元旦の能登半島地震から間もなく1か月になりますが、被災した皆様には
大寒の時期と重なり大変な環境の中、早い復旧とお見舞いを申し上げます。
1月も終わりに近づき26日に東の空に煌々と輝く満月を見ました。
そして、明け方前の西の空に再びその輝きを確認できました。
ちなみに今月はウルフムーンと呼ぶそうです。
このような月の満ち欠けの繰り返しで、太陽と月が180度離れたときに満月となりますが、
こうして命を繋ぎながら宇宙の流転の中で生かされているご縁をしっかり受け止めたいと思います。
実は、お正月休みが終わる頃久々に風邪をひきました。
初期は熱もなく早めに治そうと思っていたのですが、8度近く熱が出たと同時に
咳、のどの痛みと2日ほどつらい症状が続きました。
身体が病んでくると気力も衰えていくのを感じ『気』について
思いを巡らしました。
東洋医学では「気血」「気の流れ」と言う言葉を使いますが
その滞りが様々な病を引き起こしているという点からも
目には見えないながらも生きるための大切なエネルギーと考えられています。
気という言葉はいろいろな意味で熟語となって使われていますが
心身や環境に気を配りながら、気運を高め、気力を充実させ
活気ある生活を呼び込むためにも気合を入れてまいります。
近頃、一日のご褒美のように夕焼けに輝く空から元気をもらっています。
明日も良い一日でありますように。