かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

高校教師の漫画出版不許可問題、都教育委員会もはっきり判断基準を示してやれば簡単に済んだのに適当な対応するから厄介事になるんです。

2021-05-30 20:32:55 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は14.4℃、昼の最高気温は28.2℃、五條市アメダスの最低気温は12.1℃、最高気温は26.8℃でした。今日は朝からよく晴れて、適度に風もある洗濯日和な日曜日でした。昼間は結構気温が上がりますが朝夕は下がる典型的なこの時期の爽やか気候で、出かけるときの服装がなかなかに難しいです。明日も晴れで今日とほぼ同じような気候になる模様。昼間はかなり気温が上がり、強烈な紫外線が降り注ぐはずなので、日差しがあるところに長時間いるのは結構きついかもしれません。

 さて、都立高校の30代の先生が、自分の経験をもとにSNSに投稿していた男性の育児漫画を出版するため、都教育委員会に「兼業」を申請したところ、理由が示されないまま不許可にされとして、都を相手取って取り消しを求める訴えを東京地裁に起こしたそうです。ネット上で人気を集め、それに目をつけた出版社から書籍化を打診されていたとのこと。それを正式に手続きをとって校長を通じ都教委に許可申請を出した所、1回目は受け取り拒絶、2回目は理由も知らされず校長から口頭で不許可と告げられただけ、という体たらくで、今年2月に、都の人事委員会に不許可処分を不服として審査請求を出すとともに、今月、不許可処分の取り消しなどを求めて東京地裁に提訴したそうです。
 どういう事情か一方の情報だけで判断するのもどうかとは思いますが、教育委員会などのこれまでの悪評から察するに、担当者が「漫画」と聞いただけで大した検討もせず安易に不許可としてしまったのではなかろうか、というような想像はできます。あくまで想像に過ぎませんが。もしそうなら、今頃その判断をした担当者や決裁した上司は、こんなふうに報道されかつ裁判ざたになってしまって、結構慌ててたりするのかもしれませんね。
 しかし、この手のニュースは、結局その後の詳報がなかなか届かないのが残念です。人事委員会の判断、裁判時の両者の主張と一審判決、その後の最終的な結果など、最後まできっちり追いかけて報道してほしいものです。

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