こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

潮岬灯台へ

2009-08-21 05:30:08 | 和歌山県
 19日、次男君と歯医者さんへ行く。この先生は急にお休みにすることが多いの

で前もって電話で診察してもらえるか確認。開院しているというので出かけたのだ

が、ドアを開けたら「すみません、先生急用ができて休診になりました」と受付の

女の子が言います。やっぱり!!じつは義母からこの先生は水曜日に休むことが多

い・・・ということを聞いていたのだ。明日は開院すると言うので明日来ます、と

言って「さてとどうする?」次男君とお昼までは歯医者・・という予定なので、

彼の運転練習をかねて まずは大島に行くことにしました。彼は自分が運転して

大島に渡ったことがないと言うから走らせたけど、まったくなんにもないので潮岬

に行って、ついでに灯台に上がってこよう・・・です。朝の9時過ぎ、天候は晴れ

真っ青な空と少し波があるかな?という海。前に長男君と来た時は春だったか冬だ

ったか・・。私がボリュームアップしたのか心持ち、灯台に上がる小さい階段が

窮屈だ・・・。灯台のテラスに出る時はさすがに、上がるんじゃなかった・・と

思うくらいこの日は風が強い。



 下を見ると歩けなくなるのでひたすら、遠くの海を眺めることに。津波が起きた

らこの水平線からやってくるのか・・・。



 テラスの囲いにカメラを乗せてシャッターを切る・・海の色がきれいだ。風があ

るほうがいいのか?袋地区の沖に小さなヨットも見えた。漁船はもう港に戻ったの

か近くには無くて、磯釣りの渡船が停泊していた。このあたりならなにが釣れるの

か・・・



 テラスをぐるりと回って下を見たら、岩場に釣り人が・・一人。この暑い中、楽

しいのか?ホラ、真ん中の岩の先に男が一人・・・。ぼんくらさんではなさそうで

す。上の写真の先端の岩の下のほうにも人がいます、ここは船で渡してもらったの

でしょうね。日焼けとか、顔が痛くないのかしら・・




 風が強いし、他に人も上がってこないし下りることにしました。恐怖の階段を

黙々と下りて地上に着いたら、こんな立て札を発見。

 腰掛けたイラストがかわいいやん・・・カメラに収めていたら次男君

「そんなんまで撮るわけ?」と・・・。「ネタよネタ」 このときやっと観光客風

なおじいちゃんと娘・孫がやってきましたが、なぜか孫の手には浮き袋が。

まさかこの下の岩場に泳ぎに行くのか?泳げそうなところは見当たらないんだけど

泳いだって足とか岩で、切りそうじゃん・・・





 
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サントリー・オールドの・・・

2009-08-19 05:36:44 | いろいろ



どうやらこれも公開不可となるようです。あのメロディ、ボンボン

シュビシュビズバン・・・・という音楽が流れてるんですが・・。

17・18日と次男君が社会福祉協議会にボランティアで介護の体験学習に行き

ました。初めてのことで手間取ったようですが何とか二日間無事に終えました。

デイサービスを利用している利用者さんの話し相手とか、入浴後の髪を乾かすとか

の体験をしたようです。比較的元気な方が多かったようでその方から頂いたもので

す。最初見たときは「オールドのミニチュア版か」としか思わなかったのですが

次男君が「これ音が鳴るんや」というので鳴らしてもらってビックリ!懐かしいメ

ロディが流れました。今の次男君たちにはウイスキーはピンとこないようですが、

私の学生時代はチューハイとかなくてウイスキーをコーラで割ったものコークハイ

