かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

鳥取県で地域密着型の農協系スーパーが全店閉店に?! 地方の底がいよいよ抜け始めたのでは? という予感がします。

2023-02-15 19:44:01 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温はー0.8℃、昼の最高気温は5.7℃、五條市の今朝の最低気温はー1.6℃、昼の最高気温は4.3℃でした。今日は朝からひたすら寒い一日でした。朝出がけに観てみるとカーポートの屋根が白くなっており、今朝未明に軽く雪が降ったようでした。更に1日、電線が鳴るほどの風に煽られ、時々雪が降りしきるような天気で、ほとんど日射もないまま日が暮れました。寒さの底は今日のようで、明日以降は少しマシになり、週末にかけてまた暖かくなってきそうですが、日曜日の雨を境にまた寒さが戻ってくるようです。三寒四温どころか、何回寒くなればいいんでしょうね?

 さて、鳥取県の農協が経営する生鮮食品などを取り扱うスーパー「Aコープ」が、来年度中に全店閉店するのだそうな。1960年代に生活センターとして開業し、1998年に農協が合併した際には、県下12店舗で42億円を売上げていましたが、その後県外資本のスーパーの進出などで経営状況が悪化、現在、4店舗だそうですが、人口減少などもあり最近は赤字続きで、3店舗はこの夏に、残る1店舗も1年後の来年3月に閉店する予定とのことです。この内、2店舗は別のスーパーが進出してきて入れ替わる形になるようですが、他の2店舗については現在交渉中とのことで、どうなるかはまだ未定のもようです。
 つい先日まで地方のデパートが次々閉店しているというニュースに暗澹たる思いが拭えませんでしたが、ついに地域密着型の地元スーパー、それも農協という地方ではそれなりに力のある組織をバックに持つ店が、経営難で廃業するというニュースが流れてくるとは、高齢化と人口減少による地方の衰退はもはやとどまるところを知らず、もはやある一線を越えたような感があります。
 そう言えばうちの近所のAコープは大丈夫なのだろうか? と思って調べてみましたら、母体の株式会社エーコープ近畿が、2022年決算で8億円余の赤字を出して赤字転落したとの情報を見かけました。系列のエーコープ京都は7390万円ほどの純利益を上げていますので全てが駄目というわけではなさそうですが、油断しているとうちでも歩いていける範囲にスーパーが消えて無くなりそうです。Aコープは少々価格は高めですが品物は良いですし圏内で歩いて買い物に行ける唯一の食品スーパーですので、なんとか頑張って欲しいものです。
 少しでも応援するには、やっぱり買い物に行かないといけませんね。

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