まずは講座報告ですが、24日横浜市緑区で「らくらくリンパドレナージ」という講座を行いました。
その一部をご紹介致します。
リンパ管の中はゆっくりとリンパ液が流れ、老廃物を運んだりたんぱく質のかけらや、糖質、脂肪などの体内で利用されなかったもの、そして細菌や乳酸などが運ばれています。
この流れは下水道などともいわれますから、停滞するとあらゆる弊害が起きてきます。
健康面では
肩こり、頭痛、冷え性、便秘、むくみ、肥満、
美容面では
にきび、シミ、しわ・・・etc
このような内容で、リンパの流れや循環器系の中の役割、働きなど基本的な知識そして、家庭でご自身が活用できる簡単なリンパドレナージの一般向けの講座を行いました。
さて健康面や美容面での症状の解消にはリンパの流れの停滞を無くすことが第一ですが1.2月で特集しているコラーゲンをはじめとする体内で作られている重要な物質がもたらす効果から共通点をみてとることができます。
では本日はコラーゲン、コンドロイチンと同じように体内の結合組織に重要な成分でムコ多糖類の仲間に入る「ヒアルロン酸」についてお伝えします。
以前お伝えしたコンドロイチンもムコ多糖類の代表でネバネバ成分またはゼリー状のものをいいます。
ヒアルロン酸は
皮下・眼の硝子体・関節液にたくさん含まれています。
①皮下
皮膚は、表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織の3つの層に大きく分けられます。
真皮は、表皮の約10倍の厚みがあって、ヒアルロン酸が多く含まれているため水分が保たれて肌の乾燥を防いでいます。
ヒアルロン酸が減ってくると水分が少ないので、肌の張りがなく、皮膚の表面も乾燥してしまいます。
真皮にはコラーゲンも70%を占めています。
②目の硝子体(しょうしたい)
これは、眼球の水晶体(レンズ部分)の後方にあって、内側をうめる透明なゼリー状の組織です。ヒアルロン酸が多く含まれており、眼球を丸く保つ役割を担っています。
③関節液
関節のなかにある、関節液や関節軟骨などにヒアルロン酸がたくさん含まれていて、潤滑作用(骨と骨の間の滑りをよくする)や緩衝作用(クッションとしての役割)などを担っています。
ヒアルロン酸の働きや含まれている食品はコンドロイチンとほぼ同じですので前頁も参照してください。
ではムコ多糖類としてまとめてみますのでもう一度復習してみましょう。
①細胞と細胞をつないでいるゼラチン性の物質(ネバネバ成分またはゼリー状のもの)をいいます。
②ムコ多糖類は、保水性に優れて、肌の健康維持や関節のクッションの役割などをしています。
更にドロドロ血液を緩和したり、コレステロール値を下げる働きもあります。
③体内で作られる物質ですが、年齢とともに作られにくくなっていくため食事で積極的に取り入れたいものです。
④ムコ多糖類を多く含む食品には
魚の頭やヒレ、アンコウ、軟骨や豚足、貝類や海草類、長いものようなネバネバした食品や納豆などがあります。
⑤ムコ多糖類が不足すると
・関節がこわばったり、動きが悪くなります
・動脈硬化をまねき老化がすすんできます
・腰椎椎間板ヘルニヤや変形性膝関節症になりやすくなります
*おまけです。
これもまた身体の中にもあるものですが、加齢とともに失われていきます。
ムコ多糖類が不足すると関節の炎症や 、変形性関節症やリウマチの痛みや腫れをまねきますが、これらを改善する成分として「グルコサミン」があります。
グルコサミンとは
①動物の皮膚や軟骨、甲殻類の殻に含まれる糖の-種です。
②体内ではタンパク質とくっついて(アミノ糖)軟骨、爪、靱帯、心臓弁などに存在しています。
③軟骨細胞を形成する基礎となる成分で、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。
・軟骨や皮膚などを再生させる。
・関節の炎症を抑え、傷ついた軟骨の修復を促進し、変形性関節症やリウマチの痛みや腫れを改善します。
さあ2月も終りに近づいていますが、今日の関東は雪や雨の悪天候でした。気温の変動もまだまだ続く模様です。
冷えや湿気は関節の痛みを呼びますので、お部屋でできる簡単なストレッチやセルフマッサージで血液リンパの流れを促進してください。
そしてねばねば食品もたくさんとって更に若返りましょう!
