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ここかしこに秋の到来を感じるこの頃です。
しかし、今日は猛暑が戻り、熱風がモヤモヤと漂う一日でした。
最近、本当に久々にお会いした方がいます。
30年以上たって偶然ながら、再会出来ることは、稀であると思います。
たまたま同じ時間と、場所にいても、知らないまま通りすぎることのほうが
多いかも知れません。
こういうのが、運命のいたずらであったり、再会であったりと。。。
再会して、お互いに風貌は変わっていても、お互いがわかりあえたとき、
「人生って面白い!」と、思わず胸が熱くなりますね。
そんな体験有りますか?
日々の新しい出会いや感動体験を記したり、話したりすることは、
脳も活性化します。
どうかそんな出会いがある明日でありますように。。。
さて、今日の一節は 巻第八 養老より 「心を楽しく」から
― 老後は若い時の十倍に相当する速さで日月が過ぎていくのだから
一日を十日とし、十日を百日とし、一月を一年として喜楽し
むだな日を暮すようなことがあってはいけない。
つねに時間を惜しまなければならない。
心静かにして従容(しょうよう)としてのこった年を
楽しみ、怒ることなく、欲を少なくして
この残っている身体を養うべきである。
老後はわずか一日でも
楽しまないで空しく過ごすことは惜しまなければならぬ。
老後の一日は千金に値するものである。
ひとの子たるものは、このことを心にかけて思わないでよいはずはない。―
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希望と祈りを込めて天に放つ・・台湾十分にて2012.11.25
朝の風はすっかり冷たくなりました。
鳥たちのさえずりと近くのお寺から響く鐘の音を聞きながら
今日のスタートです。
季節は巡り、夏の楽しみから秋の楽しみに変わってきます。
皆様は秋の行楽など計画されてますか?
ウキウキすることは心弾み、イメージが広がり大切なことだと思います。
さて本日は「心の楽しみを知る」からお伝え致します。
― ひとり家にいて静かに日を送り、古書を読み、古人の詩歌を吟じ
香をたき、古法帖(こほうじょう・古い名人の筆跡をうつした折本)を見て楽しみ、
山水を眺め、月花を賞し、草木を愛し、四季の変化を楽しみ、
酒を少量たしなみ、庭でとれた野菜を煮たりするのも
みな心を楽しませ気を養うたすけになる。
貧賎のひとであってもこうした楽しみは、いつでもできることである。
もしこの楽しみを知っていれば、富貴であってもこの楽しみを知らないひとよりは
優っているといえるであろう。―
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ジジがこの世を去りまもなく、電車の中からホームの壁に貼られたポスターが目を引きました。
その後、主人からも「ジジに似たポスターが駅にあった。」と聞き、
気になっていましたから、さっそく我が地元の駅で大きなポスターを確認しました。
間近で見ると、毛色こそ茶系ですが表情はよく似ていました。
それから、先日「もうポスターがなかった」と毎日の出勤で楽しみにしていた主人から聞きました。
ところが、偶然にもそのポスターのおおもとである写真集「ねこ」真っすぐに生きてる・・・を
写真家 岩合光昭さんの作品展に行った方から、プレゼントしていただきました。
思いがけないプレゼントと、不思議な巡り合わせに心ときめきました。
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おはようございます。
今朝は、喜びのご報告からさせていただきます。
昨日25日午後2時8分、初孫が誕生しました。
体重3410グラム、51センチと大きく元気な男の子です。
おりしもこの日、義母の納骨が無事終わり、ジジの記念日とも不思議と符合する
意義深き日になりました。
人生、悲しみあれば喜び有り、別れあれば出会い有りを実感いたします。
今日も、全てに感謝して我が使命を全うできるよう
そして、皆様におかれましては、どうか無事故でいい1日でありますように。。。
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横浜の花道
それでは、本日は養生訓の総論上、「人生の三楽」から
― およそ人間には三つの楽しみがある。
ひとつは道を行い心得違いをせず、善を楽しむこと。
二つは健康で気持ちよく楽しむこと。
三つは長生きして長くひさしく楽しむことである。
いくら富貴であっても、この三つの楽しみがなければ真の楽しみは得られない。
それゆえに富貴はこの三楽に入れてないのである。
もし善を楽しまず、また養生の道を知らないで、
身体に病が多く、短命となるひとは、この三楽を得られない。
ひととして生まれたからには、この三楽を取得する工夫がなくてはならない。
この三楽がなければ、どのように富貴であっても楽しめないのである。―
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夜明け前からの雨で、静かな朝を迎えています。
秋の虫や、鳥たちの声だけがまだ眠っている街に響いています。
それでは本日の養生訓からの抜粋です。
「秋の衛生」・・今からこころがけたい一節です。
