きょうも危険な暑さになるのではといわれていますが、
ある調査では40年前は夏のシーズンで最高気温35度を超えたのが1日だったと聴きましたが、
日本気象協会記録では2023年の東京は7/6~9/7の64日間最高気温30℃以上の真夏日が続いて過去最長を記録、猛暑日は22回で過去最多になったそうです。
確かに去年も暑い日々でしたが、今年は40度超える地域も出ています。
ちなみに猛暑日は最高気温35度以上の日、真夏日は最高気温30度以上の日、夏日は最高気温25度以上の日、熱帯夜は最低気温25度以上の日ということです。
また、「暑さ指数」や「熱中症指数」などの基準があって注意喚起を促される日々です。
そこでこれらの内容を調べました。
暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、
人体の熱収支に与える影響の大きい 気温、湿度、 輻射熱(周辺の熱環境)それぞれの効果から算出される指標です。
熱中症指数は、環境省の発表する「WBGT指標(暑さ指数)」に米国の基準の
「極めて危険(Extreme)」というレベルを加えた6段階で表現したものを採用しているそうです。
6段階目の『極めて危険』とは外出は極力控えて室内では冷房を使用。
運動は中止し、涼しい場所で十分な水分・塩分補給をということです。
後の5段階の内容も参考にチェックしてみましょう。
『危険』
屋外での活動や外出はなるべく控えて涼しい室内で過ごす。
運動はできるだけ中止し、こまめな水分・塩分補給を。
『厳重警戒』
外出は炎天下を避けて、室内では冷房を適切に使用。
激しい運動は控え、適宜水分・塩分を補給する。
『警戒』
運動や激しい作業の際は定期的に十分な休息を。
水分・塩分補給を意識し、激しい運動は30分を目処に休憩。
『注意』
激しい運動や重労働では熱中症の危険がある。
体調の変化に注意し、運動の合間には水分・塩分補給を。
『ほぼ安全』
のどが渇く前に水分補給を
熱中症の危険は小さいが、水分・塩分補給を適切に。
この様な段階が有りますが、クールファーストという
熱中症の応急処置 Ⅰ度(軽症)の症状では
皮膚には濡らしたハンカチなどをあて、うちわや扇風機で体を冷やすようにしましょう。
衣服の上から直接冷やした水をかけたり、氷で冷やしたりするのも効果的です。
特に首の付け根や脇の下、太腿の付け根など、皮膚直下を流れている血液を冷やすことでより早く体を冷やすことができます。
さあ夏休みも始まって楽しみな計画もある中で、子供たちも大人も高齢者も
それぞれの環境で暑さ対策をしながら安全にこの夏を過ごして参りましょう。