goo

読解力

元の仲間の知人の話。その男もよその会社でISOマネジメントシステムの構築から維持管理の仕事をしています。
ある時、その会社で これまでの知人の仕事の成果を認めて、昇級審査に懸けられることになったそうです。ついては 現在業務の今後の課題について報告書を作成しろとの指示が来たそうです。

そこで ここぞとばかり書いた現状分析の一節。
“ISO9001はマネジメントの方法を規定したツールであり、その意味・内容を折に触れ 社内に説明してきたつもりである。しかし、それを的確に理解している社員が少なく、むしろ中堅手前の社員の方が よく理解しているという「ISO9001理解の階層的逆転構造」が問題の核心となってしまっている。ISO9001は、トップダウンを要求しているからである。”

これを読んだ人事部長 びっくり仰天、顔面蒼白。この報告書をトップを含んだ三役が読んだ上で 本人と面談となるからです。
その後、報告書の差し替えもなく、三役が その報告書を読み、面談が 実施され、何事も無く、無事終了したとのこと。
結局、報告書のかの箇所のコメントも誰からも求められなかった。人事部長の杞憂であった・・・か?トップ三役は 報告書を どう読んだのでしょうね?
紙と 時間の無駄だったのでは?・・・・と その知人は語っていました。こういう会社に コミュニケーションはあるのでしょうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 産学連携セミナー 品質工学・タ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。