半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

真冬の 『移動動物園』。

2010-01-08 20:30:11 | 動物園、水族館、植物園
昨年、12月24日のブログで、 「毎年、この時期になると動物園に行きたくなる」 という話を書きましたが、今日はその理由について書かせていただくことにしましょう。

わが家のポストに 『移動動物園』 がやってくるというチラシが入っていたのは、1997年の12月のことだったと記憶しています。驚いたことに、その場所はわが家からわずか数分の所にある空き地!。うちのカミさんは娘の出産を間近に控えていましたが、すぐ近所ということもあり二人で出かけてみることにしました。今からちょうど12年前、1998年の1月8日のことでした。




一般的な移動動物園は、ヤギやヒツジのように大人しくてあまり大きくない草食獣がメインのようです。しかし、このときやってきた移動動物園にはラクダやシマウマのような大型獣や、トラやライオン等の猛獣まで含まれていました。






草食獣に関しては、エサの入ったバケツを買えば、自分でエサを上げられるようになっていました。




しかし、元々我が家の周りは何も無いような場所。お客なんか入るわけはありません。この日もお客は私たち夫婦の他には一組だけで、すぐに退場してしまうという状況でした。おまけに酷く寒い日だったので、途中で雪までちらついてきました。




近所の空き地に突如出現した動物園……

客は私達夫婦の二人だけ……

雪が降る中、じっとたたずむシマウマやライオン……

今でもこのシュールな風景は私の脳裏に焼きついて離れません。写真が残っていなかったら、夢か幻の中の出来事のような気がしてしまったことでしょう。


それにしても、このホワイトライオンの赤ちゃん、今でも元気に生きているのだろうか?



カミさんが娘を出産したのは、その3週間後のことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする