絵が『龍図』。斜めになってすみません。この2枚は
ここで販売されている一枚100円の絵はがきなんです。色々紹介した冊子も
ありましたが それは誰かが購入するのに残しておきました()
それを スキャンしてみたのですがなぜかなんどやっても『龍図』がこんなに
斜めになってしまうのです。『虎図』と同じに置いてもです。。
これは龍なだけに じっとしていられないのか はたまた心根が悪い私を戒めて
下さっているのか・・新年早々¨超不気味¨な出来事です。
『龍図」のほうが迫力があるように思いましたが どうでしょうか?私はこの他
の仔犬が遊ぶ絵も紹介したかったのですが 絵はがきはなく実物も墨が薄くなって
いて残念・・。でも NHKの番組でもカメラが入っていたんですけどそれは特別
なんですね。受付のかたが「どこからいらっしゃったんですか?」と聞いてきたの
で つい「あ、町内です○○(地名)」と答えたら「えッ!」と驚かれていました
それは 町内から観にくるのが珍しいってことですかぁ記名帳には
京都、大阪など書かれていましたから記名も 町民は控えておきました(へへ)
観てきたその日に 書けばよかったと今思っています・・・感動が薄れてしまって
います・・でも また行くのはやはり・・・。他に応挙、若沖、探幽なども展示し
ています。
初めましてだったでしょうか?挨拶したことあったかな・・・?記憶があやふやですみません。
こちらには初めて書き込みさせてもらいます。
昨年もちょくちょく覗かせていただいていたのですが、コメントは控えていました。今年は思い切ってコメント残させていただこうと思っています。
よろしくお願いします┏○ ペコ
私は辰年のせいかものすごく龍が好きなんですよ。しかも虎も大好き!この襖絵、ぜひ生で見てみたくなりました。写真でも迫力は伝わってきますね。
龍図が斜めに・・・・・この龍、ご機嫌斜めだったんですね( ´艸`)ムププ
ありがとうございます、コメントを頂けるなんて嬉しいです、 蝶子さんはドラゴンズF?ピクパズでオコジョさんと日本一を競っていませんでした?え?きょうこさんだったけ・・私も記憶があやふやでして
龍が好きなんて聞くと、たしかドラ×ハム談義を誰かとしたこと思い出すんです。
一度 無量寺で生『龍図』をご覧下さい。斜めになっていませんから 迫力ありますよ。
つまらない内容の日もありますが またコメントをもらえれば嬉しいです。ありがとうございました。
無量寺の宝物館は行ったことがありません。何時でも行けると思っていたのですが・・・。結局行かず終いでした。掲載されている写真を見て、行ってみようと思いました。
無量寺は葬式で何回と無く行ったことはあります。それと、殆どのお墓には何時も花が供えられていて、串本の方は信仰心が厚いと感心していました。
虎か猫かの話は、昔の日本絵画ではよく言われますね。実物を知らないと言われると確かにそうですが、写真を見ると、矢張り猫ではなくて、虎に近いです。
では
ただ 入館料が1000円には 田舎のお母さんとしては「どッひゃ~!1000円も・・」でしたので
都会の美術館では もっとするんでしょうね。いかに普段芸術に触れ合わない生活を送っているか。。なぜか自分にご褒美として 鑑賞してきました。
さいらさんも時間ができればどうぞ無量寺に龍虎と対面しに来てくらんし。
今年もよろしくお願いします。
それかスキャンするのに蓋を閉めるようなら
それをすると滑ってはがきが動いてしまうか。。
話は違いますが以前、片岡鶴太郎が描いた
龍がものすごい迫力でしたっけ。。
片岡鶴太郎が描いた龍はみたことがないけど でも想像できますね。鶴ちゃんも「マッチで~す!」なんてやっていたのに 画伯になっちゃって。。ジミーちゃんもあいかわらず「デヘ デヘ」とやってるけど個性的な絵を描きますもんね・・・ジミー大西画伯のお父さんは串本町の生まれです。彼らのような腕が私も欲しいな。。。(無理無理)
その中で写真の虎の話が出ていました。
解説者というか案内人が仰るには
あの絵は
「虎に似せた猫」を描いているとのことでした。
色んな見方があると感心しました。
正確に書かなければいけないのに、おまけに乱暴な書き方で反省しています。番組中にでてきた矢倉甚平衛さん所有の くじらの背中・・云々の絵をもう一度みたかったです。
絵の下の部分の黒いところが「クジラの背中」でしたよね。そう言われると、漁労船の小ささと対比して、如何にも「クジラ」が大きい生き物であることがよく分かります。
この絵を見て、江戸時代の「浮世絵」を思い出しました。当時は、遊び心からか、「図案化」するのが流行っていたのでしょうか?
なんて分かった様なことを言って・・・。
最初の印象が「うわ!花札?」と思ってしまった私です。もう 的確に表しすぎですね、江戸時代の人には
身の回りに そう大きなものがないからクジラの大きさは実際より大きく描いて表したんでしょうね。