かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

オリンピック決まったからってスポーツ庁新設とか、ちと浮かれ過ぎにも感じましたが・・・。

2013-09-09 20:27:00 | Weblog
 月も改まり、暑さも随分と和らいできましたので、少し早めではありますがブログのテンプレートを秋仕様に改めました。実際このような紅葉が楽しめるようになるのは11月も半ばを過ぎた頃、まだ二ヶ月も先の話ではありますが、少しでも早く涼しく秋めいてくる事を願って選びました。まだ少し夏と秋の空気が列島上空で鍔競り合いしているようですが、それも今少しで秋が押し切ってくれる事でしょう。今しばらくの辛抱です。

 さて、東京五輪決定で沸いた昨日でしたが、今日は、菅官房長官殿がスポーツ庁と五輪担当大臣新設を検討、とのニュースが。いやいやいや、いくらうれしいからって、そこまでする必要があるんですか? と思いつつ記事を読んでみましたら、なるほど、と思わされる部分もなきにしもあらずではありました。
 スポーツ庁自体は、各省庁にまたがっているスポーツ関連の部局を一つにまとめるという事で、既に2011年6月に成立したスポーツ基本法の附則に、スポーツ庁設置を検討する事が明記されているのだそうです。そう言えばそんな話もあったな、となーんとなくおぼろげに記憶が残っておりましたが、それを押し進める絶好の機会がやってきた、という事なのでしょうね。それにしたってオリンピックにかこつけて本当にそんな官庁がいるんだろうか? とも思ったのですが、オリンピックは文部科学省、パラリンピックは厚生労働省の所管なのだと聞くと、おやおや、なるほどな、よくある縦割り行政になっていた訳ですね、と何となく納得できてしまったりします。なお、五輪担当大臣は文部科学相と兼務の方向で調整されているそうですので、ポストが一つ増えるからと言ってその席に預かれる人が増える訳ではない、という事のようです。
 とは言え、新しい組織と言っても、中身は文部科学省と厚生労働省からそれぞれ官僚を引っこ抜いて一つ部屋に押し込めるだけで、それぞれの人は古巣のひも付きで代理戦争の権力争いに興じるだけ何じゃないか、とハスに構えてみたくもなるお話ではあります。総理以下の官邸、わけてもスポーツ大臣様のコントロール能力やいかに、とお手並み拝見ですね。

 ・・・ところでスポーツ庁とかスポーツ大臣(スポーツ相)とか、なんだかどうにも間の抜けた響きな気がしてなりませんね。せめて呼び名だけでももうちょっとなんとかならないんでしょうか?

コメント
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