運動と脳の働き goo.gl/EDkKVM
— 古賀公子 (@biosu) 2016年11月16日 - 16:13
11月も中旬となりしっかり冬支度して出掛けるようになったこの頃です。
先週、木枯らし1号が吹いた日は健康塾の外ウォークでした。
いつもよりやや早めに教室に集合して、ストレッチなど準備運動をしてから、
一時間の外ウォークに出掛けました。
目的地は、駒沢公園。。。
久しぶりです。
途中の遊歩道で桜の枯れ枝に、見事なピンク色に開花した桜を見たときは驚きました。
外ウォークの良いところは
素敵な景色と大きな空との出会いです。
特に駒沢公園は、常にトレーニングで来ている方達が多いので、
自転車道、ジョギング用、ウォーキング用と別れていて安心して歩行を楽しむことができます。
早歩き、普通の歩行など組み合わせてじんわり汗が滲むくらいの歩行でした。
ところで、運動をして記憶が良くなるという事で、ラットを運動させると
脳由来神経栄養因子という遺伝子が、記憶を司る「海馬」に発現することがわかり
ヒトでは2010年に証明できました。
ストレッチだけでは変わらなかったようですが、
3ヶ月のジョギングで安静時でも3倍以上の
脳由来神経栄養因子が増えたということです。
海馬は年齢と共に萎縮して
運動しないと一年に1%小さくなっていくそうです。
一年間運動をしているグループでは、加齢に伴う海馬の容量減少で
本来1~2%減っていくのが、2%増えたということです。
また、ストレッチだけでは
萎縮していくこともわかっています。
近頃認知症による車の暴走などが続いてます。
加齢すなわち海馬の萎縮は深刻です。
ここで、ウォーキングなどの運動を見直し、
少しずつでも生活の中に取り入れて参りましょう。