今回はGR3xで撮ってみました。
まごまごしていると、書かないだろうなぁ。。と思ったので、さっさと書いてみました。
普通に生きていたら「1AAA」と言われても「?」かと思いますが、懐中電灯をこよなく愛する方には「単4電池1本で動くヤツ」ということはすんなりわかります。そんな話をツレツレと書いてみます。
1AAAは軽くて、小ちゃいのですが、単3電池に比べても、ドンと引き出せる電流が抑えられてしまう事から、瞬発力や持続力といった言葉がふさわしい用途より、「あると便利」みたいな、そんな用途に合わせた設計だと、すわりが良かったりするかと思います。森のなかまも、好きなジャンルですので、結構な数をもっていたりします。
ただ、人間というのは欲張りで、瞬発力という点では、以前紹介したi3Tなどは、短時間とはいえ、180ルーメンを叩き出し「1AAAのタクチカル」あったらいいなぁ、と思ってしまうのです。
i3T EOSの真鍮版。多くの方が「最近の懐中電灯って小ちゃいのに、明るくて、良いね」とか、ちょっと慣れた方であれば「2モードって思っていたより使えるね」と思われるかもしれません。間欠点灯できるフォワードクリックスイッチというのが気に入っています。
「Lowで足りなければ、Highにしてね。短時間だけれど、頑張れるだけ頑張るから、足りなければ、お兄ちゃん呼んでね」みたいな健気さがあります。熱をもち、時間とともに照度はおちますが、この明るさが出せるのはいいですね。
以前「間欠点灯でハイオンリーで、そこそこ小さいいヤツ」で、たどり着いたのは、ProTac 1L-1AAAでした。
10TAPという機能で、HS(trobe)L, H Only, LHを選択できる優れものです。
ProTacシリーズらしい精悍な姿をしています。
このシリーズにProTac 1AAAというのがありまして、5年以上前にみたときは70ルーメン。今となっては見劣りする数値ですが、光学系のサジ加減でその印象は全然変わります。何度も、何度も、そして何度もバスケットに入れては思いとどまった記憶があります。結構いいお値段なんです。
久しぶりに見てみると、今や115ルーメンになっています。相変わらずいいお値段。「仕事を頑張っている自分へのご褒美」と理由をつけて購入しようと決断しました。しかし、あまり情報がありません。
代理店さんのページをみてもProTac 1AAAの取り扱いは無いようです。あまり売れないと判断されたのかもしれません。まぁ、自分が興味を惹かれるものが、需要が低いという事実に直面するのには慣れてはいますが。。
というわけで、少ないながらも、何気に仕入れてくれているホルキンさんで購入することにしました。メーカさんがこぞってアマゾンに直販店を出店するなかでも、マニアックな商品をシレッと入れているところは、感謝であります。
テールスイッチ式の1AAAにしては、ちょっと大きめでしょうか。
でも、ストライクベゼルを持つテールスイッチ式としては、これくらいの長さが必要なんだと思います。ハンドリングも良好です。
ストライクベゼルと書きましたが、どちらかというと消灯忘れを防ぐための切り欠きかもしれません。光学系はスムースリフレクタ。
XP-G2くらいのLEDが載っているようです。
このスイッチの外観で、間欠点灯ができないことはないでしょう。やる気満々だと思います。
スイッチはこんなふうに分解できます。カバーの取り替えが出来るような配慮でしょうか。部品が調達できればの話ですが。。。しかし。。この構造、どこかで見たことがあります。
右は同社のMicrostreamのものです。ネジ切りは相互互換があるようでした。
このサイズのスイッチなので、圧入かと思いましたが、ちゃんと分解できるようです。いいですね。
ネジ切り部にはHAがされており、1回転くらい緩めればロックアウト可能です。ただ、押し込むには、それなりに硬いスイッチですので、森のなかま的にはロックアウトさせることはなさそうです。
電池室は余裕があり、エネループプロをスムーズに出し入れできます。
クリップも8年前に購入したMicrostreamと同じようです。製品ランクによって差をつけるようなことせず、良いものが出来たら、大量につくって、バンバン製品につけるような考え方なんだと思います。
人目を惹きつけようとする加工がされているわけでもなく、当たり前のように普通に作られたパーツが集まり、あっさりと「道具然」としています。
Low: 8Lumens(17H), High: 115Lumens(1H45M)、充電池式でない1.5Vのリチウム1次電池であれば、Low: 23H, High: 2H15M。
個人的には、1AAAの終着駅です(笑)
