goo

この1週間で感じたこと181103―“井の中の蛙”に気付かない日本人

フリージャーナリストの自己責任論がネットで沸騰しているという。フリージャーナリストの行為に難癖を付けているのは、ネトウヨとされる覆面集団だという。しかし、それは論理的でなく、ある種感情論でしかない。こうした議論は、立場を変えて事態を見れば直ちに如何にバカな議論か直ぐに了解できる。例えば日本がシリア化して政治が溶解して、混乱し、私的暴力が横行する状況が現出した場合、誰も実情を世界に報道してくれず、見捨てられた状態に陥ったとしたら、どうだろうか。見捨てられること、それは人として悲しいことだ。それに勇気を奮って、立ち向かう人をどうして論難するのか、私には理解できない。 “韓国人の元徴用工訴訟で、韓国最高裁が原告勝訴の確定判決を出した。”韓国にしてやられる原因は日本の外交下手にある、としか言いようがない。政府外交は戦略性がなく対米従属では、国際的に尊敬されるものではない。政府外交のみならず、民間による海外への情報発信が少ないことも問題なのではないか。それは日本の国際的影響力が著しく喪失している現在、非常に重要なことだ。勿論、フリージャーナリストのように海外の情報を自前で知ることも重要だし、発信する情報も大事なのだ。つまり国際コミュニケーションに巧みでなければ、国家としても有効に活動できなくなって来るのだ。世界は情報戦の最中にあることを日本人は心すべきだ。“井の中の蛙”では立ち行かないのだ。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )