今朝の奈良市の最低気温は23.7℃、最高気温は35.8℃、五條市の最低気温は21.8℃、最高気温は35℃でした。今日は朝からよく晴れて、久しぶりに真夏の濃い群青で染め上げたような青空を見ました。当然のように気温も上がり、奈良市では殆ど体温と変わらない猛暑となりました。もっとも今日の私は奈良県内のアメダスで最も低温を記録するところの付近へ出張しての仕事だったため、苛烈な暑さは経験せずに済みました。その場所の朝の最低気温は20.8℃、最高気温は32.5℃でしたが、むしろそこでも30℃を軽々と超えてくる今日の暑さは驚異の一言でした。明日は更に気温が上がり、最高気温は37℃が予想されています。週末以降は台風か台風になり残った熱帯低気圧が次々襲来する予定なので天候は基本雨模様ですが、これも夏の台風のことですのでどの程度当たるかは不明です。なるべく涼しくなるように祈りたいところです。
さて、映画プロデューサーの河村光庸氏が、映画評論・情報サイトBANGER!!!で掲載されたインタビュー記事で、「大ヒットした『鬼滅』や『エヴァ』は逆に映画館を危機に陥れた」、「じつは『鬼滅の刃』や『エヴァンゲリオン』は、ある一定の映画館と映画会社しか儲からなかった。小さな映画を作っている人たちや実写の人たちは、みんなアニメ映画のおかげで排除されたんだから、逆に映画館を危機に陥れたことになるんだ」、という持論を公開されました。それが当たっているのかどうかについてはいろいろな意見もあるでしょうし、映画業界の内幕まで知る由もない素人の当方としては、その論の是非についても「ふーん」以外にさしたる感想も思い浮かばないのですが、どちらかというと、アニメ映画云々以前に、日本の映像文化から淘汰されてしまったのだろうという気がします。そもそも映画自体長らく低迷を続ける斜陽産業な大衆娯楽ですし、全体のパイが小さくなればもともと細々と食いつないでいた「小さな映画」がしわ寄せにあい消滅していくのは自然な現象で、とどめを刺したのが大ヒットしているアニメ映画だったとしても、そもそも余命幾ばくもない意識不明の重体状態だったと思えば、コロナがきっかけで亡くなるお年寄りのようなもので、ほっといてもそう遠くないうちに天寿を全うする事になったんではないかと思われます。
第一、今や映画を倍速再生して鑑賞したりするヒトが珍しくなくなりつつあるという映像文化にとって未曾有の時代を迎えつつあることを思うと、いわゆる映画人の方々はアニメに噛み付いている場合ではないような気がするのですが・・・。
さて、映画プロデューサーの河村光庸氏が、映画評論・情報サイトBANGER!!!で掲載されたインタビュー記事で、「大ヒットした『鬼滅』や『エヴァ』は逆に映画館を危機に陥れた」、「じつは『鬼滅の刃』や『エヴァンゲリオン』は、ある一定の映画館と映画会社しか儲からなかった。小さな映画を作っている人たちや実写の人たちは、みんなアニメ映画のおかげで排除されたんだから、逆に映画館を危機に陥れたことになるんだ」、という持論を公開されました。それが当たっているのかどうかについてはいろいろな意見もあるでしょうし、映画業界の内幕まで知る由もない素人の当方としては、その論の是非についても「ふーん」以外にさしたる感想も思い浮かばないのですが、どちらかというと、アニメ映画云々以前に、日本の映像文化から淘汰されてしまったのだろうという気がします。そもそも映画自体長らく低迷を続ける斜陽産業な大衆娯楽ですし、全体のパイが小さくなればもともと細々と食いつないでいた「小さな映画」がしわ寄せにあい消滅していくのは自然な現象で、とどめを刺したのが大ヒットしているアニメ映画だったとしても、そもそも余命幾ばくもない意識不明の重体状態だったと思えば、コロナがきっかけで亡くなるお年寄りのようなもので、ほっといてもそう遠くないうちに天寿を全うする事になったんではないかと思われます。
第一、今や映画を倍速再生して鑑賞したりするヒトが珍しくなくなりつつあるという映像文化にとって未曾有の時代を迎えつつあることを思うと、いわゆる映画人の方々はアニメに噛み付いている場合ではないような気がするのですが・・・。
