これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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丸ごと食べる鯖の味噌煮…圧力なべでしか作れない!

2009-04-14 | 
鯖の味噌煮 
鯖の味噌煮は 手抜きで 

水煮の缶詰で作ったりすることもあるのですが、(侮れないおしさです!)

今回は ピチピチの鯖で作りました。


久々に午前中 食品の買い出しをしました。

近くのスーパーですが、ここは、鮮魚部門がかなり充実しています。

今回の目玉は 鯖。

発砲スチロールのトロ箱に氷詰めされた状態で 売られています。

目に力があり、お腹が固く張っている鯖を3尾選びました。



ピチピtさば3尾一尾150円 しめて450円のお買いもの。

頭をカットしたり、中を洗ったりする程度の処理は 

対面コーナーでサービスしてもらえるのですが、

今回はそのまま持ち帰りました。

ひらめいたメニューは 鯖のみそ煮と もう一品だったから。

私流 鯖のみそ煮は 圧力鍋で 骨ごと煮ます。

だから、身がなるべく崩れないように、筒切りです。


頭落とした鯖 私は小さなまな板2枚を肉や魚の下処理に使っています。

 だから まな板からはみ出しそうにしている鯖も 

 さほど大きくはありません。

 30㎝前後かな。

頭を落とし、残りの身を3等分にします。

 尾も切り捨てます。







しらこまでプリプリ!尻尾に近い部分は 排出孔(肛門?)を過ぎたところでカットです。

は 後々お腹を洗う時に とても大事です。

排出孔が最後の切り身に残ると、

中を洗うのにちょっと苦労します。

そして 内臓を指で引っ張り出し、(ここからは流水で)中骨に沿ってある

血合いを指と爪で掻き出しながら洗います。




中を洗いだした鯖(筒切り)
鯖のお腹の皮が破れないように 

そっとそっと中をきれいにします。

お腹が破れると、煮た時 筒の形が壊れて 

腹側が外に反った形になります。











沸騰したお湯でアク取りカットした鯖が全部入るような鍋にたっぷりの湯を沸かし、

塩小さじ1/2と酒大さじ1ほどを入れます。


その中に、そっと鯖を入れて再度沸騰させます。


沸騰後30秒ほどしたら、火をとめ、茹でこぼします。

上に浮いたアクがオーバーフローするような感じでこぼします。

これで 鯖の下処理完了。





次にみそ煮の準備です。

調味料全部をミキサーにかけます。

この時、ちょっと多めに作るのがこつです。

私はミルサーを使って滑らかなペースト状の味噌にします。

材料は、 味噌・酒・砂糖・みりん・醤油・ショウガの薄切り です。

分量としては

味噌80g前後
2カップ
砂糖40g
みりん大さじ1
ショウガ20g前後
醤油大さじ1

鯖の味噌煮の美味しさは 日本酒を思いっきってたくさん使うことです。

水は足さずに 酒だけの水分で煮る作り方もあるほどです。

鍋にミキサーにかけて滑らかになった調味料を移し
(1/4ほど残しておき、後で味を整えるときに足りなければ残りを適宜加えます)水をカップ1~1.5 足します。

その中に下ゆでした鯖をそっと移し鍋底に並べます。

今回はタケノコの根っこの固い部分を隙間に入れました。

蓋をして、圧力がかかり始めたら弱火で20分ほど加圧。

火を止めて、自然冷却します。

蓋を開けて、調味料を鯖に回しかけながら 煮詰めていきます。

味をみて 物足りなければ、残りの味噌も足します。

味噌のしゃぶしゃぶ感がなくなり、とろーっとしてきたら出来上がり。

圧力をかける時間が多ければ、中骨まで柔らかくなっています。

でも そこまで 柔らかくなくても大丈夫。

骨ごとお皿に盛りつけても 食べるときは簡単に骨が身から外れます。

盛り付けた上に たっぷりの針しょうが(ショウガの薄切りをごく薄い千切りにしたもの)を天に添えるのが一般的。

今回は 旬の山椒があったので 使いました。

圧力鍋で煮た鯖は煮汁にしっかり骨の栄養が溶け出ていて 味に濃くがあるのです。

今回使った圧力なべは ドイツ製のパーフェクト。

私にとって 四代目。 ヨーロッパ駐在の長かった妹の勧めでした。

ヨーロッパではトップブランドで 他の追随を許さない品質の高さと使い勝手のよさがあります。

使い比べて 納得できる圧力なべです。
WMF パーフェクトプラス圧力鍋 4.5L 018WF-2137

WMF (ヴェーエムエフ)

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和裁のお稽古 事始め … 師と出会う

2009-04-14 | 着物
今から十年ちょっと前に 今の住まいに引っ越してきました。

地元の様子が知りたくて、時間があるときは 自転車でお散歩…買い物のついでにちょっと遠回りしてご近所探索!

そんな中 古い街並みの一角に、「和裁教室…いつでも 始められます。」という看板がその家の壁にはってありました。名前も電話番号も書いてあったけど、メモせず 素通り。そんなことを数回繰り返していたと思います。

5年ほど前に、やはり 同じ道を自転車で通ることがあり、携帯電話に番号と名前を控えました。


見知らぬお教室の門を突然叩くのはためらわれ、まずは電話してからと思ったのです。


家に帰り、早速 電話してみました。

何回か留守?で 電話を取ってもらえなかった後で ようやく 出てもらえました。
ご本人でした。




高齢で一人住まいであること。

持病があり、通院などや ご自身のおけいこなどで、
週一回、教室を開いていること。

朝10時から始まり、弁当持参で 夕方4時までお稽古があること。

6人ほどのお弟子さんがいらっしゃること。

いつからでも 始められるし、自分で仕立てたいと思っているものを習えること。

まずは、教室開催日に 顔を出して御覧なさい。
といったような内容でした。



五年まえの正月明けのことです。

早速 挨拶に伺い、2月から 教えていただくことになりました。


先生は 八十が近いのよ、でもまだまだ自分でも仕立てもしていますとおっしゃる大変小柄な方でした。

そしてびっくりしたことに おけいこにいらしている方はみなさん 
シニアクラスに達している方々ばかり。

まるで 老人クラブの集まりに参加するのかと思ってしまったほどです。

「最初だから、浴衣からでも縫い始めましょうか」 と言われ多少ショックでした。


反物は 母の持っていた古い藍染の浴衣地がありました。それを使うことに。


そして 2月から 早速 教室通いが始まったのです。
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