健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

11月15日(月)のつぶやき

2010年11月16日 02時27分06秒 | Weblog
19:50 from goo
体温測定 #goo_cqc http://blog.goo.ne.jp/cqc/e/ad2fcf6b0d0696b3601b7051426e3fc6
20:08 from web
リンパ浮腫の皆さま、風邪をひくと蜂窩識炎を起こしやすくなります。皮膚に赤い斑点が、
ポツポツ出はじめたら、早い対応をしてください。皮膚に熱が有ったら十分冷やして主治医にかかって下さい。
by biosu on Twitter

体温測定

2010年11月15日 19時46分26秒 | Weblog
久しぶりの雨です。
近頃風邪を引いている方が多いので、この雨で空気の乾燥が少しでも解消されると有り難いですね。


さて、紅葉も例年より一週間遅れているようですが観光地では今が見頃となりました。
店先にも柿をはじめとする秋の果物などが並んでいます。

「柿が赤くなると、医者が青くなる」とも言われていますが、柿にはビタミンCが豊富で
利尿作用や血圧を正常にしてくれる働きが有ります。

一方、柿は身体を冷やすとも言われますがこれは食べすぎた場合です。
なので正常な体温が下がるということでは有りませんので、栄養価の高い季節の果物として
上手にいただきたいものです。


いよいよ冷たい空気が肌を刺すようになり、油断をすると風邪に侵入され微熱などの症状が
出たりもします。


ところでご自分の平熱をご存知ですか?

日本人の平熱は平均が36.5度前後といわれていますが個人差もあります。

特に高齢になると平熱は36度を下回ることもあって、特に暑さや寒さに影響を受けやすくなるため
夏はやや高めに、冬はやや低めになる傾向があるようです。

また加齢によって体温調節中枢の機能が衰えてくる為、病原菌の体内侵入に対しても
発熱が起こりにくいこともあるので、食欲など日常と何かしら変化がある時は注意が必要です。


一日の中で体温が上がるのは夕方で、活動しているときと眠っているときでは1度ほど変化があります。
さらに夜中の2時~3時にかけて最低になり、明け方にかけて上昇するそうです。


*体温が1度下がると

●免疫力は37%低下し風邪や病気にかかりやすくなります。

●基礎代謝は12%低下するので脂肪を燃焼しにくくなり、肥りやすくなります。

●体内酵素の働きが50%低下して栄養素の吸収や、体温のもとであるエネルギー生産力も低下するので疲れやすくなります。

●自律神経の失調 ・不眠・食欲不振・だるい・トイレが近く残尿感がある・生理不順・心筋梗塞の危険性もでてきます。

●癌細胞は低体温を好むということで、ガン細胞の発生や増殖しやすい環境になります。


これから益々風邪にかかりやすい季節となりますので、まずは平熱を知って体調管理が必要です。

体温計には水銀体温計や簡単な電子体温計などがあります。

水銀体温計は約10分と時間もかかりますが最も正確な測定が出来ます。


*体温測定の注意は

●運動・入浴・食後の30分は避けます。

●脇の下で測る時は脇の下の汗をよくふいて、温度計の先を脇の下のもっともくぼんだところに、
 体側に対して30~45度の角度で差込みます。

●口の中で測る時は舌の裏の中央にあるスジに体温計の先をあて、舌で軽く閉じて測定します。
 正確に測るためには口を開いたり、おしゃべりは厳禁です。


それでは、季節の食物をバランスよくいただいて風邪が入り込まないように養生しましょう。
今週は少し気温が下がるようですから要注意ですね。 


*今日のショット:襟巻をしているジジ  

体感温度

2010年11月07日 21時46分37秒 | Weblog
今日は立冬、早いですね。
関東はここしばらく穏やかな陽気が続いた為過ごしやすい日々でした。
こんな日を「小春日和」といいますが、ぽかぽかとした暖かさは何とも心もほころぶものです。

きのうはAPEC開催前で警備が厳しくなっている横浜にコンサートを聴きに行きました。
マエストロの飯森範親氏のもとで歌いたいという方々が集って立ち上げられたという
「コーロ・フォレスタ」混声合唱団のファーストコンサートでした。

実は私の知人がこの合唱団のひとりとして参加していたので、とても楽しみにしていました。友人は大病を乗り越えそして今回も風邪で体調が万全ではない中、最後までステージを務めていました。
70名あまりの皆様それぞれに1年5か月の練習と、この日のために注がれた情熱には多くのドラマがあったことと思います。

メンバーには大先輩の方々のお姿も見受けられましたが、姿勢を正して声を出すことは健康にもよく、大きな目標に向かって努力することや今日のような達成感は、大きな生甲斐になっていると思いました。
迫力と感動が伝わるステージを有難うございました。

さて冒頭で陽気の話をいたしましたが、温度や気温の変化は健康にも大きな影響を与えます。
特にこの夏の猛暑は精神面や情緒不安をももたらしました。
そして、10月の急な気温の降下は身体の健康面に支障をきたしたことも多いでしょう。

私たちが体感する寒暖の感覚は気温だけではなく、湿度や風、日射などの環境の要素のほかに、着衣の程度や活動などによる代謝によって体感温度は変わってきます。

また同じ温度の空気と水では熱伝導の大きい水は体温をどんどん奪いますから雨などにぬれると身体は冷たく感じます。

また同じ温度の空気でも風や湿度によって体感温度は変化します。
風が吹いて乾燥していると汗も出やすく熱を運ぶので涼しく感じ
風がなく湿度が高いと蒸し暑く感じます。
 
季節の変わり目はこのように気温などの要素で体調を崩しがちになりますので、
衣類の調整だけでなく、身体の中から環境の変化に負けない力をつけたいものです。



ところで、前回のブログでご自分の実測体重が標準体重以上だった方は是非、肥満度を計算してください。
まずは再度、標準体重を出してください。
*標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 
または
・身長165㎝未満の人 →  身長-105=標準体重
・身長165㎝以上の人 →  (身長-100)×0.9=標準体重


*肥満度(%)=標準体重÷(自分の体重-標準体重)×100
 
肥満度10~20%の方  ・・・筋肉質などの例外を除き、肥満者となります。
   0~マイナス10%の方  ・・・望ましい状態
   マイナス10~20%の方  ・・・やせ型
   マイナス20%以上の方  ・・・病的で要検査


食欲の秋ですから美味しい物もおおいに頂きながら、標準体重に近づく努力もしていきたいと思います。

ではまた近いうちに