かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

オイオイ、ホントにこの国の男は一体どうしてしまったのだ?

2005-12-10 23:35:54 | Weblog
 今度は学習塾で大学生の講師が小学校6年生の女子を刺殺ですか・・・。呆れて声も出ないと言うのはこういう状態を言うのですね。殴るとかひっぱたくとかをすっ飛ばして、といってひっぱたくのが良いというわけでもないんですけど、それはともかく、いきなりぶすりとやるというその感覚が理解を絶しております。刺した本人の心の中では、端から見ても判らない憤りのレベルゲージがが徐々にアップしていたのかも知れませんが。
 それにしても何故にこうも女の子ばかり災難に遭うのでしょうか? そして、栃木の場合はまだ不明ですけど、昨年の奈良の事件と言い、今年の連続する事件と言い、犯人が決まって男なのはどうしてなんでしょう? 建前では男女平等、でも現実は男性優位社会の中で、その乖離した状況に混乱し、自分を見失っているのでしょうか? それとも、体ばかり大きくなってまるで自立出来ていない幼稚な精神に社会が見てくれにあった責任を押し付けようとするので精神のバランスを崩してしまっているのでしょうか? あるいは、環境的要因等により、致命的な欠陥が、男性の大脳や遺伝子に生じつつあるのでしょうか? 週刊誌の広告には、いかにもそれが原因と言わぬばかりに幼女陵辱漫画の激増を伝える記事の見出しがありました。私はそう言うメディア原因説には今のところ根拠無しと思っているのですが、逆に考えると、そう言う漫画がヒットすると言うことは、それを嗜好する何らかの共通した精神構造が、今の日本人男性にかなり普遍的に存在すると言うことなのでしょう。その中で、より犯罪指向の強い輩が、実際に事件を起こしてしまうと言う事なのではなのかも知れません。つまり、もしこれを機会にその手の漫画を発禁し、この世から消し去ったとしても、日本男性の多くにそう言う何らかの共通した精神的異常性が存在する限り、事件はまた形を変え、様相を異にして今後とも社会を震撼させることでしょう。それを解決し、こんな異常な社会を矯正するには、もう当て推量や思いこみで効果があるのかどうかさえ疑わしい対症療法ではなく、その精神病理が何に由来するのかを、もっと根本的に突き詰めて解明するより無いと思います。その上でメディアにも原因の一端がある、と証明されたのなら、適切にコミックスやゲームを規制すればいいじゃないですか。私は社会的ストレス等による生体への影響が怪しいと勝手に思っておりますが、それにしても結局は何らかの遺伝子が動いて肉体や精神に怪しい作用を顕現しているに違いなく、と言うことは、遺伝子の異常か一塩基多型などの遺伝的欠陥が原因だろうと言うところではないかと思うのです。ガンや糖尿病などの研究も結構ですが、そろそろ遺伝子と脳とココロの関係も本気で研究に取り組む時代になっているはずです。メディアの業界も標的にされたくなかったら、そう言う方面の研究に資金提供してぬれぎぬを晴らす努力をするべきです。もっとも、それでやぶ蛇になったときは、キッパリ転・廃業するくらいの潔さを持って取り組んで欲しいですけどね。


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