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太秦広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像拝観

今回は太秦広隆寺・弥勒菩薩半跏思惟像拝観を報告したい。この仏像は中学校の日本美術史の教科書の最初に登場する有名な仏像で、その写真は非常に優美である。中学当時から一度は拝観したいと思っていたのだが、京都に来る予定を立てる際に、それを忘れていた。だが、今回は京都での午後からの研修会の予定で、午前には広隆寺に行こうと実行したのだった。 非常事態宣言は明けていたが、境内に観光客は少ない、と言うより私以外居ない、というのが第一印象だった。このように世間は未だ落ち着いたままで、ゆったり拝観できた。境内は結構広い。由来は山城の国最古の寺とあるが、山門、太秦殿などの建物は江戸のもの。 目的の御像は霊宝堂の中に大小様々の多数の仏像と共に安置されている。中に入ると薄暗く蝋燭のみの明かり、眼鏡を家に忘れて来ていて、しっかりと拝観できず残念。光すら制限して、国宝をお守りしているのだろう。そしてゆっくりと優美な御像を拝観できた。 . . . 本文を読む
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