高校野球が観客収入無く存続ピンチらしいですが、ならば商業化すれば余裕で運営していけると思います。

　今朝の奈良市の最低気温は２４．７℃、最高気温は３１．９℃、五條市の最低気温は２３．１℃、最高気温は３１℃でした。今日は終始雨雲っぽいくろぐろとした雲がそこここに浮かび、夕方など絶対夕立が降る、と思っていたのですが、結局雨は降りませんでした。リアルタイムの降雨情報を観ても全国的にそんな大雨が降っているところはありませんし、一体あの雲は何だったのか、台風の残り滓みたいなものだったのかもしれません。明日は今日よりもう少し暑くなりそうな予報ですが、東の海上から秋雨前線が進んできて、明後日には列島上空に到達、まるで梅雨のような気候配置で、しばらく雨模様のぐずついた空が続くようです。しかしまだ８月半ばにも達してないのに秋雨前線？　と早すぎると驚いたのですが、立秋を過ぎて停滞前線が生じればそれは秋雨前線と呼ばれるそうで、その語感の印象とは裏腹に現実にはまだ夏の希少であることは間違いないみたいです。まあこのまま一気に秋になってくれても個人的にはとくに構わなかったのですが、もうしばらく蒸し暑い夏が続くのでしょう。
　
　さて、今日から夏の高校野球が始まっていますが、新型コロナ禍第５波の現状を鑑み、学校関係者を除いて無観客での開催になったとのこと。そのため、通常の営業開催なら一昨年で、約６億５９００万円あった収入が大方失われ、運営が厳しい状況に陥っているとして、主催の朝日新聞社が総額１億円を目指すクラウドファウンディングを立ち上げましたが、現状５５０万円足らずしか集まらないという不人気ぶりなのだそうです。まあ高校野球がどうなろうと知ったことではないのですが、関西ではあれだけ長時間朝日放送テレビで放送しているのですから、広告を取ればいいんじゃないかと思います。それとNHKにも放送料を請求してみてはいかがでしょうか？　放送料名目が具合が悪いのなら、それこそクラウドファウンディングへの協力を依頼すれば、放送局で最も潤沢な資金を誇るNHKなのですから、一億くらいの端金は一瞬で都合がつくことでしょう。それら可能であろう解決策を取らずに国民のお情けにすがろうというのはどうにも理解できない話です。オリンピックでさえここまで商業化しているのですから、夏と春の巨大コンテンツたる高校野球も堂々商業ベースに乗せればいいではないですか。学生の行事で収益を上げるのが心苦しいのなら、遠方の高校の遠征費用を補助するとかして使ってしまえば、文句を言う人間はそうはいないでしょう。商業化＝悪なんてどうしてそんなよくわからない倫理観がはびこってしまったんでしょうね？