歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

隅田川の清洲橋と永代橋はリベット橋で下からの眺め最高です!

2007年01月28日 | 橋の話し

昨日の続きです。

新大橋の先は「清洲橋」です。隅田川に架かる橋の中で「一番好き」な橋です。
以前にも書きましたが、橋はこのアングルから見るのが好きなのです。

「表側」よりも「裏側」が好きなのです。見ては「いけない」、覗いては「いけない」・・・・・・そんな「いけない」光景を見てしまった、「ワクワク感・ドキドキ感」がいいのです。

人間「見るな! 聞くな! 云うな! 触るな! 入るな!」と否定形で云われると、余計に「やって」みたくなるものですよね。

わたし、博物館でも「触れないで下さい」とあると、人目に隠れて「そっと」触れてしまう「癖」があります。塀に「穴」があると「必ず覗いて」しまうのです。


話しがそれてきました。橋の方に戻します。この「水面」からの「近さ」がいいですね。


この無数に並んだ「リベット」がいいです。「ゴツゴツ感」には「手作り感」があります。


「清洲橋」は、ドイツはライン川に架かるケルンの吊り橋をモデルに、作られたそうです。堂々として、気品があり、そして美しく微笑み返す『ヨーロッパの貴婦人』です。



清洲橋の先は「永代橋」です。
江戸の昔、「島流し」の「罪人」との「永代の別れ」をした場所・・・そんな「謂れ」を落語で聞いたような気がします。


「永代橋」名前の「響き」に「哀愁」があります。単純な「アーチ形」には「無骨感」があります。


この「アーチ」までの「低く長く」続く「平らな面」の「リベット」が綺麗です。


「アーチ」に並ぶ「無数」の「リベット」。見つめていると、汗を流し長ながら、真っ赤に焼かれたリベットを打ち込み、鉄板と鉄板を繋ぎ合わせる、職人の姿が見えてきます。

「リベット橋」は『リベット職人』と『橋梁鳶』が作った芸術作品です。
私は、「リベット橋」が「大好き」で~す。

明日に続きます。


コメント (1)
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