今年の中秋の名月、八年に一度と言われた東の空に輝く満月を目撃した方も多いかと思います。
秋分の日も過ぎて、季節は瞬く間に進んでいます。
そして、明日10月1日から緊急事態宣言やまん延防止措置が全面解除されます。
一方、厚労省では感染拡大が今後も反復するという指摘もあって、
今月14日には都道府県などに向けて、中長期的にコロナに備えるための病床数の増加などをはじめとした
「第6波に備える医療体制の再検討」を通知しているとの報道を見ました。
細野高原(友人より)
このような流れの中で、これまで自宅にこもり外部との接触を避けてきた多くの方たちの中で、
懸念されるのが「フレイルの加速」です。
フレイルは、加齢と共に気が付かないうちに体力が落ちて心身の機能が低下している状態ですが
健康塾通信では、2016年10月23日「フレイルとは」30日「フレイルの診断と予防」の記事がありますので、
こちらも是非ご参考にお願いします。
今回は一人で出来るフレイルチエックをおすすめいたします。
先ずフレイルチエックには3つの柱があります。
- 筋肉量と筋力
- バランスと反射力
- 柔軟性
これらの低下でフレイルは加速していきます。
では3つの項目の内、本日は
- 筋肉量と筋力のチエックから行いましょう。
先ず筋肉量から
ふくらはぎの最も太いところを左右の親指と人差し指で作った円におさまるか?
やり方はふくらはぎの一番太いところにまずは左右の親指の先をつけます。
次にふくらはぎに沿って、人差し指で輪っかを作ります。
この時、人差し指どうしの開いている間隔も覚えておいてください。
反対の脚も同じようにして、左右差を比較することもできます。
*親指と人差し指で作った円より、ご自身のふくらはぎが大きければ筋肉量はクリアです。
次に筋力チエック
椅子に浅めに腰かけて両腕を組んだまま片足で立ち上がることができるか?
*左右とも出来たら筋力はクリアです。
では、次回はこの続きバランスと反射力、柔軟性のチェックをしたいと思います。
是非、チェックの続きを行ってくださいませ。
今夜から台風の影響もあるようですので、被害が少ないことと皆様の安全を
お祈りします。
五反田から、日の出