かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついに東芝も家電大手の座から滑り落ちる? これもまたある意味昭和の終焉の一つなのかもしれません。

2015-12-15 20:45:50 | Weblog
 今日も1日、季節外れの暖かい天気でした。この気候は明日まで続き、明後日には強い寒波が押し寄せるそうですが、週明けにはまた少し暖かくなるようで、どうも年末という気分が削がれる天気が続くようです。まあ、暖かいのは過ごしやすいですし灯油の消費量も抑えられるので懐にも優しいですし、個人的には悪い事ではありません。いきなり寒くなるその落差が困りものではありますが、それこそ暖房器具や防寒着に本来の仕事をしてもらうことで凌ぐべき事柄でしょう。

 さて、不正会計が発覚して物議を醸した東芝が、経営再建のため、テレビやパソコンの開発拠点がある東京・青梅市の青梅事業所を縮小することにしたのだそうです。更に白物家電を含めた国内外の家電事業全体の従業員約2万4千人から、早期退職などによって数千人規模のリストラも検討しているのだとか。光る回る走る歌うみんな東芝、と全盛期の平家もかくやと言わぬばかりな栄華を誇ったあの東芝が、いつの間にかここまで追いつめられていたとは、なんとも驚きの話です。既に海外向けのテレビ開発や販売から撤退する、という意向を表明している東芝ですが、この分ですと程なく日本の家電市場からも撤退、という話になるんじゃないでしょうか? もっとも、東芝は家電メーカーとしての顔と、世界トップクラスの原発メーカーなどの顔も持っていますから、グループ全体としては、屋台骨が揺らぐ、というほどの心配はないのかもしれません。
 それにしても、テレビといえば日本製が当たり前だった時代がとうに終わったような話は聞いておりましたが、そう言えば最近家電店に行くことも無くなり、最近の動静は全く判りません。そこで、一体今はどんなメーカーがテレビを売っているのか、ととりあえずアマゾンを見てみましたら、シャープやパナソニックなど私でもよく知るメーカーとともに、オリオン電機とかいうメーカーがベストセラー一位となっていました。聞いたこと無いな、と思いましたが、ググってみるとOEMでテレビを作っていた国内企業だそうです。この手の企業で私が知るのはフナイ電気位でしたが、他にも似たような会社があるということなのでしょうね。他には台湾のベンキューだとか海信とかいう中国のメーカーが上がってました。
 まあ多分もうテレビを買うことは無いとは思うのですが、もし買うとしたら、中国製はできたら避けたいですね。おもちゃのタブレットとかだったら安い中国製で十分楽しめるのでそれで構わないのですが、それなりの年数付き合うことが前提の家電は、やっぱり信用第一で選びたいものです。
 しかし、テレビはともかく、そろそろ寿命になりそうな冷蔵庫とか洗濯機とかは、果たして選択肢がちゃんと残っているのか、一度家電店にでも出向いて、見てきておいたほうが良いかもしれませんね。



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