かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

まさか、レイ・ハリーハウゼンが今の今までご存命だったとは!

2013-05-08 20:49:47 | アニメ特撮
 今朝はやたら寒かったのに、昼間はこれまでで一番暑く感じる正に初夏の一日になりました。一日のうちの寒暖の差がやたら激しいのが大変ですが、しばらくこんな天気が続くのでしょうか?
 花粉も、終わりそうでなかなかダラダラと続いています。花粉が終わったら布団を干そうと思ってずっと待っていたのですが、いつまで待ってもその時が来ないので当面それは諦め、職場の露天の駐車場に車を1日放置するのを利用して、布団を車に乗せて出勤し、車内で適当に広げておきました。完全に閉めきっておけば、車内の温度は相当上がりますし、花粉も入って来ませんから、理想的な布団乾燥がこれで可能になります。おかげで今日はふかふかの布団でゆっくり寝られそうです。

 さて、モデルアニメーション特撮の大本山、レイ・ハリーハウゼンが逝去されたとの報に、驚いています。そもそもからして、「まだ生きてらしたの?!」というのが第1の驚きで、昨日お亡くなりになった、というのはそのあとに感じた驚きでした。デビューは1953年、次々と土の中から現れて襲い掛かってくる骸骨剣士の群れとか7つ首のヒドラ、青銅巨人タロスなどなどにただただ驚嘆させられた『アルゴ探検隊の大冒険』が1963年と私が生まれる前の話ですし、最後の作品『タイタンの戦い』は1981年で、これは映画館に観に行きましたが、その時はもう結構お年だったはずで、もうあれから30年以上経っているのです。それがまさかよもやニュースでまたその名を見ようとは、全く思いもよりませんでした。間違いなく20世紀の映画に輝く金字塔の一人に違いない巨人で、もちろんその後の特撮映画にも多大な影響を与えましたし、私自身、友人と学生時代に真似をしてモデルアニメーションで映画作りをしたりして、とにかく大好きな映画監督でした。
 今や特撮映画もデジタル全盛の時代ですが、この当時はまだまともな民生用コンピューターなど無く、合成などもアナログな技法を駆使してなされていたはずです。それなのに、ニュースに張り付いていたyoutubeの動画を観ると、とてもそんな時代のシロモノとは信じがたい映像が動いています。ただただ地道な努力と途方も無いひらめきとで夢に見るようなクリーチャー像や夢の世界をリアルに描き出した彼ら先人の創作物なしに、今のコンテンツ産業の隆盛は無かったと言っても過言ではないでしょう。
 心からその御業に感謝し、安らかにあれ、と祈りを捧げたいと思います。

コメント (2)
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