― 秋は、七、八月の残暑もまだ厳しく、夏に開いた皮膚はそのままで
そうり(肌のキメ)がまだ閉じていない。
皮膚の表面の気がまだ堅固でないのに、秋風に吹かれると
皮膚は感じて傷つきやすい。
用心して涼風に当たり過ぎないように心がけなければならない。
病人は、八月になり残暑もさってから、所所に灸して風邪を予防し、
陽気を助けて痰咳の病気にかからないようにしなければならない。―
****ジジとの思い出****
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8月25日はジジが我が家にやって来た日、
その後10月20日に病院で
健診と予防接種そして、去勢手術をしました。
その時、「アメショウ(アメリカンショートヘアー)とチンチラのミックス
推定年齢は、1才から1才半でしょう。」と言われました。
「猫っ可愛がり」という言葉は、―なんの見返りもない猫をひたすら溺愛する無償の愛―
を表現していると言われますが、私は無償などということはありえないと思うのです。
ジジから与えてもらったかけがえのない思い出と生涯寄り添い、
今を生きる力をもらい、そして未来に向かうバネにしていきたいと思います。
ジジ、本当にありがとう。。。。
この度皆様から、ジジにたくさんのお花や、私には多くの励ましを頂戴いたしました。
あらためて、心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
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風雲急を告げる・・・と言われるように風と雲の急な変化で
起こりうる天候の予測ができます。
上空に黒い雲が湧き上がり、地面にも響くような雷が鳴り響いた直後、
ゲリラ豪雨が襲い多くの足を止めたのは、まだ2日前のことでした。
今日も湿度が高く大気が不安定のようですから
お気を付けくださいませ。
さて今日は「内敵には勇、外敵には畏れ」から抜粋
―およそ人間の身体は弱くもろく、しかもむなしい。
風前の灯のように消えやすい。思えば心細いことだ。
つねづね慎んで身を保つべきである。
まして内外から身を攻める敵が多いのだから、まことに危険である。―
(貝原益軒のいう内外の敵の内とは
飲食の欲、好色の欲、睡眠の欲、あるいは怒り、悲しみ、憂い
ということを指して、なかでも飲食・好色は内欲から外敵を引き入れてくる
最も恐るべきものであるという。
そして、外敵は風・寒・暑・湿をいう。)
―内敵に勝つには、心を強くして、忍耐することである。・・・
外敵に勝つにはそれを畏(おそ)れて早く防ぐことだ。・・・
・・・古語に「風を防ぐこと、矢を防ぐが如くす」、という。
四気の中で風・寒は最も畏るべきであろう。長いあいだ風・寒にあたってはいけない。
およそこれが外敵を防ぐ兵法なのである。内敵に勝つには勇ましく勝つのが良い。
しかし外敵を防ぐには、畏れて早く退くのがよく、
勇敢であることはよくないといえよう。―
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[3時51分西の空に鈍く光る満月]
近頃夕方にはツクツクボウシの声が鳴り響き。。。
夏も終わりに近づきました。
しかし、今日も残暑が厳しくなりそうです。
降ると言われた雨もなかなか降らないので水不足も懸念されます。
それでは本日は「養生の道を守る」からの抜粋をお届けします。
昔の君子は、好んで礼楽を行い、弓と乗馬を学んで運動し
詠歌・舞踏をして血管を養い、嗜欲をおさえて心気を安定し外邪を予防した。
こうしたことをたえず心がけていれば、鍼・灸・薬を用いなくても
病気にかからないであろう。
これこそ君子の実行している養生の根本であって、上策というものである。
よく病にかかるのは、みな養生の術を心得ていないからである。
以下略
****ジジとの思い出****
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ジジは、同類の猫ちゃんとは宿敵のように、シャーといって対抗しました。
ただひとり、はじめて鼻と鼻でチュッとご挨拶をしたのは
私の友人ロシア出身のイリーナさんのところのエリスちゃんだけでした。
たいていのワンちゃんとは仲良しだったのに
本当に不思議でした。
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あつーい山梨に行っておりました。
今朝は、気温は高いですが朝から風がよく吹き抜けています。
午後から雨の予報も出ていますが。。。
早朝、知り合いに無事、男の子が出産したという知らせが届きました。
この夏は、既に2人のご出産の便りが届いています。
ことのほか暑いこの夏、母となった皆様、おめでとうございます。
そして、まもなく感動の対面を果たそうとしている皆様
どうか、心穏やかにお過ごしくださいませ。
さて、貝原益兼の養生訓より、抜粋してお伝えしています。
本日は、「心の静と身体の働」から
心は身体の主人である。だから平静を保たなければならない。
身体は心の下僕のようなものであるから、大いに労働させるべきである。
心が平静であると、身体の主人である天君もまた豊かで
苦しみもなく楽しむことになる。
身体を動かし労働すれば、飲食したものは停滞しないで
血気の循環は良くなって病気とは無縁の存在になる。