順当に集光されているので、手元足元のLowに、頼りにしてよいHighといったかんじです。
Lowは古典的なPWMと予想していたのですが、確かにパルスなのですが、十分に早らしく、チラつきを感じませんでした(個人差はあるかと思いますが)。
Highの連続点灯は、急速にアチチとなるようなものではなく、室温22度で、使用後の加熱式たばこのデバイスと同じくらいでしょうか(感じ方には個人差あります)。
10TAP機能を使えば、普段は、LH調光。なにか覚悟を決めないといけない時。。そんな時はやってきて欲しくないですが。。。H Onlyにプリセットできる。いやいや、もぉー普通にH Onlyしかないっしょ!みたいな、わがままを叶えてくれます。
以前マイクロコード で編んだフィンガーストラップを間に合わせで、つけてみました。ポケットからの引っ張り出すドローコードとして、指に通して脱落防止が目的なので、握る位置によっては握り潰すような使い方ができます。ただの紐ゆえに柔軟でありんす。
数年を経てようやく入手したProTac 1AAA。森のなかま的には大満足でした。
ちょっとお高いし、200ルーメン以上が必要な現場では飾り物になってしまいますので、闇雲におすすめしません。
息を殺し、もがき苦しまながらも、脳みそをぶん回し次の1手を探さなければならないような状況(そんなの望みませんよ)。電池が切れる、その時まで握り締められることを想像できるような懐中電灯が、それほどポケットを膨らませずに入れられてしまいます。
お気に召したら検討してみてください。
それでは!
2021.11.23 追記:
テールキャップにクリップがバチンとはめられているタイプだと、スクリューオフする時に、ボディがこすれて、嫌だなぁという声を何かで読んだことがあります。確かに。。
森のなかまが、こさえているフィンガーストラップをこんなふうに装着して、ずらすと、コードがクッションになってくれることに気づきました。作り方はこちらを参照してください。写真のはマイクロコード ではなく、メルヘンアート社のスリムコードを使っています。
オマエなんかの言うことなんか聞くもんか!
確かに。。別に作る必要もなく、なにか別の手段で実現できればよいので、例えば。。。良い案お持ちのかたがいらしたら、こっそり教えてください。
「あっ、そうか!」という話は大好きです。
まごまごしていると、書かないだろうなぁ。。と思ったので、さっさと書いてみました。
普通に生きていたら「1AAA」と言われても「?」かと思いますが、懐中電灯をこよなく愛する方には「単4電池1本で動くヤツ」ということはすんなりわかります。そんな話をツレツレと書いてみます。
1AAAは軽くて、小ちゃいのですが、単3電池に比べても、ドンと引き出せる電流が抑えられてしまう事から、瞬発力や持続力といった言葉がふさわしい用途より、「あると便利」みたいな、そんな用途に合わせた設計だと、すわりが良かったりするかと思います。森のなかまも、好きなジャンルですので、結構な数をもっていたりします。
ただ、人間というのは欲張りで、瞬発力という点では、以前紹介したi3Tなどは、短時間とはいえ、180ルーメンを叩き出し「1AAAのタクチカル」あったらいいなぁ、と思ってしまうのです。
i3T EOSの真鍮版。多くの方が「最近の懐中電灯って小ちゃいのに、明るくて、良いね」とか、ちょっと慣れた方であれば「2モードって思っていたより使えるね」と思われるかもしれません。間欠点灯できるフォワードクリックスイッチというのが気に入っています。
「Lowで足りなければ、Highにしてね。短時間だけれど、頑張れるだけ頑張るから、足りなければ、お兄ちゃん呼んでね」みたいな健気さがあります。熱をもち、時間とともに照度はおちますが、この明るさが出せるのはいいですね。
以前「間欠点灯でハイオンリーで、そこそこ小さいいヤツ」で、たどり着いたのは、ProTac 1L-1AAAでした。
10TAPという機能で、HS(trobe)L, H Only, LHを選択できる優れものです。
ProTacシリーズらしい精悍な姿をしています。
このシリーズにProTac 1AAAというのがありまして、5年以上前にみたときは70ルーメン。今となっては見劣りする数値ですが、光学系のサジ加減でその印象は全然変わります。何度も、何度も、そして何度もバスケットに入れては思いとどまった記憶があります。結構いいお値段なんです。
久しぶりに見てみると、今や115ルーメンになっています。相変わらずいいお値段。「仕事を頑張っている自分へのご褒美」と理由をつけて購入しようと決断しました。しかし、あまり情報がありません。
