歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「旧家と石柱の謎」 龍ヶ崎  その 2

2007年01月05日 | 龍ヶ崎の風景
昨日の続きです。

昼食後、「メインストリート」を「ウロ・キョロ」と歩いてみました。

「小野瀬さん」の家の前で、「キョロキョロ」と周囲を見回し、ガラス戸越しに中を覗いたりしていました。

以前は気が付かなかった「防火用水」を眺め、側にある石塀に視線を移し、「なかなかですね」と感心しながら石塀を伝いに歩きはじめたのです。


そこで、薄暗い路地を見つけました。


これは「ケッコウ」な「趣」ではないかと思い、路地の奥に向かって歩き始め、突き当たりを右に曲がって、「ビックリ」しました。


切石積み、腰板、漆喰に「弁柄」塗りの壁に、本瓦、本格的な塀の造りに、暫し感動です。「キョロキョロ」「ウロウロ」してしまいました。



壁伝いに左に曲がると陽が差し込み、弁柄塗りの漆喰が鮮やかさを増し、「ここは何処? 今はいつ?」 興奮しましたね。

「龍ヶ崎」でこんな光景に出会えるとは、「想定外」の「素晴らしさ」です。
暫く佇んで眺めていると・・・・・・門の扉が開き、和服姿の美しい女性が現れる気配を感じたのですが・・・・・・残念ながら現れませんでした。

路地を行ったり来たりしていると、「どてら」を着て「サンダル」履きの「おじいさん」に出会い、「挨拶」をされ「現実」に引き戻されました。


現実に戻り、辺りを眺めると「変な」ことに気付いたのです。見ている方の中にも気付いた方がいると思います。「所有権」を主張する「石柱」何です。

通りから入って、突き当たりを右に曲がり、少し行って突き当たり迄が「小野瀬さん」の所有地で、その先、弁柄塀伝いの路地は「川北さん」の土地なんですね。

「川北さん家」と「小野瀬さん家」伴に、所有権を表示する石柱が「各2本」で「計4本」建っていました。

何か「過去」にあったのでしょうかね? もしや。両家に境界線を巡る、長い「ドラマチック」な争いの歴史があったりして・・・・・・。

「メインストリート」から、路地に入る所の石柱の裏には、路地の巾、長さまで書かれていました。


兎に角です。この路地の景観は「重要文化財」ですね。
龍ヶ崎には、未だいろいろあるので・・・・・・又、明日に続きま~す。

それでは。お休み。。。。。。。。 

コメント (1)
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