健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

スキンケア・皮膚の洗浄

2014年02月23日 06時02分34秒 | Weblog

昨日は、「猫の日」ウ~ン。。。にゃんともいいようのないくらい猫らしい表情の白ちゃん。。。(=‘x‘=)癒されますね


更新が遅くなりました。


まずスキンケアの基本を把握しましょう!

1:皮膚の洗浄・・清潔保持

2:皮膚の保湿

3:紫外線からの防御

4:ストレスの軽減や緩和


本日は、1の 洗浄です。

*シャワーや入浴の時のポイント→  ✩洗いすぎないこと

・石鹸は泡立てて使い、皮膚をこすらない

・洗いすぎて、皮膚のバリアを壊さないようにする

・十分に洗浄剤を洗い流す

・洗浄後は保湿を行う



*注意すること

・お湯はぬるめ38~40℃以下のお湯を使う

・長湯や頻回の入浴は、角質細胞間脂質や天然保湿因子が流れ出てしまうので、避けること

・硫黄分を含む入浴剤は皮膚を乾燥させ、角質剥離作用があるため避ける

・✩ 汚れは角質層の表面に存在するので、過度に体をこする必要なく
   石鹸を泡立てて、柔らかいタオルか手のひらで、円を描くように、体をなでるような気持ちで洗うのがポイント

・洗浄剤は弱酸性の石鹸など、刺激の少ないものを使用

・✩ 体を拭くときは、肌に刺激を与えないように柔らかいタオルで押さえるように水分をとる


今日の大切なところは✩印です。再度確認してみましょう。

間違えたケアしていませんか?このポイントをどうぞお忘れなく!