が飲む!という場面で占めていたように思います。



 学生時代 寮に入っていましたが女子寮といえども深夜には一つの部屋に集合し

てこっそり飲むこともありました。それは部屋の先輩が開催してくれるのですから

不参加というわけにもいきません(笑)。もちろん、寮内で酒盛りなんてことは

禁止ですよ。そこをばれないように各自準備しまして、宴会の真似事のようなこと

をしたのです。そのときにこのサントリー・オールド、ダルマと呼んでいたような

記憶がありますが出てくるのです。コーラで割って飲みましたが、私はあまり好き

ではありません。ウイスキー自体好きではなかったのだと思います。

 寮生の同級生達はそれまでお酒を飲むことがなかったらしく、かといって私もそ

んなに高校時代飲んでいたわけではない・・。ただ、3年生の体育祭の打ち上げで

気の合ったクラスメイト数人で個人のお宅でと、文化祭の打ち上げで同じメンバー

でそれも個人宅に呼ばれたことぐらいだった。そのときもダルマでコークハイだ。

 何度も言うけど、自分から進んで開催したわけではないのだ。呼ばれて行くとい

うパターンね。その体験があったので寮内でケロッと飲んだ私は、いつの間にか

ウワバミと言われました。数年前はウイスキーが焼酎に押されている・・と言う記

事がありましたが、いままたハイボールというのが流行っているそうですね。

 先日亡くなった女優大原麗子サンの「すこし愛して なが~く愛して」のCMも

ウイスキーでしたね、ウイスキーは大人が飲むもの・・と私は思っていたのですが

高校時代に隠れて飲んだ時は、未成年がお酒を飲んだそれも禁断のウイスキーを・

とヒジョーにドキドキしました。この間の同窓会でも修学旅行中他のクラスでは

部屋で酒盛りをやっていた話で涌いたのですが、このときは私は飲んでません。

 大学生の時は 働いていた友達のところに泊まりに行く時に酒屋さんでダルマを

買ったのですが、小さいボトルでも結構値段がしたのを覚えています。結局それは

寮には持って帰らず、その友達のところで預ってもらいましたが・・・。
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同窓会!

2009-08-18 06:08:37 | いろいろ


8月14日 幼・小・中学校時代の同窓会がありました。田舎の学校ですから今で

いう少人数状態の一学年一クラス、24人前後です。全員揃うと23人だけどこの

日は8人。まぁ本当は今年のお正月にという話が、設定が急すぎて場所の確保や

人集めが進まず、お盆ということになってしまい、それも7月末に連絡が来たので

しかたありません。日にちも13日、14日と揺れにゆれ時間も夜か昼間か・・

あのぅ女子はそれぞれ家庭があるので、お盆なんて忙しいんだけど・・。準備に

回ることはできず顔出し程度に・・なんて思いながら、この日は暑かったので

午後から迷っていたら電話がかかってきまして・・。行けば楽しいのはわかってい

るけど、その気持ちになるまで時間がかかる今日この頃。

集合場所は区民センターの一室。

左からTちゃん わざわざ電話をかけてきてくれたんだけど昔からちょっと苦手な

       人です。

   Kさん  Kさんというのは本名ではなく、中学時代に西向中学の男子バレー

       部にそっくりな人がいてそれからその部員の名前で呼んでいます。

        年に数回メールで連絡をくれます。

   女子M  しっかり者のM。私が最初に連絡を取るのはこの人です。       
       
       昔から個人的にお世話になっています・・悩み事相談員?

