あけましておめでとうございます。
2012年は辰年・竜・龍・・・は、神獣・霊獣といわれて啼き声によって雷雲や嵐を呼び
竜巻となって天空を自在に飛翔するといわれています。
さらに「竜に九似あり」といって『角は鹿、頭は駱駝に、目は鬼、首は蛇、腹は蜃(みみず)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛』に似るといわれます。
今年は何かすごい勢いのある年になりそうです。
ところで昨日、エネルギッシュな大きな太陽が沈みゆく光景を見ました。
その直後、街の背景に映し出されたマジックアワーもとても幻想的でした。
そして夕刻、肌を刺すような冷たい空気を感じながら東の上空に見た満月はまた格別でした。
この自然界がもたらす驚異は人を震撼させることもありますが、たくさんの感動や贈り物で満たしてくれる力もあります。
月の満ち欠けは
新月から、徐々に満ちていき満月にそして、徐々に欠けていく期間の約29.5日のサイクルを繰り返します。
新月は『息を吐き切って吸い込む瞬間』、自分を見つめ集中し、リセットする時
満ちていく上弦の月の期間は、『吸う呼吸』エネルギーを吸収する成長の時
満月は『息を吸いきって、吐く瞬間』充実した時を楽しみ広げる時
欠けていく下弦の月の期間は『吐く呼吸』デトックスして内面からクリアーにする時
このように月のサイクルは深い呼吸のリズムとも、また女性の身体のリズムにも似ています。
厳寒の年の初めに、満月を仰いで感じたことは
一日のリズムが陽から陰へ刻々と移り変わり、月の周期を繰り返す自然界のなかに今存在できることに感謝したいと思いました。
そして、自然に寄り添いながら日々悔いることなく自分の使命を全うしたいと、ひそかに思いを巡らせました。
健康塾15周年にあたり、皆様のご健康、福運共にますます恵まれますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
*本日の写真は
石和温泉「ホテル石庭」の庭園の池の鯉です。とても勢いのあるワンショットです。
「竜に九似あり」の鱗は鯉でもありましたから・・・
12年1月10日 健康塾主宰 古賀 公子