休日の今日は思わず9時過ぎまで寝てしまいました。疲労とか色々ありはしましたが、多分花粉症を抑えるための抗ヒスタミン剤の副作用が一番大きな理由でしょう。今日は特に昼過ぎからやたら眠かったですし、鼻のムズムズ感はなくなっても、この副作用がある限りなかなか薬に全面的に頼る、というわけには行きませんね。
さて、最強の繊維・蜘蛛の糸を産業的に利活用するための技術が開発されたそうです。クモの糸が強靭で伸縮性にも富む優れた繊維であることは古くから知られていましたが、カイコなどと違いクモは狭い場所でたくさん飼うと共食いをしてしまい、大量の糸を回収することが出来ない生き物だったため、これまで産業利用は全く進んでいませんでした。それを今回、山形県のバイオベンチャーが、微生物に遺伝子を導入して大量生産する技術開発に成功したのだそうです。
蜘蛛の糸の成分はフィブロインというタンパク質で、その強さは炭素繊維やアラミド繊維より優れ、しかも重さは鋼鉄の約1/6、炭素繊維より40%と軽いという特徴があります。タンパク質ですから生物に作らせることが可能という訳で、以前、カイコにクモの遺伝子を組み込んでクモの糸をカイコに作らせようという試みがアメリカの大学で研究されている事がネットニュースに上がっていました。が、あれはカイコの絹繊維に数%の蜘蛛の糸繊維が混じるという程度の話で、それでも絹糸が従来の2倍の強さを示したそうですが、それに対してこちらは微生物を使い、短時間で高純度のフィブロインを生産し、更に独自の技術で糸として紡ぎだすという事までやって、天然の蜘蛛の糸と同じレベルの強度を持つ繊維を生み出した、とのことです。
とりあえず発表会には蜘蛛の糸繊維で編んだドレスを展示されていましたが、単に衣料関係ばかりでなく、様々な用途が考えられそうです。なにせ強くて軽くて伸縮性にも富むという夢の様な素材ですから、順調に量産化され、コストも下がってくれば、それこそあらゆる産業分野で応用が図られることでしょう。そうやって利用が広まってくれば、強いとか軽いだけではない、更に夢の広がるような機能や用途が見出されるかもしれません。こんな先々実に楽しみな技術が日本から生まれでたことに、一国民として素直に喜びたいと思います。
さて、最強の繊維・蜘蛛の糸を産業的に利活用するための技術が開発されたそうです。クモの糸が強靭で伸縮性にも富む優れた繊維であることは古くから知られていましたが、カイコなどと違いクモは狭い場所でたくさん飼うと共食いをしてしまい、大量の糸を回収することが出来ない生き物だったため、これまで産業利用は全く進んでいませんでした。それを今回、山形県のバイオベンチャーが、微生物に遺伝子を導入して大量生産する技術開発に成功したのだそうです。
蜘蛛の糸の成分はフィブロインというタンパク質で、その強さは炭素繊維やアラミド繊維より優れ、しかも重さは鋼鉄の約1/6、炭素繊維より40%と軽いという特徴があります。タンパク質ですから生物に作らせることが可能という訳で、以前、カイコにクモの遺伝子を組み込んでクモの糸をカイコに作らせようという試みがアメリカの大学で研究されている事がネットニュースに上がっていました。が、あれはカイコの絹繊維に数%の蜘蛛の糸繊維が混じるという程度の話で、それでも絹糸が従来の2倍の強さを示したそうですが、それに対してこちらは微生物を使い、短時間で高純度のフィブロインを生産し、更に独自の技術で糸として紡ぎだすという事までやって、天然の蜘蛛の糸と同じレベルの強度を持つ繊維を生み出した、とのことです。
とりあえず発表会には蜘蛛の糸繊維で編んだドレスを展示されていましたが、単に衣料関係ばかりでなく、様々な用途が考えられそうです。なにせ強くて軽くて伸縮性にも富むという夢の様な素材ですから、順調に量産化され、コストも下がってくれば、それこそあらゆる産業分野で応用が図られることでしょう。そうやって利用が広まってくれば、強いとか軽いだけではない、更に夢の広がるような機能や用途が見出されるかもしれません。こんな先々実に楽しみな技術が日本から生まれでたことに、一国民として素直に喜びたいと思います。