 女子Iちゃん  中学3年はじめに ロスに移住してのちに帰国。もうお孫ちゃ

        んがいます。

  女子ちのと  私ですがもちろん「ちのと」とは呼ばれていません。

    Kさん   私とは家が近いので子供の頃はよく遊びました。高校も一緒

         でしたが、その頃は話をしなくなりました。

   Sちゃん  地元に残っています。私の長男君と彼の長男君も同級生です。

   Tちゃん  昔からおとなしかった人ですが、和高専に進学したため滅多に

         会うことがなかった。


で、今回はカメラ持参が私とIちゃんだけだったので、写真係?かな。出席した人

だけにプリントして送ろうと思うけど、前回の住所録でいいのか心配なのでKさん

に聞き合わせ中。昨年私は学生時代の寮の同窓会に出ましたが、そのときも楽しか

った、楽しかったけど会話が今現在の生活の話ばかりで、自慢っぽいことが多くそ

れがとても残念だった。そこでは私が専業主婦ってことで何も言われなかったけど

今回はチクリと言われかけ凹みかかりました。が、それも幼馴染のゆえんでしょう

 今回は串本高校出身がほとんどだったので、なにやら昔のコイバナやらというか

みんな片思いで終わった連中ばかりで話は盛り上がったんですが、高校の修学旅行

での事件から旅行後の謹慎くらった話やら、中学時代に流行った『こっくりさん』

の占いでは「おれは39歳で死ぬはずやった」とか「ノストラダムスの予言どおり

になって今生きているとは考えなかった」とかどれもこれも男子の話は 微笑まし

い。女子は『こっくりさん』をやっても信じなかったしぃ~。忘れ物をして職員室

前に立たされ、頭を叩かれたとか両耳を引っぱられた・・とか今なら大問題になる

ことがあったこと、もう笑い話爆笑話です。同窓会は行かないと次回には行きづら

くなるので行ける間は行くべきものと思う。出席者が少ないので次が十年後なら

生きてないと言う男子もいるので 来年のお正月に再同窓会を開くことになったわ

けで、人数が多すぎても前回のようにグループになってしまうのが問題だけどね。

 中学卒業してそれぞれいろんな人生を送っているけど、田舎に帰れば集まりたが

る・・・。男子のほとんどが京阪神で住んでいるので向こうでも会うこともあるよ

うです。そして口をそろえて言うのです。年をとったら帰ってきたいって。

私は街に住みたいんだけど・・・住んでいたらやはり田舎に帰りたくなるのかな。


      
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読書!

2009-08-17 05:46:16 | 読書


 夏休みももう終わりに近い。児童・生徒・学生時代なら私は非常に困っていた。

大人になると それも子供が宿題という荷物を持ってこないようになると楽だ。

児童・生徒時代なら読書感想文なら苦にはならなかったけど・・。大人になると

本は好みで読めるわ、感想文は書かなくていいわでいいのだけど、今回は読むのに

時間がかかった。難しいわけでも、前の『すきま』のようにグロいものでもないの

だけど、こっちが『絶望』気分になってしまったので途中休んでしまった。

 たしかに憎いヤツを殺してください・・・いや、あんなヤツ死んでしまったらい

いのに・・なんて思うことは誰だってある。あるけど実際願いが叶うことはまぁな

い。恨みが募ってワラ人形なんてことをする人は、そういない。そこまで思いつめ

るあいだに そう思うことがアホらしく思えてくるもう一人の自分がいるからでそ

れが成長していく姿なんで、主人公のようにただ毎日毎日いじめてくる相手を石に

むかって願い、その感情を日記に書くのはクライ奴だと思う。石といってもちゃん

と『オイネギプト様』と呼ばなくちゃいけないのだけど。この本は新聞の広告で

おもしろそうだな・・と買ったわけで、マンガの『デス・ノート』みたいな名前を

書けば死んでいくのかなぁ・・と思ったけどちょっと違っていてサスペンス?みた

いな・・。ほとんどが主人公 照音(しょおん)の感情が日記に表された内容で

おいおい最後までこの調子かい・・と思ったところでジワジワと方向が変わってい

く。途中で長い休みを入れたせいか、一気に読み終えたらもっと感想があったかも

でも写真の石は『オイネギプト』様ってこんな感じの石かなと思える。最後には

人をおちょくっていると痛い目に遭う・・んだぞ!ということでおしまい。



で、本の撮影をと思いついでにカバーを取ってみたら、懐かしいノートが・・・。

こんな分厚いノートだと途中で飽きてきます。昔こんな愛想のないノートは嫌いな

教科用にしました。だからノートも嫌いだし、教科も嫌いで私は英語はサッパリで

す。運動会とかの入賞で貰うのもこんなヤツだったし。でも私もこのノートが懐か

しく思えるようになるというのは、そこそこ年がいってきた証拠かも。
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清掃!

