ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

博多鶏炊き濃厚らーめん ひのとり 東京東陽町本店(東京都江東区東陽)

2013年01月23日 23時04分02秒 | ラーメン
今日は仕事帰りに途中下車して新規開拓しようということで東西線の東陽町駅で降り、
2番出口から出て左に進路をとり、直近の交差点の近くにある「ひのとり」に食べに行きました。

店に入り、入り口の右側の券売機で特濃鶏炊きらーめん(880円)の食券を購入し、
カウンター席に座ってから食券を店員さんに渡したのですが、ふと気になって味玉の有無を
確認したらないとのことだったので追加で100円を現金払いしてお願いしました。

待っている間にカウンター席のポップを見たら、「うちはラーメン屋やけん、お酒・ビールは、
1人3杯までにしとってね!!」とのこと(写真左上)。ラーメン屋としての矜持を感じさせます。

出て来たのは鶏白湯ベースのスープに中太縮れ麺が入り、鶏チャーシュー、つくね、海苔、
ネギ、麩、水菜、キャベツ、味玉が乗った一杯で、味変用のポン酢が別皿で出て来ました。

スープはベースの味がしっかり出た濃厚な味わいで、“特濃”の名に恥じぬ仕上がりです。
麺はコシがしっかりあり、縮れていることもあってかスープの持ち上げも良好です。

やわらかめの鶏チャーシューはかなりの薄味でスープの味をぶち壊さないのですが、
わずかな薫香で存在感を出しており、なかなか良い感じです。
その一方でつくねは軟骨入りでコリコリしているのは良いのですが、
肉の部分がパサついていたのが気になりました。
水菜のシャキシャキした歯ごたえがアクセントになっていましたが、
これはもうちょっと大きく切ってくれた方が活きたような気がします。
また、ボイルしたキャベツは箸休め的なポジションでしょうか。
味玉もきっちり半熟でほのかな薫香を感じさせ、これもスープにマッチしています。
海苔と麩はスープのインパクトに負けて存在感がありませんでしたが・・・。

あと、味変用のポン酢に麺やキャベツを浸して食べるとさっぱりした味わいでリセットでき、
濃厚なスープに支配された一杯が最後まで飽きることなく食べられました。

全体的には鶏の水炊きとラーメンをうまく融合させた一杯で、変わりモノと見せかけつつ、
実は計算された緻密な味わいだと思いました。ただ、味変用のポン酢に一番合っていたのが
キャベツだったことを考えると、キャベツの量はもうちょっと多い方が良いような気がします。
早い話、キャベツを追加トッピングで頼めば良かっただけの話ですが・・・(笑)。
コメント
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