テニスの話です。
「ワールド・テニス・デイ」とは、現役&往年の名選手がエキシビジョンで対戦する企画。
私が見たのはロンドン大会で、対戦カードは2つ;
1.「パット・キャッシュ vs イワン・レンドル」
1980年代に活躍した往年の名選手です。
現在はアンディ・マレーのコーチとしても有名なレンドル。彼は8回の4大大会優勝を果たすものの、ついにウィンブルドンだけは勝てなかった悲劇のヒーロー。
そのチャンスの一つをつぶされた相手がキャッシュであり、因縁の対決(?)。
そして、キャッシュが4大大会を制したのは、その時のウィンブルドンだけです。
「カモシカのように長い手足でアグレッシブなプレイ」というイメージがあったレンドルは、今や体型が大きく変わり、メタボの中年おじさん(53歳)化してました。フットワークもヨボヨボフラフラ・・・でも引きつけて振り切ったときのフォアに往年の輝きが垣間見えました。
2.「ピート・サンプラス vs アンドレ・アガシ」
40歳以降のテニスファンには垂涎のカードではないでしょうか。
幾多の名勝負伝説を生んだ対戦です。
とくにサンプラスはシニア参戦していないので彼がテニスをしている姿を見るだけでも価値がありそう。
猫背で入場するサンプラスが昔を思い出させます。大分髪の毛が薄くなったなあ。
一方のアガシはスキンヘッドでウェアもパンツも靴も全身真っ赤。なんだか還暦祝いの火野正平のよう(笑)。
昔から奇抜なウェア・ファッションでファンを楽しませたことを思い出しました。
内股でひょこひょこオモチャのように歩く姿も変わりません。
さて、肝心のテニスは・・・。
サンプラスのリターンの時の様子は昔のまま。ラケットをくるくる回して口を半開きにしてペロペロ舌を出す、は虫類のような仕草。
プレイは年齢相応で、時折鋭いショット(当時は「ピストルショット」と呼ばれたらしい)を見せるものの、彼の持ち味である「サーブ&ボレー」は少ししか見ることができませんでした。
現在のサンプラスはゴルフはやるけどテニスラケットを握ることはないらしい。
試合後のインタビューでも「もうテニスはやらん」と言ってましたね。ちょっと残念。
一方のアガシはフットワークもショットも切れ味抜群。
ライジングで球を捉えてコンパクトなスイングで振り切る潔さは昔を彷彿とさせます。
40歳過ぎても動体視力が落ちていない感じで、その鋭いショットにサンプラスが棒立ちになること多数。
うん、こちらはバッチリ練習しているな。奥さんのグラフとやっているのかな。
解説によると10歳代の子どもたちもテニスをしているらしい。アガシとグラフの子どもたち・・・最強のテニス遺伝子です。彼ら(彼女ら)が活躍する時代が来るかもしれませんね。
「ワールド・テニス・デイ」とは、現役&往年の名選手がエキシビジョンで対戦する企画。
私が見たのはロンドン大会で、対戦カードは2つ;
1.「パット・キャッシュ vs イワン・レンドル」
1980年代に活躍した往年の名選手です。
現在はアンディ・マレーのコーチとしても有名なレンドル。彼は8回の4大大会優勝を果たすものの、ついにウィンブルドンだけは勝てなかった悲劇のヒーロー。
そのチャンスの一つをつぶされた相手がキャッシュであり、因縁の対決(?)。
そして、キャッシュが4大大会を制したのは、その時のウィンブルドンだけです。
「カモシカのように長い手足でアグレッシブなプレイ」というイメージがあったレンドルは、今や体型が大きく変わり、メタボの中年おじさん(53歳)化してました。フットワークもヨボヨボフラフラ・・・でも引きつけて振り切ったときのフォアに往年の輝きが垣間見えました。
2.「ピート・サンプラス vs アンドレ・アガシ」
40歳以降のテニスファンには垂涎のカードではないでしょうか。
幾多の名勝負伝説を生んだ対戦です。
とくにサンプラスはシニア参戦していないので彼がテニスをしている姿を見るだけでも価値がありそう。
猫背で入場するサンプラスが昔を思い出させます。大分髪の毛が薄くなったなあ。
一方のアガシはスキンヘッドでウェアもパンツも靴も全身真っ赤。なんだか還暦祝いの火野正平のよう(笑)。
昔から奇抜なウェア・ファッションでファンを楽しませたことを思い出しました。
内股でひょこひょこオモチャのように歩く姿も変わりません。
さて、肝心のテニスは・・・。
サンプラスのリターンの時の様子は昔のまま。ラケットをくるくる回して口を半開きにしてペロペロ舌を出す、は虫類のような仕草。
プレイは年齢相応で、時折鋭いショット(当時は「ピストルショット」と呼ばれたらしい)を見せるものの、彼の持ち味である「サーブ&ボレー」は少ししか見ることができませんでした。
現在のサンプラスはゴルフはやるけどテニスラケットを握ることはないらしい。
試合後のインタビューでも「もうテニスはやらん」と言ってましたね。ちょっと残念。
一方のアガシはフットワークもショットも切れ味抜群。
ライジングで球を捉えてコンパクトなスイングで振り切る潔さは昔を彷彿とさせます。
40歳過ぎても動体視力が落ちていない感じで、その鋭いショットにサンプラスが棒立ちになること多数。
うん、こちらはバッチリ練習しているな。奥さんのグラフとやっているのかな。
解説によると10歳代の子どもたちもテニスをしているらしい。アガシとグラフの子どもたち・・・最強のテニス遺伝子です。彼ら(彼女ら)が活躍する時代が来るかもしれませんね。