2009-08-13 06:06:09 | 我が家
一昨日、お寺の清掃に出かけました。早朝です・・。ふだんも地区内のなかの地区

に月一くらいで清掃が回ってくるのかもしれない。今まで参加したことないからさ

・・・というのも、『忠霊塔』の清掃だから家に戦死者のある人が清掃をしにいく

のだ。今回は私の地区がちょうどお盆の月に当ったわけで、いつもはおばあちゃん

が行っていたんだけど、実家の方に回っておきたい初盆の家があるので私に行って

来るように指令が下ったのだ。我が家の戦死者はおじいちゃんのお兄さん、私の

おじさんだ。掃除に参加する人の中には戦死者がだんなさんだったり、兄弟だった

りでこの『忠霊塔』を建立したときは それぞれ地区内に清掃に参加する家族も

多かったそうだが、いまはだんなさんを祀っている人でも90歳を超え、兄弟で

80歳超えがほとんど。父親を亡くした人とか、私なんかいっちばん年が下だ。

揃った人数は7人。お寺の境内全部をするわけではないからそう重労働でもないけ

どね。

 カメラを持っていかなかったので様子がわからないけど、塔に『忠霊塔』としか

書かれていないのでシンプルだった。前日は台風の雨で地面も湿っていて草を引く

には楽勝だし、心配して腰に吊り下げた蚊取り線香もそれなりに効果があったのか

やぶ蚊攻撃もなく、きっちり一時間清掃にまい進しました。ただ雨の後だから槙の

落ち葉がコンクリートに引っ付いて掃きにくい。忠霊塔に被さるように桜が植えら

れ、春のころにはさぞきれいだろうと言ったら、老人会が忠霊塔の前で花見をする

という。故人をしのび花見かぁ・・・。清掃も終わりになって塔の後ろの山に接し

たところの雑草を引きにかかったら、どうもカレー臭が(加齢臭ではないよ)。

 中学生の時、校舎が山を背に建っていてトイレも渡り廊下を渡って山の下に行く

場所だったのでそのすのこ状の渡り板のあたりで、同じような臭いを嗅いだ。

教師からも先輩からもそれはハビ(マムシ)の臭いだと教えられた。昔はよくその

すのこ板のあたりにハビがいたそうだ。たしかに、冬には嗅いだことがなかったか

ら・・・誰も噛まれずによかったわぁ。

「ハビの臭いがする?」と側にいたおばさんに聞くと「噛まれたらあかんからやめ

とこか」となった。雨上がりやし暑い日には涼しいところで涼むっていうし。

 全身汗を流してちょっと爽快感・・・自転車を漕いで帰りました。私のおじさん

気がついてくれたかしらん・・・
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集団!

2009-08-11 05:21:14 | 和歌山県
次男君が帰省し、最初のこげの散歩のときのこと。もうすぐコースの半分というと

ころまで来ました。30mほど先を横切る何か黒いもの・・物体だな。こげより大

きいか同じくらいのモノが走って左手のヒノキ林に走って行きました。

「あー、なんなん?いまなんか走った。クマや!クマみたいなものが・・・あー、

 また走っていく、えー、また来た!!」最初の二匹は黒い毛に覆われたモノで

まだクマのようにしか見えなかったけど、三匹めで毛の色が薄くそれがサルだとわ

かったのでした。次男君とこげは走りこんだ林を見ていますが、私は走って来た方

に注目していたので、それらが右手の高台の畑から小さな橋を渡って道を横切って

行くのを見たのです。次から次と同じような間隔で、大きいのもあれば子ザルも

私たちとこげを見ないように走って行くのです、数えてみると6匹。いやぁ最初の

サルはホント、こぐまがひょこひょこ走るような格好です。



 そして私はこのときに見てはいけないものを見たような、なんと言っていいのか

わからないものを見てしまいました。今思えばかわいそうなのだけど、そのときは

マジ恐怖のような、パニックでした。数匹のサルの後に道を横切ったのは地肌が見

えた、体毛がまだらのようなというか最初に目に入った姿に私は「白いサル!」

「白いサルや!」と叫んでいました。



そのサルは林に飛び込んでいったサルの中で一番大きかった。ボスザル?老サル?



 なんでこんなところでサルの移動?か・・・と右手の畑を見るとなにやら今度は

畑の中でも動いています。今度も大きな茶色いウマ?ではなくてシカ。しかもシカ

はこれまでで最も多い数、5,6頭はいます。むしゃむしゃ草を食べていますが

その周りにはサルが群れています。すぐ側で同じように草をひっぱりながら、こち

らを警戒しています。なんでこんな日に限ってカメラを持っていないんだ!!