代理店さんのページをみてもProTac 1AAAの取り扱いは無いようです。あまり売れないと判断されたのかもしれません。まぁ、自分が興味を惹かれるものが、需要が低いという事実に直面するのには慣れてはいますが。。
というわけで、少ないながらも、何気に仕入れてくれているホルキンさんで購入することにしました。メーカさんがこぞってアマゾンに直販店を出店するなかでも、マニアックな商品をシレッと入れているところは、感謝であります。
テールスイッチ式の1AAAにしては、ちょっと大きめでしょうか。
でも、ストライクベゼルを持つテールスイッチ式としては、これくらいの長さが必要なんだと思います。ハンドリングも良好です。
ストライクベゼルと書きましたが、どちらかというと消灯忘れを防ぐための切り欠きかもしれません。光学系はスムースリフレクタ。
XP-G2くらいのLEDが載っているようです。
このスイッチの外観で、間欠点灯ができないことはないでしょう。やる気満々だと思います。
スイッチはこんなふうに分解できます。カバーの取り替えが出来るような配慮でしょうか。部品が調達できればの話ですが。。。しかし。。この構造、どこかで見たことがあります。
右は同社のMicrostreamのものです。ネジ切りは相互互換があるようでした。
このサイズのスイッチなので、圧入かと思いましたが、ちゃんと分解できるようです。いいですね。
ネジ切り部にはHAがされており、1回転くらい緩めればロックアウト可能です。ただ、押し込むには、それなりに硬いスイッチですので、森のなかま的にはロックアウトさせることはなさそうです。
電池室は余裕があり、エネループプロをスムーズに出し入れできます。
クリップも8年前に購入したMicrostreamと同じようです。製品ランクによって差をつけるようなことせず、良いものが出来たら、大量につくって、バンバン製品につけるような考え方なんだと思います。
人目を惹きつけようとする加工がされているわけでもなく、当たり前のように普通に作られたパーツが集まり、あっさりと「道具然」としています。
Low: 8Lumens(17H), High: 115Lumens(1H45M)、充電池式でない1.5Vのリチウム1次電池であれば、Low: 23H, High: 2H15M。
個人的には、1AAAの終着駅です(笑)
順当に集光されているので、手元足元のLowに、頼りにしてよいHighといったかんじです。
Lowは古典的なPWMと予想していたのですが、確かにパルスなのですが、十分に早らしく、チラつきを感じませんでした(個人差はあるかと思いますが)。
Highの連続点灯は、急速にアチチとなるようなものではなく、室温22度で、使用後の加熱式たばこのデバイスと同じくらいでしょうか(感じ方には個人差あります)。
10TAP機能を使えば、普段は、LH調光。なにか覚悟を決めないといけない時。。そんな時はやってきて欲しくないですが。。。H Onlyにプリセットできる。いやいや、もぉー普通にH Onlyしかないっしょ!みたいな、わがままを叶えてくれます。
以前マイクロコード で編んだフィンガーストラップを間に合わせで、つけてみました。ポケットからの引っ張り出すドローコードとして、指に通して脱落防止が目的なので、握る位置によっては握り潰すような使い方ができます。ただの紐ゆえに柔軟でありんす。
数年を経てようやく入手したProTac 1AAA。森のなかま的には大満足でした。
ちょっとお高いし、200ルーメン以上が必要な現場では飾り物になってしまいますので、闇雲におすすめしません。
息を殺し、もがき苦しまながらも、脳みそをぶん回し次の1手を探さなければならないような状況(そんなの望みませんよ)。電池が切れる、その時まで握り締められることを想像できるような懐中電灯が、それほどポケットを膨らませずに入れられてしまいます。
お気に召したら検討してみてください。
それでは!
2021.11.23 追記:
テールキャップにクリップがバチンとはめられているタイプだと、スクリューオフする時に、ボディがこすれて、嫌だなぁという声を何かで読んだことがあります。確かに。。
森のなかまが、こさえているフィンガーストラップをこんなふうに装着して、ずらすと、コードがクッションになってくれることに気づきました。作り方はこちらを参照してください。写真のはマイクロコード ではなく、メルヘンアート社のスリムコードを使っています。
オマエなんかの言うことなんか聞くもんか!
確かに。。別に作る必要もなく、なにか別の手段で実現できればよいので、例えば。。。良い案お持ちのかたがいらしたら、こっそり教えてください。
「あっ、そうか!」という話は大好きです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます