呼吸の話パート2 goo.gl/5VZXmc
— 古賀公子 (@biosu) 2018年5月24日 - 15:41
今回は、「呼吸器筋ストレッチ体操」を考案され、NPOやすらぎ呼吸プロジェクト理事長
東京有明医療大学 副学長の本間生夫先生より健康運動指導士の研修を含め
2度の研修会で学んだ中からお伝えいたします。
呼吸は脳にある3つの場所から指令を受けることで、呼吸がコントロールされています。
まず1つは、
エネルギー代謝を目的とした「代謝性呼吸」です。
日常、意識せずにしている呼吸によって体の中の酸素と二酸化炭素の量を調節され、これは脳の中の『脳幹』で指令を出しています。
次は、
自分の意思によりコントロールできる「随意呼吸」と呼ばれるもので、深呼吸などは脳の『大脳皮質』で指令を出します。
3つ目は、脳の『偏桃体』というアーモンド状の形をしたところで、色々な感情が生み出される部分です。
ここでは様々な心の動きによって変化する「情動呼吸」が行われ、第3の呼吸といわれます。
情動とは、喜び・悲痛・怒り・恐れ・驚き・嫌悪などの心の作用から起きる感情が波生して、愛・罪悪感・恥・誇り・うらやみ・嫉妬が生まれます。
最も注目したいのは、3つ目の情動呼吸ですがストレスを受けたり不安などの感情によって
呼吸が浅くなり健康にもかかわってくるということです。
現代社会は、音や光や空気、異常気象など、また人間関係などでもそれが感情を変化させる要因にもなります。
より健康な息をするためにゆったりと深い呼吸を意識的に行い、またそんな環境を求めて
自分なりの心安らぐリラックスタイムも作りたいと思います。
皆様、こんにちは
5月に入り気温が高い日が多くなってまいりました。
いよいよ紫外線にも要注意ですね。
一気に暑くなりましたが、まだ夏物の衣類は出し終えていません。。。
皆様はもう暑さへの備えは万全でしょうか?
さて、5月9日は「呼吸の日」でした。そこで今回は呼吸のことを取り上げました。
呼吸とは呼息、吐く息、と吸息、吸う息のことです。
私たちが生きていく上で二酸化炭素を出して、酸素を吸うと言う当たり前のことですが、
具合が悪いときは肩で息をしたり、浅い呼吸になってしまいます。
この字の通り、まずは吐くことを意識すると、吐ききった時は苦しくなるので、
自然と吸うようになります。理想的には、呼気10に対して吸気5といわれます。
肺は自ら広がったり縮んだりすることはできないので
肺の周りの筋肉が動くことで肺が広がったり縮んだりしています。
だから、呼吸にかかわる筋肉等がかたくなると、十分深い呼吸ができないのです。
呼吸筋とは横隔膜、肋骨の間の肋間筋や
背中の筋肉で背骨の両側にある脊柱起立筋、
僧帽筋といわれる後頭部と首の境から背中に広がる大きな筋肉のことです。
この呼吸筋は加齢と共に衰えます。
呼吸筋を鍛えることで深い呼吸が出来て、全身に酸素が行き渡るようになります。
では、この続きはまた次回
よろしくお願いいたします。