「ワタシをお日様にむけてね!」はいはい。
Rubytec社のSolar flashlightsのKaoです。
小さくて軽く、丸みを帯びた形状は「コロン」という形容がぴったりでシリアスなフラッシュライトにはない別種の愛らしさがあります。
シリアスなフラッシュライトに愛らしさを感じるのがおかしいといっているのは誰ですか?ぷんぷん。
ネットでも多く扱われているのでご覧になった方も多いかと思います。森のなかまも最初に見たのはSLIP-ONさんのところでした。
太陽電池、手回し発電、小型、LED等ホットなキーワードばかりを集めた製品でしたので随分売れているそうです。お値段は1,200円位。。安い。。
2週間前に銀座に出たときルーペを探しに伊東屋4階にいったところ4色大量にありました。好きな黄色を選びました。発電もするし、なんだかピカチューみたいですよね。ピカーっ!
黒の写真を見るとマットなつや消しでラバーコーティングされているかのように見えますが、梨地のABS樹脂です。
さらりとした手触りが心地よく、沢山の夢が詰め込まれているような気がして楽しいです。
スペックです(笑)。
この子を炎天下に6時間も晒すには忍びないですが30分点灯するそうです。
「1秒間に3回のペースで1分間回すと約5分点灯」という選択もあります。
白色3mm砲弾型LEDが2灯あります。
森のなかま的には太陽パネルよりも、手回しクランクにロマンを感じます。
はしゃいで回すと壊れてしまう事もあるので、ここは一つゆっくりとギアと大人の対話を楽しみながら回したいものです。
大きい歯車が小さい歯車を高速に回し、モータへ動力を伝達。
発電された電気が充電されるということをイメージしながらクランクを回すのはなかなか良いものです。
ルーメン値は分かりませんが8-10ルーメン程度の感覚です。
キーチェーンライトとしてはかなり明るい部類だと思います。
ちょっと、青みが強いように感じますが今の季節はクールなカンジで心地よいです。
1メートルぐらい離れてみると中心部はムラが少なく綺麗でワイドな配光です。
この画像をみて「随分と暗いじゃないか」思われるかもしれません。200ルーメンで白トビしないように露出を押さえているため、こんなに暗く感じてしまいます。
同じ条件で撮影した写真もあります。決して暗いライトでは無いことがお分かり頂けるかと思います。
ただ近づけてみると結構複雑なパターンを描いています。
ちょっとイジワルかな。。。ごめん。
イジワルな写真を出してしまいましたが、1メートルも離れると殆ど気にならなくなります。下手にレンズやリフレクターが付いたものより数倍中心部はスムーズです。
そして、かなりワイドに広がりますので、真っ暗になった屋内をうっすら照らし出すにはなかなかの実力があると思います。
せっかくネジ止めなので分解してみます(笑)。
ドライバーはプラス#00かと思ったら#0でした。
あまり精度は良くないので気を抜くとネジ山を潰しますのでしっかり押しながらゆっくりとネジを回しましょう。
例の如くLBAのフィルターをLEDの前にかざした所、Neutral Whiteに近くなりました。
このライトが必要になりそうな時は少しでも色温度を下げたいなと思ったので、風防とLEDの間にLBAフィルターを挟めないかと思った次第です。
しかし、風防は接着されているようで開ける事ができませんでした。
緑色のフィルムに包まれているのが「Ni-MH:ニッケル水素充電池」ですね。
3.6Vとあることからコイン状のセルが3つ束ねられているのでしょう。
発電モータに手回しクランクの回転を効率よく与える為のナイロンギア、それにLEDに充電回路と盛りだくさんの内容です。
コストを下げつつ、すごく真面目に作られているように思えます。
ちょっと拡大。
スイッチ後ろに基盤があります。結構力技なハンダ付けです。森のなかまと同じぐらいでしょうか(笑)。
しかし、これだけのものを大量に作り組み立て、この値段で出してしまうのですからどうかしているとしか思えません。
物の値段とはどこまで下がってしまうのでしょうか。
モノを作る側からするとちょっと複雑な気持ちです。
ランタイムを考えると本当に非常用かと思われますが、愛らしいルックスに自立心を掻立てるソーラーパネルに手回し発電を備えてこの大きさ!
