歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水海道は路地裏の理容所に歯科医院がイイです

2010年11月24日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

354号線を越えて市街地に入ります。

水海道は時々来たくなるのです。寂れ感、うらぶれ感、田舎町感がとても良いのです。

“おもてなし館”の前を通り過ぎ、駅前に続く“絵画の道”を進みます。

この米屋食堂さんは、数年前にはじめて水海道を歩いた時には営業していたのですが、


最近、とうとう店仕舞いしたようです。


営業中だった頃のサンプルケース、食品サンプル達が痛々しい姿で陽に晒され、哀愁を漂わせていました。通りすがりの傍観者には、こんな風景がイイのです。


これまで数回訪れて、曲がったことのなかった角を曲がり、路地に入りると、見つけました哀愁漂う“小林理容所” 「アイパー・コールドパーマ」の赤い文字がイイです。こちらは、しっかり営業中。


向かいは“中村歯科医院”二階が診察室のようです。ガラス越しに白衣を着た中年女性の姿がチラット見えました。


年季の入った看板には、一桁局番の電話番号だけが風雪に耐え、僅かに往事の姿を留めて・・・いや、失礼しました、まだ歯科医院は現役バリバリでした。


床屋さん、歯医者さん、そして、お煎餅屋さん、この路地は新しい発見の連続でした。


路地を出て。通りの向かいには、どことなく?、なんとなく?、惹かれる、屋根に煙突の工場風の建物が、


赤茶けた塀、木製の大扉、スレート屋根に煙突。この感じがイイのかも。


歩道が広く取ってあります。前はここに“名残のクネクネ模様”が描かれていました。昔ここには小川が流れていたそうで、道路を拡張整備する際に埋めたそうです。


“ロコ・レディ”洒落た名前の洋品屋さんです。


よく見ると、こんな貼り紙が、“5才若く見える洋服たちが舞い踊っています” 5才ぐらいだと、何となく納得して店内に入るかも。

かなり若くない客層を狙ったお店のようです。


駅前に出ました。“ブラジルスーバー”はそこそこ繁盛している様子。


駐車禁止。ポルトガル語ではこう書くようです。


水海道は、千姫と、羽田美智子と、ブラジルなのです。


それでは、また明日。



コメント (3)
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