健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

心を楽しく

2013年08月30日 20時17分56秒 | Weblog
ショウリョウバッタ ・・玄関前

ここかしこに秋の到来を感じるこの頃です。

しかし、今日は猛暑が戻り、熱風がモヤモヤと漂う一日でした。


最近、本当に久々にお会いした方がいます。

30年以上たって偶然ながら、再会出来ることは、稀であると思います。

たまたま同じ時間と、場所にいても、知らないまま通りすぎることのほうが
多いかも知れません。

こういうのが、運命のいたずらであったり、再会であったりと。。。

再会して、お互いに風貌は変わっていても、お互いがわかりあえたとき、

「人生って面白い!」と、思わず胸が熱くなりますね。


そんな体験有りますか?

日々の新しい出会いや感動体験を記したり、話したりすることは、

脳も活性化します。

どうかそんな出会いがある明日でありますように。。。


さて、今日の一節は 巻第八 養老より 「心を楽しく」から

― 老後は若い時の十倍に相当する速さで日月が過ぎていくのだから

一日を十日とし、十日を百日とし、一月を一年として喜楽し

むだな日を暮すようなことがあってはいけない。

つねに時間を惜しまなければならない。

心静かにして従容(しょうよう)としてのこった年を

楽しみ、怒ることなく、欲を少なくして

この残っている身体を養うべきである。

老後はわずか一日でも

楽しまないで空しく過ごすことは惜しまなければならぬ。

老後の一日は千金に値するものである。

ひとの子たるものは、このことを心にかけて思わないでよいはずはない。―

心の楽しみを知る

2013年08月28日 05時59分24秒 | Weblog

希望と祈りを込めて天に放つ・・台湾十分にて2012.11.25


朝の風はすっかり冷たくなりました。

鳥たちのさえずりと近くのお寺から響く鐘の音を聞きながら

今日のスタートです。

季節は巡り、夏の楽しみから秋の楽しみに変わってきます。

皆様は秋の行楽など計画されてますか?

ウキウキすることは心弾み、イメージが広がり大切なことだと思います。


さて本日は「心の楽しみを知る」からお伝え致します。


― ひとり家にいて静かに日を送り、古書を読み、古人の詩歌を吟じ

香をたき、古法帖(こほうじょう・古い名人の筆跡をうつした折本)を見て楽しみ、

山水を眺め、月花を賞し、草木を愛し、四季の変化を楽しみ、

酒を少量たしなみ、庭でとれた野菜を煮たりするのも

みな心を楽しませ気を養うたすけになる。

貧賎のひとであってもこうした楽しみは、いつでもできることである。

もしこの楽しみを知っていれば、富貴であってもこの楽しみを知らないひとよりは

優っているといえるであろう。―


アッ、ジジが飛んだ!