その一部をご紹介致します。
リンパ管の中はゆっくりとリンパ液が流れ、老廃物を運んだりたんぱく質のかけらや、糖質、脂肪などの体内で利用されなかったもの、そして細菌や乳酸などが運ばれています。
この流れは下水道などともいわれますから、停滞するとあらゆる弊害が起きてきます。
健康面では
肩こり、頭痛、冷え性、便秘、むくみ、肥満、
美容面では
にきび、シミ、しわ・・・etc
このような内容で、リンパの流れや循環器系の中の役割、働きなど基本的な知識そして、家庭でご自身が活用できる簡単なリンパドレナージの一般向けの講座を行いました。
さて健康面や美容面での症状の解消にはリンパの流れの停滞を無くすことが第一ですが1.2月で特集しているコラーゲンをはじめとする体内で作られている重要な物質がもたらす効果から共通点をみてとることができます。
では本日はコラーゲン、コンドロイチンと同じように体内の結合組織に重要な成分でムコ多糖類の仲間に入る「ヒアルロン酸」についてお伝えします。
以前お伝えしたコンドロイチンもムコ多糖類の代表でネバネバ成分またはゼリー状のものをいいます。
ヒアルロン酸は
皮下・眼の硝子体・関節液にたくさん含まれています。
①皮下
皮膚は、表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織の3つの層に大きく分けられます。
真皮は、表皮の約10倍の厚みがあって、ヒアルロン酸が多く含まれているため水分が保たれて肌の乾燥を防いでいます。
ヒアルロン酸が減ってくると水分が少ないので、肌の張りがなく、皮膚の表面も乾燥してしまいます。
真皮にはコラーゲンも70%を占めています。
②目の硝子体(しょうしたい)
これは、眼球の水晶体(レンズ部分)の後方にあって、内側をうめる透明なゼリー状の組織です。ヒアルロン酸が多く含まれており、眼球を丸く保つ役割を担っています。
③関節液
関節のなかにある、関節液や関節軟骨などにヒアルロン酸がたくさん含まれていて、潤滑作用(骨と骨の間の滑りをよくする)や緩衝作用(クッションとしての役割)などを担っています。
ヒアルロン酸の働きや含まれている食品はコンドロイチンとほぼ同じですので前頁も参照してください。
ではムコ多糖類としてまとめてみますのでもう一度復習してみましょう。
①細胞と細胞をつないでいるゼラチン性の物質(ネバネバ成分またはゼリー状のもの)をいいます。
②ムコ多糖類は、保水性に優れて、肌の健康維持や関節のクッションの役割などをしています。
更にドロドロ血液を緩和したり、コレステロール値を下げる働きもあります。
③体内で作られる物質ですが、年齢とともに作られにくくなっていくため食事で積極的に取り入れたいものです。
④ムコ多糖類を多く含む食品には
魚の頭やヒレ、アンコウ、軟骨や豚足、貝類や海草類、長いものようなネバネバした食品や納豆などがあります。
⑤ムコ多糖類が不足すると
・関節がこわばったり、動きが悪くなります
・動脈硬化をまねき老化がすすんできます
・腰椎椎間板ヘルニヤや変形性膝関節症になりやすくなります
*おまけです。
これもまた身体の中にもあるものですが、加齢とともに失われていきます。
ムコ多糖類が不足すると関節の炎症や 、変形性関節症やリウマチの痛みや腫れをまねきますが、これらを改善する成分として「グルコサミン」があります。
グルコサミンとは
①動物の皮膚や軟骨、甲殻類の殻に含まれる糖の-種です。
②体内ではタンパク質とくっついて(アミノ糖)軟骨、爪、靱帯、心臓弁などに存在しています。
③軟骨細胞を形成する基礎となる成分で、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。
・軟骨や皮膚などを再生させる。
・関節の炎症を抑え、傷ついた軟骨の修復を促進し、変形性関節症やリウマチの痛みや腫れを改善します。
さあ2月も終りに近づいていますが、今日の関東は雪や雨の悪天候でした。気温の変動もまだまだ続く模様です。
冷えや湿気は関節の痛みを呼びますので、お部屋でできる簡単なストレッチやセルフマッサージで血液リンパの流れを促進してください。
そしてねばねば食品もたくさんとって更に若返りましょう!