自分の店からアニメオタクを排除したいならはっきり宣言されたらいいですし、それを愚痴るのも自由かと思います。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１５．７℃、昼の最高気温は１８．７℃、五條市アメダスの最低気温は１３．８℃、最高気温は１８．３℃でした。GW最終日の今日は、未明からずっと雨が降り続き、止む間もなく夜になった今も雨音が窓の外で鳴り響いています。雨脚はそれほど強くなく、雨量は１０か２０ミリ程度で大したことは無いですが、これだけじっくり降り続けるとじわじわと冷気が染み通ってくるようで、部屋にじっとこもっていると、風邪でも引いたかと疑うような寒気を覚え、といって灯油はもう切れているのでストーブは付けられないですし、毛布をかぶってしのいでおりました。明日は一転初夏の陽気を取り戻し、５月らしい青空が広がる予報です。休み明けの天気としてはまずまずの空模様ではないかと思います。

　さて、東京・青山にある喫茶店が、アニメ「ラブライブ」の舞台として取り上げられ、聖地巡礼を志すオタクなファン層が来店するようになって、店主が作品への取り上げについて安易に同意するんじゃなかったと後悔しているのだそうです。曰く、「アニメとうちのカラーは合わない」とのこと。ならばなんで最初に同意したのだろう？　と傍から見て思うわけですが、そこはアニメとは縁のない世界に住んでいたので影響を軽視した、ということなのでしょう。
　最近はアニメの舞台も架空の場所ではなく実際の町が使われるようになり、行政側も、各地で地元振興に繋がれば、と積極的に誘致・支援してたりするようです。個人的には、青山四二番地も夢隠村も現実に存在しないためか、聖地巡礼とかには全く興味がわきませんが、作品の舞台ともなれば行ってみたい、観てみたいと思うファンの気持というのは理解できる気がします。一方で、聖地とみなされた地元側住民が行政の思惑ほどには乗ってこず、トラブルになることもある、という話も、それはそれで理解できます。結局の所、この手のファン活動や同人活動は「迷惑にならないこと」が大前提としてあるべきでしょうから、聖地巡礼等についても、やる側がひたすら自らを「紳士たれ」、と心がけるよりなさそうに思います。
　今の所この喫茶店を訪れるファン層は「紳士的」なヒトばかりのようでもありますし、最近物議を醸している「撮り鉄」などの所業に比べれば遥かに大人しくて自分をわきまえているヒト達ばかりじゃないかと思いますが、店のほうが嫌だというのならそれはそれで配慮も必要ではあるのでしょう。ならば店側もアニメオタク排除を明確に打ち出し、目に余る行為は宣言通り排除されたらそれでよろしいのではないでしょうか？