
枕カバーが擦り切れてるよ~と 念押しされたのは ちょっと前のこと。
替えの一枚が 擦り切れるどころか 穴が空いていたのですが


我が家の家族は 私以外 みな 寝姿はほとんど うつ伏せ。
結婚したころは、市販のピロウケースを使っていたのですが、なにせ、一晩でぐしょぐしょです

口もとの締まりも悪く 寝返り打つたびに ゆだれ?
タオルを巻いても 繰り返す寝返りに 取れてしまうし。
対策として バスタオルでピロウケースを作ることになりました。
バスタオル地は 厚いので 裏・表を バスタオル地で作ると、縫いにくいし、洗濯しても乾きにくいだろうと、
裏は綿100%の天竺木綿を使用。
ところが 生地屋さんは 年々少なくなるし、天竺木綿を置いている生地屋さんもなかなかなくて
今では 贈答品の平織りのシーツを切って代用しています。
裏側の寸法は 表側より 長さを最低20㎝は長くカットし、さらに3:2の割合で切り分けます。
枕の取りだしは 裏布の重なった部分から。
重なりは 最低10㎝あれば 枕が飛び出すこともなく、安定がいいようです。

一枚のバスタオルで 2枚のピロウケースが作れます。
最初の頃は、どんなタイプのバスタオルでも ピロウケースに変身させていたのです。
ところが パイルタイプは パイルをひっかけて 糸が出てきて表面が汚くなるのです。
今では、シャーリングタイプ(パイルの上部をカットしてある肌ざわりのソフトなタイプ)だけを使うようになりました。

枕の実寸でいけば バスタオル半分の大きさは必要ないのですが、必要寸法を中心から取り、その寸法で ミシンかけ。
まわりは 軽いドレープになり、寝心地のアップにもつながっているような

ミシンの針目も1㎝に3針ほどの大きさで。
この内側のミシンかけは二周して 枕の出し入れでもほつれたりしないように丈夫に縫っています。
バスタオルは 半分に切って、裁ち切りのところだけ、裏布と中表にして縫い合わせますが、後の三か所は端をそのまま利用。
厚くならずに ミシンかけも楽です。
といっても 押さえはウォーキングフィット↓を使っていますが。