この夏の不意な停電に備えてアミュレットのように持ち歩いても良いですね。
どこかで見かけたら優しく手にとって魅て魅て下さい。
それでは!
P.S.
昔ピカチューの万歩計「ポケットピカチュー」を持っていました。。Kaoより二周りくらい大きかったでしょうか。
歩数が電気としてチャージされ、その電気(歩数)をピカチューにプレゼントすると喜んでくれるのです(笑)。
私がチャージし、スロットで100倍にする役割でプレゼントするのはワイフだったと思います(笑)。
これも良い形をしていました。
引っ越しの時の段ボールの何処かにあるんだと思います。。
思いのほか明るいし、配光もきれいなんですが、やはり可愛さと楽しさを押したくなるライトです。
ありがとうございます、参考になりました。
参考にして頂けたとはウレシいです。
Kaoは可愛らしいルックスですが何気に実力派のライトだと思います。
もし手にされたらコロコロした「やんちゃ」な雰囲気を楽しんで頂ければ幸いです。
この商品愛用してたんですが
最近点灯しなくなったんですよね(TT)
電球部分のみの交換なんて
できるのでしょうか。
Kaoくんの発光部は昔の豆電球のように交換を前提としていないLEDというもので数万時間は切れないものです。おそらく点灯しない原因は他にあるかなぁと思っています。
実物を見てみないと分からないのですが考えられそうな事を書いてみますね。
1.充電電池が空っぽになった
太陽光パネルはお日様に直接あてるぐらいでないと充電しないようです。スイッチをオフにした状態でクランクを30秒程「優しく」グゥグゥと回してみてあげて下さい。スイッチをオンにしてチラチラと点灯するようでしたら。。。あとは頑張ってクランクを回してあげるか、お日様の下でしっかり充電してあげて下さい。
2.充電電池の寿命
充電、使用を繰り返していると電池がクタビレてきて最後には充電出来なくなります。
Kaoくんに内蔵されている充電池は一般には手に入りませんし、交換には分解してハンダ付けが必要ですので御自身による交換は諦めて下さい。
愛用されていたということなのでKaoくんの能力をフルに使ってあげていたのでしたら。。それはKaoくんの天命を全うしたということになります。Kaoくんもよろこんでいるかと思います。
3.こわれた。。
可能性は非常に低いのですがKaoくんの中で線がきれたり。部品が壊れてしまったのかもしれません。
人類の英知をもってすれば修理は可能ですが膨大なお金と時間が必要なのでメーカ修理は期待できません。
修理して使い続けられる製品はそれなりに高価なものになりますのでKaoくんにそれは求めないであげてください。
考えつくものをあげてみました。
発売から3年半が経ちましたが、これだけカワイイ発電式ライトは見たことがありません。
もし充電しても点灯しない。でもKaoくんが気に入っているようでしたら新しいKaoくんと新しい毎日を送ってみても良いのではないでしょうか。そうして頂けると私もウレシイです(笑)
もし毎日ヘビーにライトを使われるのでしたらこれを機に小ちゃいライトを追加するのも良いと思いますよ♪お気に入りを是非探してみて下さい。
今日、一日日光のもとにおいておいたのですが、やっぱり点灯はしませんでした(涙。
店名を全うしたということなのでしょうかね(TT)
これを機に、新色の購入も考えてみます。
他のメーカーにもいろいろライトはありますが、やはりこのRUBYTECの手回しのフォルムは
ころんとして可愛らしいので使い続けたいです。
良いアドバイスをどうもありがとうございました!
m(__)m
その後どうなったんだろうなぁと心配だったのですが。。Kaoくんは天命を全うしたようですね。それだけ使ってもらえればKaoくんも大満足だと思いますよ。
このフォルムに惹かれる気持ち分かります。
実際手にしてみると見た目以上に愛着がわきます。
是非新しいKaoくんとステキな時間をお過ごしくださいませ。