バイクはようやく常態に復帰しました。クラッチ操作ができるなどごくごく当たり前のことなのですが、それでも、1時の不自由を強いられた身としては、その当たり前に動くということが実にありがたく思えたりします。ただ、こちらの癖にあわせてレバーの握りを微調整する必要があるので、完全復帰は明日に持越しです。
それにしても、弱り目に祟り目というのはこのことか、と思うのですが、ようやくバイクが直ったところで帰宅しようと思いましたら、ぱらぱらと雨が降ってきました。初めのうちは、まあうちまでも近いことだし、大したこともないだろう、と高をくくっていたのですが、それからいかほども行かないうちに雨脚がどんどん強くなり、うちにたどり着いたときにはすっかりずぶぬれになってしまいました。昼間は実によく晴れた暖かい一日だっただけに、完全に油断しておりました。これほどの降りになると予測していれば、間違いなく雨合羽を着用していたはずなのですが、まあ間の悪いときというのはこういうものなのかもしれません。無事修理も済んで、うちにも帰りついたということで、満足すべきなのでしょうね。
さて、国土交通省が2001年から2005年までの間、ダムなどを整備するための治水特別会計から5億円を支出し、治水事業をPRするミュージカルなるものを100回以上公演していたのが判ったそうです。その前にも、今話題の道路特定財源を使って公共事業をアピールするミュージカルを公演していたとして野党から追及を受けており、いわば火に油を注ぐことになりそう、とのことなのですが、これだけでは何がそれほど問題なのか、もう一つ見えてこない気がします。要するに無駄遣いだ、とマスコミも野党もいいたいのだろうと思うのですが、公共事業の大切さを説くこと自体は目的としてそう大きな間違いでもないようにも思いますし、そのための5億円が、いわゆる宣伝費として常軌を逸している高額なものなのかどうかは、私にはよくわかりませんので、なんとなくあやふやな気分になるのです。ただ、公共事業をわざわざそんな形でPRして必要性を訴えねばならない、ということ自体が、そもそも不思議な状況にも思えます。国民がそれら事業を必要とし、製作を支持しているのなら、わざわざPR活動などしなくてもよいわけですし、第一、そんな宣伝よりも、きっちり情報公開して整備状況や整備によって得られた地域の改善効果などをはっきり数字で示していくほうが、よほど説得力のあるPRになるはずです。道路公団民営化の時もそうでしたが、どうもお役所は自分のしていることによほど自信がないのか、その種の数字を出すことを病的に嫌う傾向があるようです。でも、全体から見ればわずかな額の宣伝費に噛み付かれて四苦八苦する位なら、堂々と数字を元に論議し、自身の考えを主張すればいいと思うのです。でも、ひょっとしたらこれは国土交通省の巧妙な陽動戦術なのかもしれないですね。小さな額の小さなお話に世間の耳目を引き付けておいて、はるかに巨額の大問題を隠そうとしているのかも? なんて、うがちすぎでしょうか、こんな考え方。
それにしても、弱り目に祟り目というのはこのことか、と思うのですが、ようやくバイクが直ったところで帰宅しようと思いましたら、ぱらぱらと雨が降ってきました。初めのうちは、まあうちまでも近いことだし、大したこともないだろう、と高をくくっていたのですが、それからいかほども行かないうちに雨脚がどんどん強くなり、うちにたどり着いたときにはすっかりずぶぬれになってしまいました。昼間は実によく晴れた暖かい一日だっただけに、完全に油断しておりました。これほどの降りになると予測していれば、間違いなく雨合羽を着用していたはずなのですが、まあ間の悪いときというのはこういうものなのかもしれません。無事修理も済んで、うちにも帰りついたということで、満足すべきなのでしょうね。
さて、国土交通省が2001年から2005年までの間、ダムなどを整備するための治水特別会計から5億円を支出し、治水事業をPRするミュージカルなるものを100回以上公演していたのが判ったそうです。その前にも、今話題の道路特定財源を使って公共事業をアピールするミュージカルを公演していたとして野党から追及を受けており、いわば火に油を注ぐことになりそう、とのことなのですが、これだけでは何がそれほど問題なのか、もう一つ見えてこない気がします。要するに無駄遣いだ、とマスコミも野党もいいたいのだろうと思うのですが、公共事業の大切さを説くこと自体は目的としてそう大きな間違いでもないようにも思いますし、そのための5億円が、いわゆる宣伝費として常軌を逸している高額なものなのかどうかは、私にはよくわかりませんので、なんとなくあやふやな気分になるのです。ただ、公共事業をわざわざそんな形でPRして必要性を訴えねばならない、ということ自体が、そもそも不思議な状況にも思えます。国民がそれら事業を必要とし、製作を支持しているのなら、わざわざPR活動などしなくてもよいわけですし、第一、そんな宣伝よりも、きっちり情報公開して整備状況や整備によって得られた地域の改善効果などをはっきり数字で示していくほうが、よほど説得力のあるPRになるはずです。道路公団民営化の時もそうでしたが、どうもお役所は自分のしていることによほど自信がないのか、その種の数字を出すことを病的に嫌う傾向があるようです。でも、全体から見ればわずかな額の宣伝費に噛み付かれて四苦八苦する位なら、堂々と数字を元に論議し、自身の考えを主張すればいいと思うのです。でも、ひょっとしたらこれは国土交通省の巧妙な陽動戦術なのかもしれないですね。小さな額の小さなお話に世間の耳目を引き付けておいて、はるかに巨額の大問題を隠そうとしているのかも? なんて、うがちすぎでしょうか、こんな考え方。
知り合いの東京都の某市の局員に、何回も劇団四季のミュージカルに誘われた事が有るんですが、その人の話によると、全職員が年に2回程は無料で行けるそうです。
あと、格安でチケットを入手するルートも。
それで、本人はその事を何も疑問に感じていないようでした。
どうもその事が仕事にプラスになると、本気で思っているようで。
我が大和国にしても、自分たちがどれだけ貴重で重要な文化遺産の上に居座っているか、ということをあまり理解してない気がします。地方分権、などとお題目を唱えてみても、自分たちのよって立つ地方の特色とその価値を理解していない限り、何をやってもそれは無駄遣いにしかならないように思えます。少なくともこの土地で政治や行政に携わる人間は、すべからく我が国の歴史に精通しておく位は必須の資質だと、いつも思うのです。