5日の朝、フジテレビの『めざましテレビ』を見ていた。いろんなコーナーがありそれぞれ
フジテレビらしい、やけに芸能人に馴れ馴れしく、スポーツ選手はすぐに局をあげての自分
のモノ的な扱いぶりなのだが、なかなかいいところに目をつけたな!と思っていたコーナー
に『ムダ調』があったのだが・・・・。始まった頃はあの「事業仕分け」ブームに乗るよう
な行政や自治体のいらんやろ、と思うハコモノや意味不明のオブジェなどを取材し、それが
作られたいきさつを調べ、「そういうことで作られ、地域の人の役に立つものでした」と
視聴者に報告していたのだ。しかし、この日は私の(あくまでも私の)気分のよいものでは
なかったのだ。「あ!串本」画面には和歌山県串本町と書かれている
ので、おとうさんと「いったいどこにムダなモノが作られているの?」とドキドキしたのだ
そこに映し出されたのは『津波避難タワー』、町民なら誰でもその意味と必要性が理解でき
ているものだと、私は思っていたので「絶対、観光客がこれをみて何やらわからんムダな建
造物として、このコーナーに投書したんや」と口走っていた。町内に三か所ある避難タワー
は起こるであろう南海・東南海地震に備えての防災タワーだ。ナレーターは「民家の密集地
に建つ登ることのできない大きな建造物は一体何か?」と三か所のタワーを映し出す。
そして、町民の一人に「これは何か?」と聞き「津波の時のタワー」という返事をもらうの
だけど、「必要なのか?」とコンビニ前にたむろしている中高校生に聞くと「必要ない」
「ふだん上がることのできないタワーは無駄。夜、星を見るのに使うといい」「上がって
バーベキューしたらいい」とか、おいおい、この町内の教育関係者は本当に防災教育をして
いるのか教育委員会に電話をしたい。テレビでは「辺りに見えるのは民家の屋根だけ。火の
見櫓では?」取材方法は疑問点を先にド~ンと出すので、知らない人が見たらまさにムダな
モノに映るのでしょうね。挙句の果てに、スタッフが町のおばさんが「階段で運動できたら
いい」と言った一言で、30分間下から上まで駆け上がり、くだってくることを早送りでや
り、200キロカロリー近い消費だと、これは厚労省が大人が消費する運動量に匹敵すると
喋っていた。オチに「これは地震の時の避難タワーで町内三か所設置され、ふだんは
自由に上がれないようにしている」で終わりだ。キャスターの大塚アナが「地震の時の避難
タワーですからね。ゴニョゴニョ(聞きとれない。最近 発音がこもる)」それにしても
町の男性が「いらんいらん、その時は山に逃げる」と言い切った。彼なら逃げられるでしょ
うが、俊敏に動けないお年寄りや小さな子供を連れてとりあえずさきにここに・・という人
もいるのだ。それより階段を半時間駆け上がること自体、ムダではないか?
串本町ではこのような『地震ハザードマップ』を各家庭に配布している。というのも昭和の
南海地震の時には町内で津波により犠牲者が出ている。袋地区や田並地区では子供が流され
たと言う話を聞かされたことがある。袋の国道沿いの山の斜面にはその時の津波の高さを
書いているし、いざという時は近所に声かけをし、高台に避難するという連絡網もしっかり
作っている。町内各区ではそれぞれその時のための緊急備品を備蓄しているのだが、どうも
若い世代には浸透されずのようだ。役場の職員や町長がこの番組を見ていてくれたら、と
思うのだけどね。我が家は井戸があるのでその時は協力するようになっている。
『地震ハザードマップ』にはいざという時の公的機関の連絡先や、地震への備えなどのほか
に「揺れやすさ」が震度別に色分けされ、町内を分けているんだけど人家のあるところは
震度7ですべてオレンジ色に、もちろん我が家もオレンジ色。まぁ、震度7なら容赦なし!
やけどね。今回の『津波避難タワー』はちゃんと記されていました。
我が家に『串本町 暮らしのページ』という冊子がありまして、これは地図のゼンリンが
製作したもので「暮らし情報マガジン」とあるので配布されたものでしょう、役場の窓口案
内や観光・名所、町内・周辺地図とともに災害時避難場所の載っているというので見てみま
したが、和深から田原までの避難所・避難施設案内図は小さい字と番号で地図にびっしり
書かれてはいるものの、『津波避難タワー』は書かれていません。なぜ?タダの印刷物だか
ら?
