かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

市立図書館も侮るなかれ、ですね。結構充実した蔵書で助かりました。

2013-09-14 22:16:51 | Weblog
 台風、このコースなら心配いらんだろう、と軽く考えておりましたが、時間が経つに連れて、紀伊半島直撃もあり得る嫌なコースになってしまっているではないですか! 明日にはもう少しはっきりしてくるでしょうが、東のヒトには悪いですがもうちょっとだけ東に振ってこっちにはなるべく影響が少ないようになってくれる事を祈らざるをえません。少なくとも平成10年の台風7号の悪夢が再び襲ってくるようなことだけは無いよう、直撃は避けて欲しいです。

 さて、今日は桜井市立図書館に調べものをしに出かけてきました。この間から半分仕事と関連したことで、奈良時代や平安時代の古文献を幾つか渉猟しているのですが、地元の橿原市立図書館ではあまりめぼしい資料が無かったため、以前ちょっとだけ立ち寄った事のある隣りの市のこの図書館まで、足を伸ばしてみたのでした。すると、さすがに邪馬台国最有力候補の纒向遺跡を抱える市だけあって、郷土資料室を中心に、歴史関係の資料はかなり充実しています。今はネットで色々と結構専門的な部分まで検索して調べることが出来る時代ではありますが、ある程度突っ込んで行くとちょっとネットだけでは不足する部分が結構出てきて、そうなるとやっぱり過去の文献をひも解かねばならなくなってきます。ネットは索引くらいの役割で、その情報を基に現物に当たってみる、という感じでしょうか。その現物はというと、そう言う専門の研究を行う大学の図書館ならば多分あるでしょうが一般ではちょっと利用しづらいですし、と言って国会図書館の関西館が比較的近い京都府精華町にあるとは言え、車で1時間以上かかりますし必要な資料はほぼ全て閉架でいちいち申請して出してもらわねばなりませんから、事前にどの資料のどの部分が必要なのか、下調べをきっちりしていかないと、大変七面倒で時間ばかり無駄にしかねない嫌いがあります。そう言うのからすれば、こうして地元で意識的に文献収集を営んでいる公立図書館があるというのは、大変ありがたい話です。今日は都合で半日足らずしかおれませんでしたが、仕事とは関係なくちょっと興味深い本もありましたので、また機会を改め再訪して図書貸し出しカードなども作っておきたいです(ありがたいことに、桜井市民でなくても奈良県民か桜井市に通勤通学している者なら利用者カードを発行してもらえるのです)。
 他にもそんな資料充実の図書館が無いか、近隣のを幾つか調べておく必要がありそうです。それで大方間に合うようなら、国会図書館まで出張る必要がなくなりますからね。

コメント
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