森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

水のちから

2020-03-15 15:05:19 | 毛が生えてたり丸いもの
ポットの蓋がカップにすっぽりはまってしまいました。

「えーん。とってー」とワイフ。

洗いものをしていて何かの拍子にカップにはまってしまったポットの蓋。運が良いと言うか悪いと言うのか見事に2点で接していて回転こそすれど取れそうにありません。

ポット蓋の内側に氷を入れて十分に冷やしてからカップを外側から温めて僅かな収縮と膨張コンボを期待しましたがダメでした。

「油よ!油よ!」と言い続けるワイフ。
そういう問題じゃないんだけれどダメ元でやってみましたがダメでした。

というわけで、思い出したのが。。最近読んでいる『「ロウソクの科学」が教えてくれること』と、パーツが圧入され分解難易度の高いとある懐中電灯の分解方法。。

冒頭の写真は蓋がカップに接していると思われる高さまで水を入れて一晩凍らせたものです。水は不思議なことに凍ると体積が1割ほど大きくなります。カップのなかで蓋を掴んだ氷が成長すれば無傷は無理としてもはまった蓋を押し上げてくれるのでは。。。とやってみました。

冷蔵庫から取り出してカップに水やお湯をかけてみました。スポッと取れることもなく、なかば諦めてカップを寝かせて放置しました。なぜ寝かしたかと言うと再び蓋が落ちてはまってしまうのを避けたかったからです。忘れた頃に。。

「とれた!」とワイフ。

必ずうまくいくとは限りませんが、こんな方法もあるんですね。

ちなみに、固体になって体積が増えるのは「水だけ」だそうです。不思議ですよね。調べたら面白い記事を見つけました。

どうして水が「氷」に変わると、体積が増えるの? あたりまえを疑ってみよう!

早とちりなかたは「氷は水の上に浮いているでしょう。水の中の生き物を守るために、そんな凍り方をするのだね」」というくだりを読んで眉をひそめたり、妙な信仰心に芽生えてしまうかもしれません。雑な読み方には適さないので時間があるときにゆっくり読まれるとよいでしょう。

先生がタネの代わりにお金を植えてみてしまう「子どもの興味を引き出す方法は大人の工夫次第! 」という記事は大変興味深かったです。大人からちゃんとしないと。。

というわけで、カップはカップへ。蓋は蓋へと戻っていく日曜日なのでした。

それでは!

P.S.

先週の日吉駅の「のるるん」です。卒業おめでとう!


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