親父にもらったLEDライト。。これが全ての始まりでした。。
「これ欲しい?いる?。。。持って来なさい」
森のなかまの親父は自分があまり興味がないもの、しかし捨てるには勿体ないものがあると決まってこう言います。
ただ、自分で本当に良いと思うものをくれる時もあります。
Bombay Saphireのミニチュア・ボトルには相当ご機嫌なウイスキーを小分けしてくれたり等々。。しかし。。
「懐中電灯?」
フラッシュライトにハマっていない頃でしたので荷物になるから「いらない」と断ろうかと思っていたのですが。。
ちょうどこの頃、ハープの調整でちょっとした照明を探していたのを思い出し。。
「あっ!ちょーだい!でもどうしたの?買ったとは思えないけど」
「ねっ!いーでしょう。エディーバウアーというところで服買ったらもらったんだ」と、私が話に喰い付いたのかチョット得意げです(笑)
私も何度かエディーバウアーで買い物をしましたが、こんな立派なおまけはもらった事はありませんでした。たまたまなのか例の神通力を使ったのやら。。
「グレイトだからだよ。ふっ」
という事で(笑)このライトは私の元へとやってきました。
ストラップには"Eddie Bauer Japan 15th Anniversary"と書かれています。グレイトに依るものではないような、それともやはりグレイトなのか。。
エディーバウアーはフラッシュライトを作っていませんのでブランド名を入れたノベルティグッズと思われます。
光らせるとこんなカンジになります。特に目新しい事はないかと思いますが、当時初めて手にするアルミ製ボディのLEDライトはなんだかクールなアイテムに思えました。
シングルアウトプットです。6-10ルーメンぐらいでしょうか。
配光は綺麗なのですが、もの凄く真っ青です。
この青さは。。。「エースをねらえ!」最終話近くの宗像コーチの病状を聞いた時の藤堂先輩のように青いです。この回はいつもクールな藤堂先輩が赤くなったり青くなったりと大変でした。
5mm砲弾LEDが3灯ついています。
リバース・クリッキー・スイッチと呼ばれるスイッチです。
消灯している状態でカチンと音がするまで押し込み、スイッチを押すのを止めると初めて点灯します。消灯中に半押ししても何も反応しません。
点灯中にスイッチを半押しすると、押している間消灯します。
点灯中に短く押して瞬断させて調光やモードを切り替えるのが得意とされています。
一方、フォワード・クリッキー・スイッチと呼ばれるものは半押しで点灯します。モールス信号にはこっちの方が感覚的にあっていると思います。
カチンと音がなる時には既に点灯中です。
点灯中の半押し操作はできません。このため調光やモード切り替えはカチンと音が鳴る前にすませるか、一旦オフにする必要があります。
ちなみに森のなかまが持っているライトは、このライトを除いて全てフォワード・クリッキー・スイッチです。
どちらが優れているとかではなく用途や好みによるものと思っています。
3AAA(単4を3本)をカートリッジに充填するタイプです。汎用電池で昇圧回路を組まずに小さく作るのであれば3AAA構成はかなりお手軽です。当時はそういう事を知らなかったのでカートリッジ式というのが妙に未来っぽくて新鮮でした。
ヘッドモジュール。基盤が見えます。R1~R3とあるのでLEDごとにちゃんと抵抗器がついているようです。
スイッチ部です。Oリングも付いているのですがパーツの内側と接触している気配が殆どないので過度な防滴は期待しない方が良いでしょう。ネジ山もなんとなく自分自身達で崩れてきてしまっています。
あまり精度は高くはないようです。
ただ精度が高いものであってもネジを最初に噛み合わせる時は力まかせに押し付けない方が良いでしょう。ネジ山が潰れて使い物にならなくなってしまいます。
御機嫌を伺いながら、やさしく噛み合わせましょう。パートナーと同じですと書くと色々怒られそうですね(笑)。
シルバーも渋くてカッコいいのですが例によってQuadで色を付けてみました。
