歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

浜町の「明治座」は「なっとらん!」

2007年01月26日 | 東京の風景
久ぶりに、東京を歩いて来ました。路地裏はビルに日差しを遮られ寒かったです。家で毎日、炬燵に入っている生活は、暖かくて「楽チン」ですね。

寒い中、働く人を見ると、以前は「多少」の「後ろめたさ」を感じましたが、今では「まったく」ありません。

自分より「若い人」には「しっかり働きなさい!」と思い。自分より「年輩者」には「いい加減でやめなさい!欲には切りがないから!」と、心で「呟き」つつ、「励まし」の「視線」を送るようになりました。

それで、この日は10時8分に「神田駅」で降りました。日本橋側の改札を抜けたところで「可愛い」「銅像」を発見。本日の一枚目の撮影。



「健やかに」とタイトルがあり、「田中昭」と刻まれていました。子供の動きが「可愛いらしい」ですね。

帰宅後「田中さん」を調べたら、

『1929年富山県生まれで、1949年日展入選。1987年に「内閣総理大臣賞」受賞。日展審査員を過去6回務め、他に日展監事、日展評議員、日本彫刻会監事を兼任。現代彫刻界の中心的役割を担っている。日本を代表する彫刻家』

とありました。

「田中さん」は「日本の彫刻界」を代表しているそうです。知りませんでした。そんな「偉い作家」の「作品」に対して、日の当たらない「薄暗い」ガード下では「可哀想」です。

これでは「子供」が「健やか」に育たず「グレ」てしまいますよ!
ホントに「周囲」が「汚い」です!

「駅構内に移してあげなさい!」何て思いつつ、二人に「さよなら」をして、隅田川を目指しました。

私の好きな「メニューサンプル」を発見。

コロッケ、唐揚げ、メンチ、トンカツ、ハンバーグ、海老フライ・・・旨そうでした。昼には時間があり、直ぐに通り過ぎました。

路地伝いに歩いて、紺屋町、小伝馬町、横山町、横山町と言えば「問屋街」です。

この時間は、未だ人も疎らでした。

そして、久松町、浜町。「ここいら」は「町名が粋」ですね。「江戸情緒」です。特に「浜町」は耳に、「心地よい」響きです。「浜町」とくれば「明治座」です。

しかし、残念ですね。明治座も最近は、「高層オフィスビル」に建て替えられ、「情緒」がありません。

一階部分の「デザイン」は「まったく」「なっとらん!」と見るたびに思うのです。もっと「芝居小屋」としての「遊び」のある設計をするべきでした。

以前の「明治座」には「芝居小屋」の「雰囲気」が残っていました。まさに「浜町の明治座」でした。

この日は、「前川清」と、下町の玉三郎「梅沢富雄」の芝居がかかり、劇場の脇に観光バスが横付けされ、団体の「おばさん達」が「ゾロゾロ」入って行きました。

ガラス越しに中を覗くと、「弁当」や「お土産が」テーブルに高く積まれて、順番に配られていました。よくある「企業招待」の「団体客」のようです。

「いいなぁ。お弁当食べて、芝居や踊りを観て、歌を聴いて。まぁ。楽しんで下さい」と思いつつ、明治座を後に「浜町公園」に向かいました。


※今日は、ここまでとします。
 明日に続きます。やっぱり疲れました、帰ってから「更新」できませんでした。

 明日も見て下さいね。宜しく。。。。。。。


コメント
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