こんにちは
9月に入りまして、少し凌ぎやすい日もありホッとしていましたら
九州には大型台風が近づいているという情報が気になります。
熊本、福岡など、先日の大雨の被害がまだ残っている地域があると
お聞きしていますので心配されます。
近頃は
このように気候変動の大きな動きに左右されることが多くなりました。
私はコロナ禍になって「健康塾」体操教室が6か月の閉鎖を余儀なく
されました。
個人的にも20年余りの、教室が再開されず「健康塾通信」やフェイスブックなどで
時折、写真や動画を配信して参りました。
そして、9月より長年親しんできた「簡化太極拳24式」の動きを分解しながら
養生法として、お伝えしたいと計画しました。
更に自己鍛錬として、縄跳びを購入(タニタ*カロリー表示とエア縄跳びも可能なもの)して準備を整えました。
初めに告白しますと、8月30日までにいくつかの動画と写真の撮影を終えました。
そして、9月1日。。。いつも使っている玄関前の階段をあと2.3段残すところで
足を踏み外しました。
コンクリート故、内心は「捻挫」をつよく願望しましたが、残念ながら腓骨下部
左足の外くるぶしを骨折しました。
一瞬、ふわり。。。とした浮遊感!え?まさかと思ったときは
ドスンと体が沈んでいました。
結局、これから日々鍛錬をと思っていた太極拳も縄跳びもしばらく
おあずけです。
しかしながら、骨折2日目にギブス固定してからは痛みもだんだん和らぎ
室内は、キャスター付き椅子で、スイスイ移動しています。
経過を見ながら、自己リハビリにも心掛けたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが今回は太極拳の終わりの呼吸「十字手」
これは、毎回動きの始めに取り入れて2.3回おこなって心と体の準備をしていただきたいと思います。
足を肩幅くらいに開いて、両手は自然におろして立ちます。
ゆっくり両腕を左右に開きながら、頭の真上で左右の手を交差します。
その後は「十字手」交差したまま前に下ろしてきます。
次は、足の運びです。
実際は正面から斜め45度くらいに片脚を出しながら歩を進めますが
今回は以下の練習をしてみましょう。
肩幅くらいに足を開き膝は軽く緩め、背筋を伸ばします。「十字手」の最初の姿勢です。
両腕は、だらんと垂らしていても腰にあてても、やりやすい方でお試しください。
次に①から③の動作を出来る範囲で繰り返します。
①片脚を前方にゆっくり1歩出して、(この時の重心は後ろ足です)
②踵から着地します。(重心は体の真ん中です)
③次に反対の脚を前方にゆっくり1歩出します。
(前足に徐々に体重をかけていき後ろの脚が完全に1歩前に進むまで耐えます)
この動きは単純ですが、ゆっくりするほど大腿四頭筋(太もも)や膝の鍛錬になります。
最初から無理をせず、スピードや膝の曲げはマイペースで行いましょう!
私は20代から太極拳の優雅な動きに憧れて
日本の武道家をはじめ
台湾での習得、太極拳では名のある数々の門に、入門しました。
重心を低く、足の運びは体重の移動で、虚実をつけながら
前進、後退、横歩きとバランスよく筋肉を使います。
腕も手先も独特な動きや形があります。
姿勢を正して、ゆっくりと呼吸しながら進めていくと、足腰の鍛練になります。
老若男女に出きることで、知られていますが、
個々のレベルで無理のない姿勢で行って、是非是非楽しんでいただきたい養生法です。
それでは、くれぐれもうっかり歩きに用心され秋を楽しみましょう!
また次回、よろしくお願い致します。
手作り飾りより