では次回は保湿のポイントをお伝え致します。



ところで、先日の大雪から関東甲信地方はとても大きな被害を受けました。

遅ればせながら、こころからお見舞い申し上げます。

果樹園や畑などの農作物も甚大な被害とお聞きしています。

我がふるさとは、これからいちご・もも・ぶどうなど楽しませてくれる時期が訪れるのですが。。。。

農家の方々の今までのご苦労、そして再建への道のりを思うと
心が痛みます。。。どうか諦めずに大地と向き合って復活することをお祈り申し上げます。



。。。。2日前より、特急電車も走り出しましたので、この週末帰郷してまいります。。。


では、来週は少し暖かな日もあるようですから、くれぐれも寒暖の差にご注意くださいませ。


ドライスキン

2014年02月15日 10時43分24秒 | Weblog


甲府の大雪の中で。。。雪かきをするご主人とたたずむ愛犬マロンちゃん



昨日からの雪で、今現在外は人の気配も往来する車もありません。

時折、屋根からドサッと雪の落ちる音と、振動にビックッとします。


甲府の友人から、大雪の写真が送られてきて

ほんとに東北の雪国の風景のようでした。


昨夜は、地元の東急東横線の追突事故のニュースにも

驚かされ、都会の雪の影響が巻きおこした足跡の大きさを感じます。

今日は、ほとんど足止め状態で過ごす方が多いかと思います。

どうしても出かける必要のある方々は
くれぐれも足元と頭上に注意していただきたいと思います。


さて、きょうは「ドライスキン」について、基礎的なことをお伝え致します。

私たちの皮膚のみずみずしさは、角質層が関与することは、前回述べました。

正常ならばつねに10~20%の水分を含んでいて、細胞の外部からの異物の侵入を防いでくれています。

この水分が10%以下になると、ドライスキンになります。

そしてこの水分は、温度や湿度が影響することも、お話しました。

本来持っている、天然保湿因子は体内で作られるのが

加齢とともに減少するため、ドライスキンを助長させます。



皮膚が乾燥すると、かゆみが生じ、ひっかくことで

皮膚のバリア機能が壊れて炎症を起こします。


このような悪循環を、なくすためにも

もう一度、正しいスキンケアを次回取り上げてみます。


では、雪かきをする時もご用心くださいませ。。。


皮膚のバリア機能

2014年02月10日 07時34分24秒 | Weblog


土曜日は、あっという間の銀世界になりました。今朝はかなり道路が凍りついています。。。


おはようございます。

冷たい朝を迎えています。。。


さて、先日の続きで皮膚が持っているバリア機能について
お伝え致します。

特にこの季節になると皮膚の潤いが、暖房などによって
奪われやすくなります。
冷たい北風や乾いた空気も紫外線も...ストレスになります。


皮膚には「ターンオーバー」という皮膚細胞の生まれ変わりのサイクルがあります。

通常は表皮で28日のサイクルですが、これが乱れることで
皮膚のバリア機能は低下します。

バリア機能を担ってくれるのは表皮の最外層にある

『角質層』です。

私たちの皮膚のうるおい、つまり、バリア機能を司っているは、以下3つの物質によって
一定に保たれています。


皮脂膜・・・皮膚の中にある皮脂腺から分泌される脂(皮脂)と汗などが
      混じって、皮膚の表面をおおうことで水分の蒸発を防いでいます。



角質細胞間脂質・・・皮膚の表皮で作られ、角質細胞と角質細胞の
          隙間を埋めている脂のことで
          角質細胞どうしをつなぎとめ、水分をサンドイッチ状に
          はさんで逃さないようにしてくれます。
          
         ( 角質細胞間脂質の成分の半分以上はセラミドという物質です。)


天然保湿因子・・・NMFといい、角質層にある低分子のアミノ酸や塩類などのことをいいます。
         角質層の水分保持機能や柔軟性(保湿)を維持してくれます。



では、次回は「ドライスキン」についてお伝え致します。

くれぐれもお気を付けて、お出かけください。


皮膚の機能

2014年02月07日 07時40分52秒 | Weblog


先日の雪のあと・・車の上や地面には凍ったあとが・・・

おはようございます。

寒波がつづいていますが、明日は再び雪の予報も出ています。



きょうは、先日のリンパ研修からスキンケアのことをお伝え致します。

まず、基本的なことですが「皮膚の機能」のことを確認したいと思います。


*体内の水分の喪失を防ぐ

*外界からの物理的・化学的反応に対し、生体内部を保護する。

*有害な紫外線を防御して、微生物の体内への侵入を防ぐ。

*発汗などによって体温を調節する。

*感覚器として役割を果たす。

*免疫反応の場として、重要性を持っている。


これまで、リンパ浮腫のための療法を「複合的理学療法」と言って

1.スキンケア
2.徒手によるリンパドレナージ
3.圧迫療法(弾性包帯や弾性着衣による)
4.運動療法(圧迫下で行う)

この4つの療法を行ってまいりました。

スキンケアは毎日の生活の中で、ご自身で
お肌の清潔保持や保湿をするための大切なセルフケアです。


リンパ浮腫の予防として、セルフケアで行うものには

*スキンケア

*腕や脚の自己測定(周径)

*体重管理

などがあります。


現在は「複合的治療」という呼び方をして、複合理学療法を含む
包括的な治療として、患肢の挙上や体重管理などの日常生活上の指導が含まれています。

では続きは次回に。。。

あたたかくして、お出かけください。

リンパ浮腫人口

2014年02月02日 12時25分34秒 | Weblog

昨年11月にステップ1の受講が終わり、今回はステップ2
厚労省委託事業「リンパ浮腫研修」二日目です。

予報では雨かもと思っていましたが、降ってなくてセーフです。

乾燥してますから雨がほしいとか思いながら、実に身勝手と思う次第です。

今朝は7時過ぎに、出発しましたが、皆さん席確保のため、8時半受付開始より早く列を作ってました。
200名という参加者も全国の応募者からランダムに選ばれたと聞きました。

私もラッキーな一人です。

昨日から泊まりの方もらっしゃるので、県外からの方の意気込みは違います。

ところで、リンパ浮腫人口ですが。。。

全世界で1.4~2.5億人

国内では、10万人そのうち続発性と言って、手術後等の場合が90%をしめています。

男女比は、1対9
上肢と下肢では1対3と言われています。

ガン手術後のリンパ浮腫では、乳癌、子宮、卵巣がんによるリンパ節切除が多くをしめ、

毎年、上肢は約6万人下肢は約5万7千人の「リンバ浮腫予備群」が生まれていると言われています。

しかし、近頃は乳癌や子宮がんなどの婦人科がんの手術方法の進歩や、早期発見等で、リンパ節切除の縮小や、切除のないこともあります。

やはり、日頃からの定期健康診断は大切です。


ではまた、今回の情報を随時お伝えして参ります。