 林に飛び込んでいったサルは私たちの注意を引こうとするのか、川向こうの仲間

に橋を渡るな!と警告を送るのか鳴き叫んでいます。逆に畑の方にいるサルたちの

数匹が木に登ってこれもまた 木を揺すり鳴き声をあげています。シカはこげを

見つけたのか、山の中に入っていこうとしています。私たちは左右のサルとシカの

集団にポカ~ンとしていたら、奥の道からこの近所のお婆さんがやって来て何をし

ているのかと聞くので、サルがここを渡って走って行った、その中に禿げたサルが

いた、今も反対側にサルとシカがいる・・・というと、「こんな昼間に出てくるの

にはかなわんなぁ。今朝の新聞にサルの間で、毛が抜けていく病気が流行っている

んやと載っていたで」というではないですか。じゃぁあれは病気のサルなのか?

 両方合わせてもサルの数は30はいたと思う。もし、あっちのほうがその気にな

って襲ってきたら・・と思うとチョー怖い。サルの牙はとんがってるし、雑食性や

し・・・。カメラで撮影できなかったのだから迫力に欠けたなぁ・・・
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紀伊勝浦駅で

2009-08-10 08:41:22 | 和歌山県
 台風がやってきている・・・きのうから雨が降ったりやんだり。また梅雨に戻っ

た感じで畳が湿気を帯びたような足の裏が気持ち悪い。

 ブログもネタが切れ困っていたのだけど、先日、あぁもう先週の話になってしま

ったけど次男君が愛知から帰ってきました。串本までは直で帰ることはできないの

で、紀伊勝浦駅まで迎えに行きました。はじめは夕方5時過ぎに着くので私が迎え

に行き、仕事が終わったおとうさんと串本で落ち合って夕食を食べて帰る・・・

はずが、次男君が寝坊し夜8時半頃に着く電車に変更してしまった。となると、

おとうさんが一旦帰宅して夕食を終え、勝浦に向かうにはきついので串本で夕食を

2人で食べて、ぶらぶら時間を潰し勝浦に行くことにした。

 串本を7時半に出てゆっくり走って行っても8時過ぎに勝浦駅に着いてしまった

勝浦駅前はそれはもう 昔のような歓楽街という姿はなく駅前アーケードも外灯だ

けでお店のほぼすべてがシャッターを下ろし、人影もない。客待ちのタクシーが

止まっているだけで、これならまだ串本駅前のほうがひっきりなしに車の通行があ

る。次男君にメールを打って位置確認をするとまだ尾鷲市をでたところだというし

電車も遅れているとのこと。また時間を潰さなくてはいけません。駅の階段下まで

来て、足湯があるのを発見、発見といっても前に何度も来て知っていたのだけど

いつもは日中でバスから降りた観光客の人が足湯を利用してしるので、やったこと

はない。周りに人がいないことを確認して足湯を利用することにしました。

「タオルは持ってないけどハンカチなら2枚ある」と言い聞かせ(誰に)、薄暗い

足湯ベンチに腰を下ろした。



 朝6時から夜8時まで使用できるらしい。まさかこんな夜に足湯を使う人もいな

いだろうな・・もう少し熱くてもいいかなと思うけど、疲れた足にはこれが気持ち

いいのかもしれない。私がずっと気持ちいいわと言うので見ていたおとうさんも

足湯に入ることにした。足湯って意外と気持ちのいいもんだと・・それを思うとい

うのはいよいよ 老化してきたせいか・・。いや増えすぎた体重が足にきたのかも

しれないなぁ。

 足湯の時間も20分も浸けていたら足がユルユルになってくるので、終わること

にしました。このときには駅アナウンスで電車到着は9時10分になるって。

まだ30分もある・・・自動販売機を探していくと反対側の階段下に観光スポット

案内のビデオが流れているのを発見。これはボタンを押すと流れるの仕組みだけど

誰も見ていない。。。無駄じゃん!!もったいない!!




