近所まで行く用事があったので、静嘉堂文庫美術館に行くことにしました。
現在開催されている企画展はこちら、 『酒器の美に酔う』 です。
私はお酒を口にすることは滅多にありませんが、美術品としての酒器には洋の東西を問わず魅力を感じています。
でも、自分にとって使い道がない物を手に入れることは、恐らく一生ないだろうなぁ・・・・・・。ヴィトゲンシュタインも 『論理哲学論考』 の中で “存在は必要なしに増加させてはならない” といってましたしね (笑) 。
絵画や彫刻のように、最初から “用” を持たない純粋芸術に関してはそういった壁を感じることはないのに、ちょっと不思議ですね。