かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

日本マイクロソフト、ウィンドウズ10の自動更新について、とうとう陳謝してしまいました。

2016-07-05 20:37:54 | Weblog
 今日はまた昨日に増して暑い1日でした。最高気温は35.5℃(奈良市)で、ついに35℃を突破、20時現在で27.9℃と昨日より1.2℃高い暑い夜になっています。ここ橿原市から南では、昼過ぎから随分天気が不安定になって、かなり強い雨が降ったみたいですが、こちらはその流れの雷が1,2度鳴っただけで、雨は全く降りませんでした。ここで夕方に夕立の一つもあれば随分夜の過ごしやすさが変わるのですが、今日の雨も随分ピンポイントで降ったようですし、残念ながらそう簡単には涼しい夜はやってこないみたいです。

 さて、日本マイクロソフト社が、実質ウイルスと化したWindows 10の自動更新について、『通知内容がわかりにくく、お客様にご迷惑をおかけしてしまったケースが多々あった。 適切な情報発信が不十分だった』『適切な情報発信が不十分だった』と社長自ら記者会見で陳謝しました。現在はコールセンター人員を通常の4倍に増員するなどしてサポート体制を強化、社長から『米国本社にフィードバックを行った』そうです。その本社では、先週裁判で敗訴し、上告するのもやめて1審で支払命令を受けた1万ドルを原告に支払ったとのことですから、色々とやりとりがあったのかもしれません。しかし、あの訴訟社会のアメリカで、裁判が長引くのは得策ではない、と1審の敗訴を受け入れなどして後大丈夫なのでしょうか? あちらの訴訟制度は良く知りませんが、味をしめた弁護士達がハゲタカと化してこの件でマイクロソフトをついばみに集まったりしないかと人ごとながら少し心配になります。
 うちもPCが一台使えなくなりましたし、裁判までするのはコストパフォマンス悪すぎる気がするので訴えようとは思いませんが、何かヒトコトくらいはお詫びが欲しいとは思います。その一言をもらうのに4倍に増員されたというサポートに電話してみるのも手かもしれませんが、憂さ晴らししても虚しいだけですし、今後マイクロソフト製品にはできるだけお金を払わないようにするくらいの消極的な態度が一番馴染む気がします。それにしても、どうしてあんなに強引なやり方を推し進めたのか、どう考えても不可解です。色々と問題が現れてからも、アップデートを事実上強制するウイルスモードを強行したことなど、更に不可解な話です。挙句、おそらく非常に優秀な法務部門を擁しているにもかかわらず、裁判で負けたりもしているのですから不思議としか言いようがありません。もし将来、マイクロソフトが倒産するようなことがあったとしたら、これがその凋落の第一歩だった、などと歴史に記される日が来るのかもしれません。その時には、是非この経営判断をしたトップの思惑などの裏話を本にして出して欲しいですね。

コメント
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