健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

リンパ浮腫の運動療法

2011年11月21日 17時42分46秒 | Weblog
皆さま大変長い間、ストップしてしまい申し訳ございませんでした。

実は私事ですが80代の両親のお世話の為、8月から奔走しておりました。
今年はこの状況がもうしばらく続きますが、今出来る事を精一杯と
覚悟を決めて、週1回のペースで富士山の見える故郷中央線の旅をしています。


しかしそんな中、本来の治療のお仕事も全うし10月は各地で講演会の講師で
リンパの話、ツボ刺激での健康・美容法など実技を交えて、行ってまいりました。


さて、では今週末に開催する「セルフケア講習会」の中から
いち早く内容をピックアップしてご紹介いたします。


リンパ浮腫におけるセルフケアの運動療法についてです。

複合理学療法の中の運動療法は、リンパドレナージの後バンテージあるいはスリーブ、
ストッキングなどの圧迫下で行います。

運動することは、筋肉が動くので血液リンパの流れが促進され、
QOLを上げることができると共に精神的な
爽快感を得ることもできます。


*今回のテーマ
《ニコニコペースの運動は穏やかな呼吸と、柔軟な筋肉を作ります。》

呼吸運動・・・日常の呼吸は意識せず行っていますが、脳の働き方で呼吸が変わります。
心の作用で呼吸は大きく変化します。

呼吸にかかわる筋肉、呼吸器筋は(首・背中・胸・腹・肋骨の間・横隔膜などをはじめ
20種類に及びます)
意識してどこを動かして行うかによって、より深い呼吸を目指します。

ポイントは吐く息がご自分で聞こえるようにゆっくり細く長く吐くことで必要な酸素を
取り入れて、心身のバランスも改善されるようになってきます。


ストレッチ・・・どこの関節や筋肉を動かしているのか意識してご自身のペースを守って行います。

手足の筋肉は呼吸器筋と同じ構造をしていますので、ストレッチすることで
徐々に関節の動きや筋肉の柔軟性が高まってくることを目指します。

さらに筋肉を動かすことによってリンパの流れや血液の循環を促進してくれます。

またストレッチは怪我の予防や運動後のクールダウンになります。
ご自身のウイークポイントを知って、上手に身体とお付き合いしていくことで体を動かす
ことが楽しくなります。


今年の秋は寒暖の差が大きく、更にこれからは冷えや空気の乾燥に伴い皮膚が乾燥する季節の到来です。
お肌の手入れとセルフケアのドレナージ、圧迫と本日行いました運動を効率よく取り入れて、
健康維持にお役だて頂くことを応援しています。


健康塾主宰・ビオス治療室 古賀 公子
鍼・灸・あんまマッサージ指圧師、厚労省認定・健康運動指導士、リンパドレナージセラピスト
http://www.masukomi-kakekomi.com/s-club/list/76.html、
ブログURL : http://blog.goo.ne.jp/cqc/

≪ 本日のショット ≫
実は愛ねこジジが16年の長寿ということで動物病院からノミネートされ、
川崎市から表彰されました。
表彰状・記念品授与式当日は飼い主だけの参加でしたが・・・
ワンちゃんネコちゃんの長寿メンバー339頭が表彰されました。
いつもよりそってくれて感謝です。