青い事を除けば結構重宝するライトでした。
しかしライトを使ってドーパミンを放出する事を知ってしまうと「もう少し好みのものを」という事になりライト沼にはまっていく事になります。
その後、Leatherman Serac S2を皮切りにSurefireさえも手を出す事になってしまいました。
どんどん、色々なものが破壊されドーパミンの分泌メカニズムが組み替えられていきます。
ワイフにこのライトを渡し常に仕事鞄に入れておいてもらう事になりました。普段は鞄の奥底に入っていたのですが震災の停電の時に期せずして使用する事になりました。
鞄の中に入れておいただけですが、精度が低い事から鞄のなかで擦れたりしただけでネジが緩み埃が入ったりしていました。
仕事用の鞄は雨に降られて水が染みたりと意外に過酷な環境でしたので今はシースに入れた"Thru Nite Neutron 1C"を渡しています。
アルカリ電池と違いリチウム電池(充電池ではなく使い切りのもの)は自己放電も少なく液漏れしないので「入れっぱなし」にしておくには最適です。
ちょっと電池が高くても必要な時にきちんと動作できる事こそ「入れっぱなし」ライトの条件だと思います。
ワイフの仕事用鞄から出した後は、メンテナンスをしてからは何故かテーブルの上が定位置になっています。森のなかまのフラッシュライト沼の原点として何かを語り続けるに違いありません。
「また懐中電灯買ったの?」と親父。。
誰がライト沼に置いていったんだよぉ、と思いつつも震災後プロツールさんから発送してもらった「StreamlightのStylusPro」は相当気に入ったらしく鞄に入れているそうです。ふっ。親子だな。。
最近、配光や照射パターンを見るだけでウットリと幸せになれる事が多くなりました。もちろん持った時のバランスや手触りなんかでも恍惚とする事もあります。
こうして森のなかまは少しずつ立派なフラッシュ・ライト・マニアへと成長し続けるのであります。。
それでは!
「これ欲しい?いる?。。。持って来なさい」
森のなかまの親父は自分があまり興味がないもの、しかし捨てるには勿体ないものがあると決まってこう言います。
ただ、自分で本当に良いと思うものをくれる時もあります。
Bombay Saphireのミニチュア・ボトルには相当ご機嫌なウイスキーを小分けしてくれたり等々。。しかし。。
「懐中電灯?」
フラッシュライトにハマっていない頃でしたので荷物になるから「いらない」と断ろうかと思っていたのですが。。
ちょうどこの頃、ハープの調整でちょっとした照明を探していたのを思い出し。。
「あっ!ちょーだい!でもどうしたの?買ったとは思えないけど」
「ねっ!いーでしょう。エディーバウアーというところで服買ったらもらったんだ」と、私が話に喰い付いたのかチョット得意げです(笑)
私も何度かエディーバウアーで買い物をしましたが、こんな立派なおまけはもらった事はありませんでした。たまたまなのか例の神通力を使ったのやら。。
「グレイトだからだよ。ふっ」
という事で(笑)このライトは私の元へとやってきました。
ストラップには"Eddie Bauer Japan 15th Anniversary"と書かれています。グレイトに依るものではないような、それともやはりグレイトなのか。。
エディーバウアーはフラッシュライトを作っていませんのでブランド名を入れたノベルティグッズと思われます。
光らせるとこんなカンジになります。特に目新しい事はないかと思いますが、当時初めて手にするアルミ製ボディのLEDライトはなんだかクールなアイテムに思えました。
シングルアウトプットです。6-10ルーメンぐらいでしょうか。
配光は綺麗なのですが、もの凄く真っ青です。
この青さは。。。「エースをねらえ!」最終話近くの宗像コーチの病状を聞いた時の藤堂先輩のように青いです。この回はいつもクールな藤堂先輩が赤くなったり青くなったりと大変でした。
5mm砲弾LEDが3灯ついています。
リバース・クリッキー・スイッチと呼ばれるスイッチです。