 これは熊野古道のどこかの地蔵さまのお祭の様子。幟旗には【粕地蔵】と書かれ

ていたけど、案内板には【加寿地蔵】と書かれていた。いわれの再現シーンを取り

入れていた。私は見るともなく見ていたんだけど、ここにもひとけはないのでタク

シーの運転手が不思議そうに見ていくんだ。



 私はこっちの映像がとても良かった。【熊野の滝】 那智の滝のお膝元・・那智

の滝の紹介ではなく、新宮奥地から三重のあたりまでの山の中の滝の映像集。

動画をアップしたかったけどどうも公開不可になってしまう。gooの動画アップの

仕方が変わったのでやりにくい、公開不可ではなく私の手順が違っているのかもし

れませんが、見たい人はぜひ紀伊勝浦駅下のコーナーまで行ってください。

 

 突然ですが、昨日は那智勝浦町と隣接する新宮市の合併に関する住民投票が行な

われました。私は「勝浦は合併して新宮に取り込まれなくても、やっていける」と

思っていたので、投票結果がNOとなったのには良かった!と喜んでいるほうです。

 差は6000票くらいあったので私と同意見の人が多いのでしょう。合併がすべ

て良い結果につながるともいえない昨今ですからね。旧古座町の人も思っているん

じゃないかなぁ。

 待合室のベンチで待っていると、改札係兼切符販売の駅員さんが「電車が遅れて

いて、9時10分になります」とわざわざ言いに来てくれました。こんなことは

初めてです。アナウンスを聞いていなかったと思ったのですね、ちゃんと足湯につ

かりながらも聞いていましたよ。待望の電車が到着して次男君の顔を楽しみにして

いたら、やっと見えました。頭が黒くなっていましたが次男君です。が、そばの

男性に頭を下げています。話しかけられたのか体がぶつかったのか?その男性は

どうも酔っ払っていて一人上機嫌です。さっきの駅員さんにも「お~し、これでい

いかな~なんちゃって。はい切符だぞ~」と言っています。その姿を横目で見なが

ら私はベンチから「おかえり!!」と次男君に向かって立ち上がったところ

「あま~イ!甘いよ」男性が無関係の私に「子供を迎えにくるなんて甘い!」(甘

いかもしれんけど、串本方面の電車は一時間後だ)。しつこく後について男性が来

るのは仕方ない。駅から出るにはこの通路しかないのだから。

「僕には息子が2人いるけど迎えに行ったりしないよ~。来てくれとも言われない

がぁ~」こんな上機嫌な酔っ払いさんならまぁ害はないけど、次男君に聞くと車内

でもこの状態だったそうだ・・・。私が学生の時に串本から大阪に向かって乗った

ら、通路をはさんだ向こうの席に串本から乗り込んだ酔っ払いがいて怖かったのだ

お酒がどこまでイッているのかわからない状態で、袋から取り出したバナナを振り

回したと思ったら急に「ゲシュタポのやつらめ!」なんてつぶやき出し、ゲシュタ

ポってナチスドイツの秘密国家警察のことでしょ。見かねた乗客が乗務員を連れて

その酔っ払いを乗務員室に連れていったわ。相変わらずゲシュタポとか警察のイヌ

め!とか騒いでいた記憶があるので、その手の酔っ払いは嫌いだ。


というわけで帰省した次男君が毎日の生活に加わった日が始まったのだ。
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私はこう解く!

2009-08-04 05:52:58 | いろいろ
 きのうは田辺まで出かけたのでブログはお休み・・・。ネタも無いのだが・・・

ネタはないけど、さっき一生懸命書いたのがまた『投稿』ボタンを押したら消えた

まったく、gooって性格悪いわ!私の記事を消しやがって・・・。携帯機能みたい

に単語を打つとそれに続く単語が次々表示できるといいのに。同じ文章を書けない

んだよ、作家じゃないんだ。変なパーツを作るよりそこをできるようにせんかい!


