健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

呼吸にかかわる筋肉 その1

2011年05月31日 19時33分06秒 | Weblog

目に鮮やかな新緑も早々の梅雨入りで、遠出もままならず少し残念の感がありますが・・・
梅雨の晴れ間をおおいに有効活用したいと思います。

さて、5月も最終日になりました。

今日は呼吸にかかわる筋肉について発信いたします。


まず両手を胸に当てて大きく息を吸い込むと、胸が膨らんできます。
この時、胸の上の方の左右に扇形をした大きな筋肉が『大胸筋』です。

比較的浅い部分にあるこの筋肉は腕や肩甲骨を動かしたり、呼吸運動に大切な役割を
しています。

年齢と共に大胸筋が衰えるとバストが垂れ下がる原因になりますので
簡単にできるトレーニングで、大胸筋を鍛えていきましょう!

まずは
乳首と乳首の真ん中、バストトップの位置で合掌します。
両掌を押しあうように力を入れて10秒キープしてフッと一息つき、
次に両手の位置を少し上に・・同じように10秒キープ
更に両手の位置をバストトップより下で合掌して10秒キープ

このように合掌の位置を換えることで胸の上部や下部の筋肉が鍛えられます。
真ん中、上、下・・と10秒ずつ3セットを目標にやってみましょう!


大胸筋は腕の押しだす動作や運動に関してもだいじな筋肉として
また女性らしいプロポーションを目指す為にも、トレーニングポイントになります。


それでは、梅雨にも負けず胸を張って大きく深呼吸しましょう!!




5月9日は?

2011年05月09日 20時42分41秒 | Weblog
さわやかな新緑の頃となりました。

さて今日は5月9日、「呼吸の日」です。
ご存知でしたか?

ご察知のとおり語呂合わせで本日になったようですが、日本呼吸器学会が「呼吸器の健康」の啓発を目的に2007年に制定したということです。


酸素を吸って二酸化炭素を出すこと・・簡単に言うとこれが呼吸で、生命活動を営むためにはやめることが出来ません。
寝ている時も脳の呼吸中枢によって自動的に制御されているのが呼吸運動です。

普段はごく自然に呼吸をしていると思いますが、意識して行うことで身体への影響は大きく変わってきます。

実際、心身の機能を向上させることを目的として訓練する『呼吸法』にはいろいろなものがあります。

しかし、すぐ簡単にできること・・・それは「深呼吸」です。

呼吸の字のごとく、呼気・・・まずは意識して吐くこと
できるだけたくさん吐き切ることで、たくさんの酸素を吸い込むことができます。

身体の中に取り込まれた酸素は動脈の流れに乗って全身の細胞に送られます。
呼吸が浅いと酸素不足になり、細胞は生き生きと働けません。

深呼吸をすると副交感神経が優位になるので身体がリラックスして、血液の流れが良くなり、冷えや美肌にも効果があります。

日々の生活の中でもゆったりと深呼吸できる時間を作ることで、安上がりな健康法として習慣づけたいものです。


花粉もそろそろ終息期に入るかと思います。

時には深い緑の木々の中や自然の中で思いっきり深呼吸したり、有酸素運動もいいものですね。

運動や健康法では、呼吸の話はついて回りますので、これまでのブログをまた読み返してみてください。

それでは、次回は呼吸にかかわる筋肉の話をいたします。

どうぞさわやかな日々をお過ごしください。