かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

姫路城入城料が大幅値上げに?! とはいえ他のお城が安すぎるという気も致しますが。

2025-02-14 20:11:19 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温はー0.5℃、昼の最高気温は10.8℃、五條市の朝の最低気温はー4.6℃、昼の最高気温は9.6℃でした。北の方は少し違ったようですが、私が住む橿原市から南は朝から日中総じて快晴の1日で、朝は強烈に冷え込み、昼間は車の窓を開けて走りたいほどの陽気になりました。朝の出勤時にはまずフロントガラスが凍りついていましたし、ようやくそれを溶かして視界を確保してから出発してみれば、道路の日陰のところは真っ白になっていました。それが昼間は燦々と輝く太陽に照らされて閉め切った車の中は春を通り越した陽気になり、少し冷やすために窓を開けたかったのですが花粉が気になってそれもならず、信号で止まった機会に上着を脱いで少しでも熱がこもらないようにしました。もう少し暑くなってくるようなら、花粉覚悟で窓を開けるか冷房スイッチを入れるかという選択に迫られるところでした。明日は今日同様朝は冷え込んで昼は暖かくなる見込みです。花粉が面倒くさいですが、身体が緩む暖かさは歓迎です。

 さて、国宝にして世界遺産でもある天下の名城、姫路城の入城料が、来年3月1日から姫路市外の人について大幅な値上げをされるそうです。現行は誰彼構わず一人千円ですが、値上げされると姫路市民は据え置きの千円ですが、市民以外は2500円になるのだとか。姫路市が決定し、条例改正案を市議会に上程するとのことでした。
 大阪城のような昭和に建てたものと違い、400年以上前の姿をそのまま現存する天守閣を持つお城は全国に12あり、いずれも国宝に指定されていますが、その入城料はまちまちで、一番安いのが愛媛県の宇和島城で200円、ついで青森県弘前城が320円、その他大半は500円前後で、高いほうだと島根県の松江城680円、長野県の松本城700円、滋賀県の彦根城が姫路城と同じ1,000円でした。姫路市民以外とはいえ、2,500円というのは、この並びでいうと破格の値段になります。
 ただ、数百年前の当時の姿をそのままに残す天守閣内部に入ることができるというのは非常に魅力あるイベントですし、2,500円というのは確かに高額ではありますが、姫路城なら、と思えるものがありますし、観光で遠くから来て一生の思い出に入ることを思えばそうめくじら立てる値段でもないような気がします。むしろそんなお城に、未成年料金ならいざしらず、大の大人が200円とか500円とかで中に入れて上まで上がれるというほうが、今どき間違っているんじゃないかとも思います。
 私の乏しい経験ながら、海外の観光地なら、もっとぼったくりかと思うような料金を取っているところばかりですし、この際海外向けの特別料金も設定したら良いと思います。4千円だろうが5千円だろうが、円安の今、来日客なら喜んで払ってくれるでしょう。それらのお金で未来永劫お城を守って行ってくれたら良いのではないでしょうか。
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