半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

埼玉県立近代美術館で、 『カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命』 をみました。

2017-03-15 17:34:12 | 美術館、展覧会
さて、今日は昨日のブログの続きです。せっかく 『パティスリー・アカシエ』 まで行ったことでもあり、少し足を伸ばして埼玉県立近代美術館を訪問してみることにしました。現在開催されている企画展はこちら、 『カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命』 です。





ポスターは私が最も好きなジャンルの一つなので、告知を見たときから是非訪問してみたいと思っていました。


今回の企画展に展示されている作品は、質、量共に世界有数の内容を誇る故・松本瑠機氏のコレクション。非常に程度が良好であることはもちろん、普段目にすることができない直筆の原画や習作なども見ることができるという大変内容の濃い展覧会でした。本当に、行って良かった!。






普段、あまり図録を買わない私ですが、今回は迷わず買ってしまいました。




私が旧いポスターに興味を持ったのは学生時代のことで、当時もよく展覧会に足を運んでいました。そういえば、東京都庭園美術館を初めて訪問したのも、カッサンドルの展覧会だったなぁ・・・・・・というわけで、何か当時の物が残っていないか探してみた所、これが出てきました。今から33年以上前、池袋の西武美術館で開催された展覧会の図録。私が一番好きな “マリー・ブリザール” のポスター、オリジナルはここで1回見たきりです。



正直な話、今までに何度かカッサンドルのオリジナルのポスターを購入するチャンスがありました。しかし、程度が悪かったり、価格的な問題で決心が付かなかったり、真贋に関して今一つ自信が持てなかったり・・・・・・結局一枚も手に入れることができずに現在に至っています。今にして思えば、あの頃は現在では信じられないほど安い価格の作品もあったんですけど、さすがに最近では私ごときでは到底手の届かない世界に入ってしまったなぁ・・・・・・

でも、その代わり?に購入した何枚かのポスター達は、今でも私の大切な宝物になっています。実は我が家の玄関に飾ってある “アレ” 、皆さんまさか本物だとは思っていないようですけど、正真正銘のオリジナルなんですよ (笑) 。
コメント
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