消灯している状態でカチンと音がするまで押し込み、スイッチを押すのを止めると初めて点灯します。消灯中に半押ししても何も反応しません。
点灯中にスイッチを半押しすると、押している間消灯します。
点灯中に短く押して瞬断させて調光やモードを切り替えるのが得意とされています。
一方、フォワード・クリッキー・スイッチと呼ばれるものは半押しで点灯します。モールス信号にはこっちの方が感覚的にあっていると思います。
カチンと音がなる時には既に点灯中です。
点灯中の半押し操作はできません。このため調光やモード切り替えはカチンと音が鳴る前にすませるか、一旦オフにする必要があります。
ちなみに森のなかまが持っているライトは、このライトを除いて全てフォワード・クリッキー・スイッチです。
どちらが優れているとかではなく用途や好みによるものと思っています。
3AAA(単4を3本)をカートリッジに充填するタイプです。汎用電池で昇圧回路を組まずに小さく作るのであれば3AAA構成はかなりお手軽です。当時はそういう事を知らなかったのでカートリッジ式というのが妙に未来っぽくて新鮮でした。
ヘッドモジュール。基盤が見えます。R1~R3とあるのでLEDごとにちゃんと抵抗器がついているようです。
スイッチ部です。Oリングも付いているのですがパーツの内側と接触している気配が殆どないので過度な防滴は期待しない方が良いでしょう。ネジ山もなんとなく自分自身達で崩れてきてしまっています。
あまり精度は高くはないようです。
ただ精度が高いものであってもネジを最初に噛み合わせる時は力まかせに押し付けない方が良いでしょう。ネジ山が潰れて使い物にならなくなってしまいます。
御機嫌を伺いながら、やさしく噛み合わせましょう。パートナーと同じですと書くと色々怒られそうですね(笑)。
シルバーも渋くてカッコいいのですが例によってQuadで色を付けてみました。
青い事を除けば結構重宝するライトでした。
しかしライトを使ってドーパミンを放出する事を知ってしまうと「もう少し好みのものを」という事になりライト沼にはまっていく事になります。
その後、Leatherman Serac S2を皮切りにSurefireさえも手を出す事になってしまいました。
どんどん、色々なものが破壊されドーパミンの分泌メカニズムが組み替えられていきます。
ワイフにこのライトを渡し常に仕事鞄に入れておいてもらう事になりました。普段は鞄の奥底に入っていたのですが震災の停電の時に期せずして使用する事になりました。
鞄の中に入れておいただけですが、精度が低い事から鞄のなかで擦れたりしただけでネジが緩み埃が入ったりしていました。
仕事用の鞄は雨に降られて水が染みたりと意外に過酷な環境でしたので今はシースに入れた"Thru Nite Neutron 1C"を渡しています。
アルカリ電池と違いリチウム電池(充電池ではなく使い切りのもの)は自己放電も少なく液漏れしないので「入れっぱなし」にしておくには最適です。
ちょっと電池が高くても必要な時にきちんと動作できる事こそ「入れっぱなし」ライトの条件だと思います。
ワイフの仕事用鞄から出した後は、メンテナンスをしてからは何故かテーブルの上が定位置になっています。森のなかまのフラッシュライト沼の原点として何かを語り続けるに違いありません。
「また懐中電灯買ったの?」と親父。。
誰がライト沼に置いていったんだよぉ、と思いつつも震災後プロツールさんから発送してもらった「StreamlightのStylusPro」は相当気に入ったらしく鞄に入れているそうです。ふっ。親子だな。。
最近、配光や照射パターンを見るだけでウットリと幸せになれる事が多くなりました。もちろん持った時のバランスや手触りなんかでも恍惚とする事もあります。
こうして森のなかまは少しずつ立派なフラッシュ・ライト・マニアへと成長し続けるのであります。。
それでは!
ナイスQUAD照明!
そうなんです。結構立派なライトなんです。
ライトマニアになった原点として大切にしていきまーす。