ジジがこの世を去りまもなく、電車の中からホームの壁に貼られたポスターが目を引きました。

その後、主人からも「ジジに似たポスターが駅にあった。」と聞き、

気になっていましたから、さっそく我が地元の駅で大きなポスターを確認しました。

間近で見ると、毛色こそ茶系ですが表情はよく似ていました。


それから、先日「もうポスターがなかった」と毎日の出勤で楽しみにしていた主人から聞きました。


ところが、偶然にもそのポスターのおおもとである写真集「ねこ」真っすぐに生きてる・・・を

写真家 岩合光昭さんの作品展に行った方から、プレゼントしていただきました。


思いがけないプレゼントと、不思議な巡り合わせに心ときめきました。

「人生の三楽」から

2013年08月26日 07時27分29秒 | Weblog


おはようございます。

今朝は、喜びのご報告からさせていただきます。

昨日25日午後2時8分、初孫が誕生しました。

体重3410グラム、51センチと大きく元気な男の子です。


おりしもこの日、義母の納骨が無事終わり、ジジの記念日とも不思議と符合する

意義深き日になりました。

人生、悲しみあれば喜び有り、別れあれば出会い有りを実感いたします。


今日も、全てに感謝して我が使命を全うできるよう

そして、皆様におかれましては、どうか無事故でいい1日でありますように。。。


横浜の花道


それでは、本日は養生訓の総論上、「人生の三楽」から

― およそ人間には三つの楽しみがある。

ひとつは道を行い心得違いをせず、善を楽しむこと。

二つは健康で気持ちよく楽しむこと。

三つは長生きして長くひさしく楽しむことである。


いくら富貴であっても、この三つの楽しみがなければ真の楽しみは得られない。

それゆえに富貴はこの三楽に入れてないのである。

もし善を楽しまず、また養生の道を知らないで、

身体に病が多く、短命となるひとは、この三楽を得られない。

ひととして生まれたからには、この三楽を取得する工夫がなくてはならない。

この三楽がなければ、どのように富貴であっても楽しめないのである。―



秋の衛生

2013年08月25日 05時47分12秒 | Weblog
横浜美術館前

夜明け前からの雨で、静かな朝を迎えています。

秋の虫や、鳥たちの声だけがまだ眠っている街に響いています。


それでは本日の養生訓からの抜粋です。

「秋の衛生」・・今からこころがけたい一節です。

― 秋は、七、八月の残暑もまだ厳しく、夏に開いた皮膚はそのままで

そうり(肌のキメ)がまだ閉じていない。

皮膚の表面の気がまだ堅固でないのに、秋風に吹かれると

皮膚は感じて傷つきやすい。

用心して涼風に当たり過ぎないように心がけなければならない。

病人は、八月になり残暑もさってから、所所に灸して風邪を予防し、

陽気を助けて痰咳の病気にかからないようにしなければならない。―


****ジジとの思い出****

8月25日はジジが我が家にやって来た日、

その後10月20日に病院で

健診と予防接種そして、去勢手術をしました。

その時、「アメショウ(アメリカンショートヘアー)とチンチラのミックス

推定年齢は、1才から1才半でしょう。」と言われました。


「猫っ可愛がり」という言葉は、―なんの見返りもない猫をひたすら溺愛する無償の愛―

を表現していると言われますが、私は無償などということはありえないと思うのです。


ジジから与えてもらったかけがえのない思い出と生涯寄り添い、

今を生きる力をもらい、そして未来に向かうバネにしていきたいと思います。

ジジ、本当にありがとう。。。。

この度皆様から、ジジにたくさんのお花や、私には多くの励ましを頂戴いたしました。

あらためて、心からお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

内敵には勇、外敵には畏れ

2013年08月23日 06時14分11秒 | Weblog
21日ゲリラ豪雨の去ったあとの横浜

風雲急を告げる・・・と言われるように風と雲の急な変化で

起こりうる天候の予測ができます。

上空に黒い雲が湧き上がり、地面にも響くような雷が鳴り響いた直後、

ゲリラ豪雨が襲い多くの足を止めたのは、まだ2日前のことでした。

今日も湿度が高く大気が不安定のようですから

お気を付けくださいませ。


さて今日は「内敵には勇、外敵には畏れ」から抜粋

―およそ人間の身体は弱くもろく、しかもむなしい。

風前の灯のように消えやすい。思えば心細いことだ。

つねづね慎んで身を保つべきである。

まして内外から身を攻める敵が多いのだから、まことに危険である。―



(貝原益軒のいう内外の敵の内とは

飲食の欲、好色の欲、睡眠の欲、あるいは怒り、悲しみ、憂い

ということを指して、なかでも飲食・好色は内欲から外敵を引き入れてくる

最も恐るべきものであるという。

そして、外敵は風・寒・暑・湿をいう。)



―内敵に勝つには、心を強くして、忍耐することである。・・・

外敵に勝つにはそれを畏(おそ)れて早く防ぐことだ。・・・

・・・古語に「風を防ぐこと、矢を防ぐが如くす」、という。

四気の中で風・寒は最も畏るべきであろう。長いあいだ風・寒にあたってはいけない。

およそこれが外敵を防ぐ兵法なのである。内敵に勝つには勇ましく勝つのが良い。

しかし外敵を防ぐには、畏れて早く退くのがよく、

勇敢であることはよくないといえよう。―








養生の道を守る

2013年08月21日 05時20分08秒 | Weblog

[3時51分西の空に鈍く光る満月]

近頃夕方にはツクツクボウシの声が鳴り響き。。。
夏も終わりに近づきました。

しかし、今日も残暑が厳しくなりそうです。

降ると言われた雨もなかなか降らないので水不足も懸念されます。


それでは本日は「養生の道を守る」からの抜粋をお届けします。

昔の君子は、好んで礼楽を行い、弓と乗馬を学んで運動し
詠歌・舞踏をして血管を養い、嗜欲をおさえて心気を安定し外邪を予防した。

こうしたことをたえず心がけていれば、鍼・灸・薬を用いなくても
病気にかからないであろう。

これこそ君子の実行している養生の根本であって、上策というものである。
よく病にかかるのは、みな養生の術を心得ていないからである。
以下略

****ジジとの思い出****
ガールフレンド

ジジは、同類の猫ちゃんとは宿敵のように、シャーといって対抗しました。

ただひとり、はじめて鼻と鼻でチュッとご挨拶をしたのは
私の友人ロシア出身のイリーナさんのところのエリスちゃんだけでした。

たいていのワンちゃんとは仲良しだったのに
本当に不思議でした。






























心の静と身体の働

2013年08月20日 13時41分14秒 | Weblog

あつーい山梨に行っておりました。

今朝は、気温は高いですが朝から風がよく吹き抜けています。

午後から雨の予報も出ていますが。。。

早朝、知り合いに無事、男の子が出産したという知らせが届きました。

この夏は、既に2人のご出産の便りが届いています。

ことのほか暑いこの夏、母となった皆様、おめでとうございます。

そして、まもなく感動の対面を果たそうとしている皆様

どうか、心穏やかにお過ごしくださいませ。


さて、貝原益兼の養生訓より、抜粋してお伝えしています。

本日は、「心の静と身体の働」から


心は身体の主人である。だから平静を保たなければならない。

身体は心の下僕のようなものであるから、大いに労働させるべきである。

心が平静であると、身体の主人である天君もまた豊かで

苦しみもなく楽しむことになる。

身体を動かし労働すれば、飲食したものは停滞しないで

血気の循環は良くなって病気とは無縁の存在になる。