 車に同乗したおばあちゃんから聞いた話だけど、知っている人が畑、家庭菜園を

やっていて芋のツルに芋が付きはじめたので、ネズミ駆除にカゴ式ネズミ捕りを畑

に仕掛けた。そうしたらそこにネズミとハビ(マムシ)が入っていた。ネズミは

死んでいたけど、残ったハビの処理に困り知人に相談すると「水に沈めたらいい」

と教えられたそうだ。何のことはないそんな話だけど私は考えてみた。




 雨が上がった夜中の畑。一匹の畑ネズミが芋畑にやってきました。もうそろそろ

ツルの先に小さな小芋が付きはじめたと畑の持ち主が話をしているのを、こっそり

聞いて知っているのよねぇ・・・。で、すすんでいくと見慣れない四角い箱のよう

なものが置かれている。中は丸見えだけど周りが金網、危険な匂いもするけどおい

しそうな匂いが倍になって漂ってきます。「絶対芋よりはおいしいでぇ」と中に

入ってご馳走に手をかけた途端、ガチャ!と後ろの戸が閉まった「しまった!」と

思ったけどまぁ、出ることはあとで考えて・・・と、お腹が膨らむくらい食べた。

「もう芋はいらないや」と横になりかけたところ、背中の毛が逆立つような嫌な気

配がしてきた。振り向くと金網の向こうに光る目。これはヘビだ!ネズミはカゴの

中を見回し、天井に丸い穴があるのをみつけた。ここから出ようと顔を近づけたら

顔に向かってハリガネが刺さってくる。じゃぁ金網を噛み切って・・と歯を当てる

けどとても無理。ヘビは動き回りながらネズミの動きを目で追っています。どうや

ら天井の穴から入ってくるつもりだ。外からだとハリガネに突き刺さらずに中の部

屋に下りられる仕組みということに、今気づいたネズミ。それでも箱の中を駆け回

り逃げ道を探す。今となっては非常に遅いのだが『あぁ、まだ痩せた小芋でもよか

たのに。こんな中に吊り下げられた食べ物に惹かれた自分が、恨めしい』

『あの大きな口、丸呑みする時はあごの関節を外すっていう口に丸呑みされるん

だ』ネズミは半分気を失いかけています、ヘビがもう頭を天井からフリフリして

こっちを見ています。あのシッポが床についたら一気におそってくるのでしょう。


 ハビは昼間の暑さにバテバテでしたので、夜遅く涼みがてらに芋畑にやってきた

だけで、そこに銀色に光る箱があるなんて思いもしませんでした。畑のおばさんが

忘れていったもの・・だけど、中からいい匂い。これは生き物の熱。俺様は小動物

から人間、犬なんかの体温を感知できるのさ!草の陰から ドクドク血管の中で動

く血の道だって想像できるのさ。どうやら箱の中には畑ネズミの匂いが充満してい

る。最近、この滴る毒液を使うことはなかった・・・。逃げられそうも無いから楽

勝かも・・とにかくあの箱に入らなければ・・どこかに入口はないかな?

うまいぐあいに天井部分に穴がある、ふふふふ「あれ、ちょっとすんなりと中には

行けないみたい。ハリガネが何本も床に向かって下がっているし、入口部分よりず

っとここは狭くなっています。やっとこさ、頭を床に向かって突き出したら、ネズ

ミは気を失いかけ、呆然としています。その喉元にガブッと、と狙いを定めて口を

開け噛み付いたら、思いっきり毒液を注入したのかいっぺんにネズミが死んでしま

った・・・。麻痺させてゆっくりと飲み込むつもりが死んでしまったら美味しくあ

りません。あぁ、もうこの箱の中にいる必要も無い。夜が明ける前にヘビ穴に戻ら

なくてはと思って、来た道を帰ろうとしたら出られません。ハリガネが顔に突き刺

さって進めません。それならばこの金網のマス目から・・・なんと出られそうだけ

ど、いやウロコを動かしながらやってもマス目は小さすぎる・・・。そこに朝日が

パァ~っと射しこみ、朝の涼しい時間帯に畑にやってくる人のブーツの音が聞こえ

てきました・・・・。

 と、私はこのネズミ捕りカゴの中の死んだネズミと生きたハビの一夜の光景を

解きました。

 
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