奈良市の今朝の最低気温は5.4℃、昼の最高気温は11.7℃、五條市の今朝の最低気温は4.4℃、昼の最高気温は10.3℃でした。今日は午前中は雲が多くなかなか日が差さない状況でしたが、昼ごろからだんだん雲が減り、、夕方にはすっかりほぼ快晴の青空が広がりました。その分少しばかり気温も上がりましたが、このまま行けば明日朝はまたきつい冷え込みに見舞われることでしょう。どうも先日来喉の調子がおかしいのが治りもせず悪化もせずに来ていますが、これを悪化に傾けないよう、暖かくしてとっとと寝てしまいたいところです。
さて、我が国で民間初のロケット「カイロス」の打ち上げ、先日は危険区域に船が侵入して直前に中止となっていましたが、今日改めて打ち上げをやり直したところ、少し上がった所で突然機体自体が爆発、地上に落下して周辺が一時炎上しました。ロケットを開発した民間企業「スペースワン」の会見では、打ち上げ5秒後に「自立飛行安全システム」が機体の不具合を検知して飛行中断を実施、機体を爆破したとのことです。落下した機体の残骸が打ち上げ場でしばらく燃えていたみたいですが、もしもう少し上がってからの中断爆破だったら打上場周辺の山林に燃え広がっていたかもしれず、システムによる早めの決断が結果的に被害を限定的なものにしたという、文字通りの安全システムとして働いた模様です。「スペースワン」では、早急に原因の究明を行い、次に繋げたい模様ですが、小規模とはいえ上がり始めたロケットが突然空中で爆発飛散する映像では、1986年1月に起きたスペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故を思い出し、その衝撃に打ち震えました。
まあイーロン・マスク率いるスペースXのロケット「ファルコン」も最初はやたら爆発・墜落していましたし、最初のステップとして打ち上げ直後の爆発はロケット開発にあるあるな洗礼のひとつなのかもしれません。イーロン・マスクなど何も気にせず「すぐ改良すればいい」としばらくは何度もやり直して、今やバンバン宇宙に向けて飛ばしていますから、スペースワンもそれくらい気を楽に持って改良改善に勤しんでくれたら良いと思うのですが、日本人がそんな楽天的な気持ちでやれるのかどうか。というか率先してそういう方向で応援をしてあげなければいけないと思うのですが、JAXAへの対応など観ていると、マスコミが率先して、失敗許すまじ! という空気を作ろうと仕掛けてくるので、どうかそういう雑音には振り回されないようにしてあげられたら良いなと心から思います。
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