おはようございます。
この度の台風14号ナンマドルは、きのう午前には日本列島を抜けていきましたが、
被害が大きかった地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、知人のいる台湾東部でマグニチュード7.2の地震が発生したことも、とても気掛かりです。
日本も台湾も台風や地震の発生も多いですが、気候変動が多くなるにつれて
自然の脅威にさらされることが増えていると思います。
台風の前に見かけた田園風景では一面の稲穂が重そうな頭を垂れて
みどり色と黄金色の田んぼが収穫の時期を迎えていました。
その後はまだ見に行けていませんが被害がありませんようにと祈るばかりです。
ところで、前回は四季の区分についてお伝え致しましたが今回は五季についてお伝えします。
中国の五行説は、木・火・土・金・水に季節をあてはめ、
木(春)火(夏)土(?)金(秋)水(冬)ですが
土に当たる季節が無いため日本の暦で季節の始まりとされる
立春・立夏・立秋・立冬 の季節が変わる前の18日間を土用と呼んでいます。
各季節の土用はあまり馴染みがありませんが、
冬の土用・立春・春の土用・立夏・夏の土用・立秋・秋の土用・立冬
と4回あります。
ゆえに「春・夏・土用・秋・冬」を五季(ごき)と呼んでいます。
秋の三ヶ月は「容平(ようへい)」の季節と黄帝内経素問に記されます。
容は形、天地万物の形のことをいいます。
夏の成長がとまり調整するという意味があり、自然界のすべてのものは熟して実りすべてのことが安定してきます。
人は天地にみなぎる陽気を体内に深く取り込む時期とされます。
特に早寝早起が大切で早く寝るというのは気を養うことでもあり、秋の夜長であっても夜更かしは避けたいものです。
更に今年の冬はラーニャ現象の可能性高く厳寒となり
日本海側は雪が多くなる予想と聴きました。
そんなこともありこの時期にしっかり栄養を摂って良い睡眠で
気を養いたいと思います。
では今日も良い一日になりますように💛