この冊子に協賛したお店や施設、医院などもばっちし掲載されています。
私も『津波避難タワー』について記事にしたので、ついつい『めざましテレビ』に噛みつい
てしまったけど、今回の『ムダ調』は串本のほかにもどこかの「桃太郎神社」に置かれてい
るピンク色の鬼の遊具がムダ・・・という、あまりスタッフが考えないで取材したらしい
映像もあり、これって神社の設備だからいいんじゃないの?と首をかしげるものも。投書し
た人が出てこず、一方的にムダと言われるのはどうもおかしな感じに思うのだが・・・・。
津波避難タワー
2008年1月13~15日
フジテレビらしい、やけに芸能人に馴れ馴れしく、スポーツ選手はすぐに局をあげての自分
のモノ的な扱いぶりなのだが、なかなかいいところに目をつけたな!と思っていたコーナー
に『ムダ調』があったのだが・・・・。始まった頃はあの「事業仕分け」ブームに乗るよう
な行政や自治体のいらんやろ、と思うハコモノや意味不明のオブジェなどを取材し、それが
作られたいきさつを調べ、「そういうことで作られ、地域の人の役に立つものでした」と
視聴者に報告していたのだ。しかし、この日は私の(あくまでも私の)気分のよいものでは
なかったのだ。「あ!串本」画面には和歌山県串本町と書かれている
ので、おとうさんと「いったいどこにムダなモノが作られているの?」とドキドキしたのだ
そこに映し出されたのは『津波避難タワー』、町民なら誰でもその意味と必要性が理解でき
ているものだと、私は思っていたので「絶対、観光客がこれをみて何やらわからんムダな建
造物として、このコーナーに投書したんや」と口走っていた。町内に三か所ある避難タワー
は起こるであろう南海・東南海地震に備えての防災タワーだ。ナレーターは「民家の密集地
に建つ登ることのできない大きな建造物は一体何か?」と三か所のタワーを映し出す。
そして、町民の一人に「これは何か?」と聞き「津波の時のタワー」という返事をもらうの
だけど、「必要なのか?」とコンビニ前にたむろしている中高校生に聞くと「必要ない」
「ふだん上がることのできないタワーは無駄。夜、星を見るのに使うといい」「上がって
バーベキューしたらいい」とか、おいおい、この町内の教育関係者は本当に防災教育をして
いるのか教育委員会に電話をしたい。テレビでは「辺りに見えるのは民家の屋根だけ。火の
見櫓では?」取材方法は疑問点を先にド~ンと出すので、知らない人が見たらまさにムダな
モノに映るのでしょうね。挙句の果てに、スタッフが町のおばさんが「階段で運動できたら
いい」と言った一言で、30分間下から上まで駆け上がり、くだってくることを早送りでや
り、200キロカロリー近い消費だと、これは厚労省が大人が消費する運動量に匹敵すると
喋っていた。オチに「これは地震の時の避難タワーで町内三か所設置され、ふだんは
自由に上がれないようにしている」で終わりだ。キャスターの大塚アナが「地震の時の避難
タワーですからね。ゴニョゴニョ(聞きとれない。最近 発音がこもる)」それにしても
町の男性が「いらんいらん、その時は山に逃げる」と言い切った。彼なら逃げられるでしょ
うが、俊敏に動けないお年寄りや小さな子供を連れてとりあえずさきにここに・・という人
もいるのだ。それより階段を半時間駆け上がること自体、ムダではないか?
串本町ではこのような『地震ハザードマップ』を各家庭に配布している。というのも昭和の
南海地震の時には町内で津波により犠牲者が出ている。袋地区や田並地区では子供が流され
たと言う話を聞かされたことがある。袋の国道沿いの山の斜面にはその時の津波の高さを
書いているし、いざという時は近所に声かけをし、高台に避難するという連絡網もしっかり
作っている。町内各区ではそれぞれその時のための緊急備品を備蓄しているのだが、どうも
若い世代には浸透されずのようだ。役場の職員や町長がこの番組を見ていてくれたら、と
思うのだけどね。我が家は井戸があるのでその時は協力するようになっている。
『地震ハザードマップ』にはいざという時の公的機関の連絡先や、地震への備えなどのほか
に「揺れやすさ」が震度別に色分けされ、町内を分けているんだけど人家のあるところは
震度7ですべてオレンジ色に、もちろん我が家もオレンジ色。まぁ、震度7なら容赦なし!
やけどね。今回の『津波避難タワー』はちゃんと記されていました。
我が家に『串本町 暮らしのページ』という冊子がありまして、これは地図のゼンリンが
製作したもので「暮らし情報マガジン」とあるので配布されたものでしょう、役場の窓口案
内や観光・名所、町内・周辺地図とともに災害時避難場所の載っているというので見てみま
したが、和深から田原までの避難所・避難施設案内図は小さい字と番号で地図にびっしり
書かれてはいるものの、『津波避難タワー』は書かれていません。なぜ?タダの印刷物だか
ら?
この冊子に協賛したお店や施設、医院などもばっちし掲載されています。
私も『津波避難タワー』について記事にしたので、ついつい『めざましテレビ』に噛みつい
てしまったけど、今回の『ムダ調』は串本のほかにもどこかの「桃太郎神社」に置かれてい
るピンク色の鬼の遊具がムダ・・・という、あまりスタッフが考えないで取材したらしい
映像もあり、これって神社の設備だからいいんじゃないの?と首をかしげるものも。投書し
た人が出てこず、一方的にムダと言われるのはどうもおかしな感じに思うのだが・・・・。
津波避難タワー
2008年1月13~15日
塩米水薬金防災。
百年に一度、二百年に一度、という災害や飢饉は、お爺さんとひ孫の世代には必ず経験する血筋が途絶える危機が訪れる。
家庭や企業で準備できないようなインフラや備蓄を政府(昔ならお上)が備えて、民族を守る努力をするのです。
民主党は口蹄疫の備えを仕分けして、宮崎に口蹄疫が発生した時は消毒剤の手配もせず放置しました。
民間の薬品会社が頑張ったりと、無政府状態の中を頑張りました。
地震の対応はすぐに必要なものと、長期に渡り必要なものがあります。
民主党に任せておけば、立ち直れるものも滅びてしまいます。
相続人がいても日本の役所は積極的に探しません。
戸籍も亡くなった人のは、存在そのものを消してしまうのが今の戸籍法です。
生きている相続人を探せない戸籍は、戸籍の価値を無くしています。
戸籍でも、新帰化人の子や孫であることが証明出来なくなるのが真の目的でしょう。
この現状で、大地震の半年一年数年後に、いつの間にか外国人が偽造書類で所有者になっている不動産が多数出るでしょう。
お爺さんとひ孫の顔の見える近い世代で、
血筋が途絶えるような危機が必ず訪れるということを言っています。
それを、民主党は、無駄と切り捨てました。
日本人に、死ね!滅びろ!と、死刑を言い渡したのと同じです。
今回の大地震・大津波の報道を観ていて身の毛もよだつという思いをたくさんの人が感じたことはたしかです。一日二日と日が経つにつれ、この災害は防げることはできずとも(天災ですから)、もう少しなんとか対策をしておかなかったのかとも思いました。それは防災もそうですが起こるであろうといいながら、そのための研究などです。政治家もその筋の解説者もみな口をそろえて「想像以上の出来事で」と言います。だけど、国民の生命・財産を守るというならそれこそ『想像以上の研究』をしておいてほしいのです。そして『想像以上の防災』です。
民主党は素晴らしい(と当時は思えた)数々の政策を手品のシルクハットの中から出し、それはまさに手品のように国民の目をくらまし、バラ色の日本に見せかけた気がします。あれよあれよというまに、国土を近隣国に献上したいと心で思っている政治家が本性をあらわしたり、お金を渡せば若い夫婦は次の選挙に投票してくれるとか、新しいものをやりたがる政党のようでもあります。日本がここまで発展できたのは地道な努力と上を目指したいという、向上心があった多くの国民のおかげです。自由に政府批判もでき、自分の頑張りで富を得ることも、自由な信仰もできる、それが日本だと思います。そしてできなければ「できませんでした」と頭を下げることもできたのが日本人だったはず。
この大惨事をカンさんは絶好の起死回生と捉えています。ただ、カンさん!あなたの眠そうな目を見ていると今度は手品師を転じて催眠術師に催眠術にかけられそうな気がします。またなにかたくらんでいるのでは・・と、だまされないぞ!